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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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ミッドウェー海戦の兵装転換 62

戦いが開始される前ヨークタウンには戦闘機二十五機、爆撃機三十七機、雷撃機十五機を搭載していた。

そのうち爆撃機十機は偵察に出していたので、残っていたのは、戦闘機二十五機、爆撃機二十七機、雷撃機十五機となる。


アメリカ軍の戦闘機二十五機。

日本軍戦闘機三十六機。


もちろん十分過ぎる差がある。

だが、損害がゼロというわけにはいかない。

ここは史実にある第一次攻撃隊の損害を使用することにする。

戦闘機二機、艦爆一機、艦攻五機を失う。


そして、ヨークタウンへの攻撃。

赤城の艦爆十八機のうち六機が対空砲火で落とされたものの、十二機投弾し四発命中。

加賀の艦爆も六機が撃墜されたものの十一機投弾し三発命中させる。

艦攻隊の攻撃もほぼ同時に始まる。

飛竜の艦攻隊十三機のうち三機が対空砲火で落とされ十機が雷撃に成功し、四本の魚雷を命中させる。

続いて攻撃に入った蒼龍の艦攻隊十八機のうち十四機が魚雷を発射六本が命中。

珊瑚海海戦では取り逃がしたヨークタウンを沈めることに成功する。



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