ミッドウェー海戦の兵装転換 58
もうひとつ決めておかねばならないことがある。
今回は陸上攻撃をおこなわない。
正確にはこの日に敵艦隊を排除し終わったところで夕方または夜間に爆撃をおこなう。
または上陸を一日延期する。
すでに奇襲は不可能になっている以上、延期しても問題ない。
このような考えを山本五十六大将ほか連合艦隊上層部ができるとは思えないが、それは海戦が終わってからのことであるのでここでは後回しにする。
さて、陸上攻撃はなく艦船攻撃に集中するとなった場合、当然その編成も変わる。
史実では出番がないまま退艦することになった赤城と加賀の艦攻隊、蒼龍の艦爆隊が第一次攻撃隊となるべきである。
だが、実際にこのような状況になった場合なら、すでに準備が始まっているおそらく第一次攻撃隊、第二次攻撃隊の発艦順は変わらなかったことだろう。
そういうことで、ここでは対艦攻撃に変更するものの、攻撃順はそのままということにする。
第一次攻撃隊。
戦闘機。
各艦九機計三十六機。
艦爆。
赤城、加賀、各十八機、計三十六機。
艦攻。
飛竜十五機、蒼龍十六機、計三十一機。
さらにそれに先立ち各空母二機から三機の偵察用の艦攻を発艦させる。
第二次攻撃隊。
戦闘機。
各艦九機計三十六機。
艦爆。
飛竜、蒼龍各十八機、計三十六機。
艦攻。
赤城十六機、加賀二十四機、計四十機。
上空直掩。
各空母三機計十二機。
艦攻が史実より少ないのは偵察用に回したためである。




