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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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ミッドウェー海戦の兵装転換 50

さて、一方のアメリカ軍であるが、三隻の空母を炎上させてものの、自分たちも二隻の空母が沈められている。


十一時五十分。

ヨークタウンから偵察のため、爆撃機十機が発艦する。


十二時。

撃沈された二空母から避退してきた六機の戦闘機と四機の爆撃機に続き、大戦果を挙げた攻撃隊がヨークタウンへやってくる。


エンタープライズ隊。

戦闘機十機、爆撃機十九機、ボロボロになった一機を含む雷撃機四機。

ホーネット隊。

爆撃機二十二機。

ヨークタウン隊。

戦闘機五機、爆撃機十七機。


この時ヨークタウンには戦闘機二十一機、爆撃機十機、雷撃機三機が残っていた。


だが、レーダーは自軍の編隊の後方にもうひとつの大編隊を探知する。

飛竜と瑞鶴から飛び立った第三次攻撃隊である。



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