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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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ミッドウェー海戦の兵装転換 42 

ここから話を進めるうえで、もう少し情報を追加しよう。


資料を見ると、ミッドウェー海戦時、各空母の防空に充てた戦闘機数はこうなる。

赤城三十五機、加賀十六機、蒼龍十二機、飛竜二十二機。


記載ミスや重複はあるかもしれないが、三空母炎上後、飛竜に着艦した戦闘機の数を考えれば各空母十機以上を防空戦に使用していたのは間違いない。


何度も言っているが、上空警戒に当てる予定の戦闘機は各空母三機。


ただし、ミッドウェー島を占領後運用するはずだった第六航空隊所属の戦闘機二十一機を載せていた。

これを転用した可能性もあるものの、記録で確認できる第六航空隊の搭乗員はふたり。


また、加賀では第一次攻撃隊の搭乗員の名が確認できるので、ミッドウェー島攻撃から戻ってきた直後に防空戦に参加した者もいたと思われる。

もちろん第二次攻撃隊の戦闘機も防空戦に転用していたのは間違いない。


どちらにしても各空母十機以上の戦闘機が発着艦を繰り返していた。

そうなれば、攻撃隊を飛行甲板に並べるのは困難であったことであろう。

まして、全空母同時発艦し、攻撃に向かうなど無理。

それをおこなおうとしたのだ。

あの結果も十分考えられるというものだ。




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