33/68
ミッドウェー海戦の兵装転換 33
着艦から再出撃までに要する時間は、南太平洋海戦時の隼鷹の記録を参考に推察すると、一時間半から二時間。
第二次攻撃隊が着艦したのは十二時。
つまり、十三時半から十四時には発艦できるということになる。
もちろんそうなると、友永大尉の艦攻隊は十一時半くらいには出撃可能ということになる。
こうなるといよいよ艦攻隊を出撃させたように思えるが、とりあえず話はこのまま進める。
再出撃まで二時間。
十四時に再出撃ということにする。
この時には捕虜の言葉から敵には空母二隻が残っていることがわかっている。
当然二隻とも沈めるつもりで攻撃隊を分ける。
そして、戦闘機十機、艦爆十八機、艦攻十機。
これが第三次攻撃隊の陣容となる。




