ミッドウェー海戦の兵装転換について

ミッドウェー海戦の兵装転換 ３

続いて、アメリカ軍空母部隊の航空戦力について書き加える。

各空母の搭載機数。

第十六任務部隊。

エンタープライズ。

戦闘機二十七機、爆撃機三十六機、雷撃機十四機。

ホーネット。

戦闘機二十七機、爆撃機三十六機、雷撃機十五機。

第十七任務部隊。

ヨークタウン。

戦闘機二十七機、爆撃機三十七機、雷撃機十五機。

日本空母攻撃に向かった艦載機数。

第十六任務部隊。

エンタープライズ。

戦闘機十機、爆撃機三十三機、雷撃機十四機。

ホーネット。

戦闘機十機、爆撃機三十五機、雷撃機十五機。

第十七任務部隊。

ヨークタウン。

戦闘機六機、爆撃機十七機、雷撃機十二機。

空母に残った艦載機数。

第十六任務部隊。

エンタープライズ。

戦闘機十七機、爆撃機三機。

ホーネット。

戦闘機十七機、爆撃機一機。

第十七任務部隊。

ヨークタウン。

戦闘機二十一機、爆撃機二十機、雷撃機三機。

ここで重要なのは、もちろん上空援護に使える戦闘機で、第十六任務部隊エンタープライズとホーネットはそれぞれ十七機、合計三十四機の戦闘機を温存していた。

第十七任務部隊のヨークタウンは二十一機の戦闘機が母艦に残っていたことになる。