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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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27/68

ミッドウェー海戦の兵装転換 27

アメリカ軍の被害は史実より多い空母三隻。

一方の日本軍の被害は空母四隻と史実と変わらない。

ということは日本軍の大敗から引き分けに持ち込んだように見えるが、そうではない。

搭乗員の損害である。

史実では空母の炎上に巻き込まれた者を含めて百三十九名。

だが、こちらでは空母攻撃に向かったのは戦闘機各空母三十六機、艦爆三十六機、艦攻二十七機合計四十五機。

そのうち艦爆三十一機、艦攻三十三機が落とされているので、百六十一名が戦死。

そこに第一次攻撃隊と防空戦での損害を加えると二百名は超える。

もう少し詳しくいえば、赤城、加賀、飛竜の艦攻隊、飛竜と蒼龍の艦爆隊はほぼ壊滅ということになり、史実ではこの戦いでは生き残った赤城の村田少佐や蒼龍の江草少佐もここで戦死していた可能性が高い。


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