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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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24/68

ミッドウェー海戦の兵装転換 24

史実によれば、アメリカ軍が残った飛竜の位置を確認したのは十四時四十五分。

そして、友永大尉率いる飛竜攻撃隊がヨークタウンに攻撃を始めたのはそれより少し前の十四時三十分ごろ。

ただし、ここでは十二時の着艦から攻撃準備が始まるので、発艦が始まったのは十四時三十分。

そして、上空で編隊を組み攻撃に向かうのはそれから三十分後となる。


アメリカ軍も少しだけ遅れたところで、戦闘機十二機と爆撃機四十三機、雷撃機六機からなる攻撃隊の発艦する。


そして、それから一時間後、レーダーに機影が映る。

すぐさま迎撃用戦闘機二十四機を上げる。

なお、この発艦数は実際のミッドウェー海戦時にホーネットから発艦させた第一次攻撃隊の数を参考にしているが、あきらかなに日本軍より同時発艦数が多いのは雷撃機だけではなく戦闘機も大胆な折り畳み機構があり占有面積が少ないためだと思われる。

なお、最大機数となる爆撃機にはその構造はないようであるのでこちらも同時発艦は難しかった可能性もある。



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