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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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ミッドウェー海戦の兵装転換 22

続いてアメリカ軍。

ヨークタウンに着艦したのは戦闘機四十二機、爆撃機八十二機、雷撃機六機。

さすがにこのすべてをそのまま運用するのはさすがに無理があり百機まで絞ることにする。


根拠としては南太平洋海戦時、エンタープライズが九十五機を載せており、それに五機プラスしている。

その時のエンタープライズは戦闘機三十六機、爆撃機四十四機、雷撃機十五という内訳なので、それに準ずることにする。


大きさはそう変わらないにもかかわらず、飛竜は六十機弱、ヨークタウンは百機近い。

この差は積み方によるものと思われる。


というわけで、着艦の完了と投棄作業が終了した時のヨークタウンの艦載機の内訳はこうなっている。


戦闘機四十一機、爆撃機五十三機、雷撃機六機。


そう。

実はこの時点で空母艦載機の数は日米で逆転していたのである。


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