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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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ミッドウェー海戦の兵装転換 14

修理不能機の投棄は理解できるが、着艦スペースを開けるために搭載機を投棄するというのはなかなか難しい。


前述した着艦順で示せば、飛竜の艦載機である戦闘機八機と艦爆十機が一番、続いて蒼龍所属の戦闘機八機と艦爆十機が着艦する。

最後に第一航空戦隊所属の戦闘機十六機、艦攻二十四機となる。


艦爆についてはこの時点で二十機。

常用数十八機と変わらず、余程の破損がなければ艦攻を着艦させるためだけに投棄は難しいだろう。

そうなると、着艦スペース及び格納できる数というそれだけで投棄するのは戦闘機であろう。


投棄作業がおこなわれる前に調べる必要があるもの。

それは、そもそも日本の空母で搭載機数一杯に発艦、着艦させたことはあったのか?

答えはイエス。

まず、珊瑚海海戦。

そのほか昭和十七年二月のダーウィン空襲というものがある。


ダーウィン空襲に飛竜よりも大型ではあるが加賀は戦闘機九機のほか艦爆十八機、艦攻二十七機を、多少の時差はあるものの同時に発艦させており、当然同じように帰ってきた航空機を収容している。

そして飛竜も、戦闘機九機、艦爆十七機、艦攻十八機、あわせて四十四機を一度に受け入れている。


つまり、その気になれば、帰って来た全機を着艦させられなくはないということなのだろう。


問題は着艦待ちの時間を赤城と加賀の所属機が待てるかということになる。


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