第一話「自殺」
字数が少ないことがコンプレックスな作品です。一年前ほどに書いていたものを投稿したため、その時期は字数の伸ばし方を知りませんでした。まぁ、今も感情や台詞間の言葉などは少ないですが。まぁ、アニメっ子だからしゃーないです。多分次回のやつは長くなっていたと思います。
俺は一条司、進級したばかりの高校三年生である。正直、授業はかったるいけど、出ないと単位足りなくて卒業できないし、やるしかない。ま、居眠りしてるけど。もう授業も終わったし、行くか.
「司〜、一緒に弁当食べようぜ〜」
そう話しかけてきたのは友人の天麻康太である。
「すまん。今日は行くから」
「あ〜あそこ行くんだ。OKわかった」
「悪いな。じゃ、また後で」
「おーう」
そうして俺はある場所に向かった。そこは最高の日向で、このまだまだ肌寒い春という季節にはポカポカして気持ちいいのだ。一週間に3回の昼休みはそこにいる。そこは、屋上の階段の屋根の上。俺の高校は珍しく屋上が開放されているのだ.そんじゃ今日も寝ますかね。そうして俺は眠りについた。しかし、外が騒がしくてすぐに目が覚めてしまった。
「騒がしいけどなんかあったのかな」
そう言いながら、スマホで時間を確認する。十分しか経ってないし、次の授業まであと十五分くらい時間あるな。しっかし何があったんだ?耳をすましてみると「やめるんだ」とか「そんなことしても何にもならない」とかそういう声が聞こえてくる。一回、下に降りてみよう。そうおもい、屋根の上から飛び降りようと下を見ると、屋上の足場ギリギリにふらつきながらも立っている文芸部の2年女子の後輩、希村佳子がいた。俺は足を止める。自殺か。そういえば不自由な足のせいでいじめられているって聞いたことがあるな。そう考えていると佳子が口を開く。
「そんなことしても何にもならないって、笑わせないでください。私からしたら、死ぬことより生きていることの方が、何にもならないんですよ。それなら死んだ方が楽だし、最高じゃないですか。それに、そこにいる女だって何度も何度も死ねといってきました。ストレートに真正面から、生きる理由がない。誰もお前を気にしないやら何やら。だから私はそれを実行しようとしているんです。それの何が悪いんですか?」
佳子が話し終わると、いじめの主犯格であろう女子が話し始めた。
「それはただの冗談で、本当はそんなこと考えてなかったの」
見てないからわからんが、手のひらクルクルだな。パタパタパタパタいい音が鳴る。
「誰かに相談すれば良かったじゃないか。親や、私たち教師にいっt」
そこで教師の声は佳子の言葉によって途切れた。
「何回も相談しましたよ!でも、まともに取り合ってくれなかったのはそっちじゃないですか!」
教師は明らかに動揺し、たじろいだ.
「そう、だな。私たちが悪かった。でも死んだらダメだ。こっちにくるんだ、戻るんだ」
「今更遅いですよ。いいですか、これはあなたたちのせいで起こった結果だ。あなたたちがいじめ、あなたたちが
揉み消そうとした結果だ」
あーもうみてらんねぇ。これ以上目の前で死なせてたまるかよ! そう思い、俺は、屋根から飛び降り、全速力で佳子の元に向かう。
「それじゃあさようなら。私の嫌いな世界。お前ら、後悔しろ」
そうして佳子の体が傾き始める。間に合え間に合え間に合え間に合え! そうして追いついた俺の手は、傾き始め今にも落ちるという佳子の手首を掴んでいた。
「一条、先輩?何でいるんですか?屋上の鍵は閉めたのに」
「昼休みに入ったら階段の屋根で昼寝するのが好きでね、今日も昼寝してたってわけ。そうしたら周りが騒がしいし、お前は飛び降りようとしてたから一旦止めたってこと。もうこんなことやめて帰るぞ。あのクソ教師に同調するのは嫌だが、死ぬのはダメだ」
「先輩に私の気持ちは分かりませんよ」
「さて、どうかな。もしかしたら俺もいじめられたことがあったりして」
「あるんですか?」
「一応ね」
「そうなんですね」
「中学の時に三年間。教師が対応してもおわらなかったしねぇ。ま、その時の俺は完全な眼鏡インキャだったから対象になるのはわからなくもないけど。俺の中学中高一貫だったけど、そいつらから逃げ出したくて、この高校に来たってのもある。そういや佳子って去年の冬休み明けから転校してきたけど、あれの理由は何?」
俺は唐突に気になり、聞いてみた。
「親の転勤です」
それじゃあこっちに来なかったらいじめられてなかった可能性もあるのか?
「前の学校でもいじめられてた?」そう聞くと佳子は目を見開いて告げた。
「何でわかったんですか?そうです。いじめられてました。何だったら前の学校でも自殺しようとしてます。でも、直前で怖くなりました」
「勘だったが、図星か。君は命を簡単に投げ出そうとしすぎだ。もうちょっと命を大切にしなさい。一度きりの人生なんだから。ま、いじめが辛いってのはわかるけど。だから俺は自殺を否定することはねぇ。でも、自殺をするのは、あのクソ共に復讐してからでもいいんじゃない?」
「復讐はしたいですけど、どうやってやるんですか?それに1人じゃ無理ですし」
「流石に協力するよ。1人でやれと言うほど俺も鬼じゃない。方法は簡単、一人一人、主犯格を晒していくんだよ。SNSとか、学校の掲示板にな。それか、君にやったことを返すか。でもどちらにせよそのためには、囮になってもらわなきゃいけないけど大丈夫?無理はしなくてもいいし、その場合、別の方法考えるし」
「やります。流石にちょっとイライラしてきました」
「OK。でも無理があったらすぐ言いなよ」
「わかってます。でも途中で引きたくはないです」
「了解。じゃ、下の連中には俺から説明しとくし、今日は一旦教室に戻ろうか」
「わかりました」
「今日の内に必要だったり、使えそうな道具は揃えておく」
「お願いします」
そういい、俺たちは校舎の中に入った。下の奴らには、「ギリギリで俺が踏みとどめさした。もう自殺することは
ない。」と伝えておいた。多分これでまたいじめが始まる。そうしたら証拠を掴めるから教育委員会にでもいえばいけるだろう。そうして、佳子を救うための作戦が始まった。
この作品は二週間に一回、日曜日に投稿する予定です。ド忘れしてたらわかりませんんけど……後、次回更新は三週間後となります。僕中学生二年生なので、期末テストというものがあるんです。社会が平均点を割ったので頑張ります。