表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世で眼が見えなかった俺が異世界転生したら・・・  作者: y@siron
第一章 ミランジュ大森林
3/122

初戦闘 ウサギの肉は美味しいよ!

初戦闘開始です!(U。・×・。U)




出入口の隙間から光が差し込みユートはぐ〜〜〜っと身体を伸ばし目覚めた


朝ご飯は昨日と同じパンと干し肉


それを食べた後川で顔を洗い、体のストレッチを軽くした後、武器を取り出し森の中に歩き始めた



(ミランジュ大森林か。

アヴェルの説明だと強い魔物はいないって言ってたけどどれほどの強さか書いてなかったな)


昨日のアヴェルからの手紙に書いてあったのは森の名前と広さ、後はウサギやらイノシシやらと簡単にしか書いてなかった



(キミの体力なら百回突撃されてもダイ・ジョー・ブー!って某CM見たいな事、笑いながら言ってたからまぁ大丈夫なのか?)



ユートはフッと軽く笑いながらも森の中を突き進んで行く




しばらく歩くと少し拓けた場所を見つけた

昔建物があったのか、倒壊した家や壊れた柵があった



(んっ?何かいる気配がする…)



ユートのスキル気配察知が何かを捉えた

すると倒壊した家から五匹のウサギ?みたいな魔物がぴょんぴょん跳ねながらユートの方へ走ってきた



(あれがウサギの魔物かな?まだ俺には気付いてないみたいだけどあのツノで突かれたら痛いってもんじゃ無さそうだが…)



一応アヴェルが言っていたウサギとはこのウサギの事











てってれてーてってれてーてててててー!!


みんなーおしえて!アヴェルくんのおじかんだよ〜♪


このじかんはみんなの心のアイドル☆アヴェルくんが魔物の情報をおしえるよー!


この魔物の名称は:ホーンラビット


ツノが大きいから当たったら痛そうだよね〜

ボクは痛いと思うけどユートくんなら腹筋でツノ折りそうだよねー!


一匹なら新米冒険者でも倒せるんだけど

集団になると普通の冒険者でも厳しいんだー


ラビット肉は美味しい!ソテーかな?ラビットはんばーぐかな?食べたいな!ジュル…



あっ!そろそろ終わりの時間だね!

それではまた来週〜まったねー!ノシノシ














ユートの前には五匹


集団と呼べる程ではないが、それでも初戦闘となると慎重にもなる



(このままだと鉢合わせになる

あっちから攻撃されたら苦戦するかもしれないな

ならば先手必勝だ!)



ユートは心の中でそう考え、茂みから飛び出し目の前のホーンラビットを一振りで首を真っ二つにした



ギュギュッ!?


ギュギュッ!!


ギュギュギュッ!!


ギュ……



そのまま体を反転させ、横に剣を滑らせもう一匹のホーンラビットも絶滅させていた



「ふぅ…後三匹!」



ユート軽く息を吐いて集中し始めた



(身体は思った以上に動ける。次は魔法で倒すか)



ユートは頭の中でイメージしながら手の平に小さな風球(小さいが魔力が凝縮されてる)を起こし、ホーンラビットに投げた



「これで終わりだ!!」



小さな風球が真ん中にいたホーンラビットに

当たった瞬間中心から空に伸びる程の竜巻を起こした




ゴオオオォォォォォォォォォォォォォォォォ!!






「あれ……?まずい!魔力込めすぎた!!」



ユートは飛ばされないように土魔法で足を固め、無魔法の身体強化で踏ん張った



「ふぅぅぅぅぅぅんっ!!!!」






















数分後



風が収まってきたタイミングでユートは魔法を解除し、風魔法を投げた場所に近寄った


「やっぱりウサギは消えてるな…」


ユートは項垂れながらやり過ぎた!と思い、さらに新鮮なお肉が!!とも思っていた


(やっぱり最初は軽くやった方がよかった…初めての戦闘だし、油断大敵だと思って力込めすぎた……)


そう思いなかまらトボトボ来た道を帰ろうとした時


ボトッ!ボトッ!ボトッ!


ボトッ!ボトッ!ボトッ!


ボトッ!ボトッ!ボトッ!



空から切り刻まれたホーンラビットの死体が

地面に落ちた



「うお!ビックリしたな!真上に飛んだからそのまま落ちてきたって感じか

あんまり原型留めてないけど…

おっ!最初に剣で倒した方は巻き込まれただけだからまだマシだな!」



パンと干し肉以外の食べ物が手に入った事に

喜びながら来た道を引き返して行った



次の話も戦闘します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ