ゼン(主役)
ようやく、ゼンのまとめが終わりました。
ゼン
概要 第一アルファから原初の世界に、センの手に
よって異世界転移を果たした閃壱番。ただし、
無限転生を持っていなかったり、色々と謎が多い。
性格 センと同じ。ただし、ホルスド・シャドーを
倒した際に、シグレが受けた神呪について責任を
感じており、シグレの為なら命を捨ててもいいと、
本気で思っている。
強さ あらゆる世界で一等賞を取れる、最高の
成長チート系スペシャルを有している。転移直後は
剣術も魔法も酷く、有るのは膨大なHPとMPだけ
だったが、ランク1魔法にMP1000ほどブチ込む
ことで、ランク50相当の魔法を発動可能。また、
ザーノ戦を乗り越えて得た、クオリティ6の魔剣
「注文の多い多目的室」にMP500の使用で発動する
限定空間ランク5で、タイマンに持ち込む事が可能。
(暴露のアリア・ギアスで発動した場合は、武器の
無力化が機能するが、MPで、ならその限りでない)
また、シグレの幸運で引き当てた神のシステム、
アスラ・エグゾギア-システムを使用して殺戮の神の
外殻を纏う事で、存在値が跳ね上がる。当初は
エグゾギアの稼働時間が短く、数十秒で気絶して
しまうような、欠点だらけの時限の切り札だった。
パラソルモンに挑むまでに、レベルを19まで上げて
おり、『炎術』『剣気』『分身』『雷術』『治癒』
『呪縛』を低ランクだが使えるようになっていた。
その後、パラソルモンの地下迷宮で、Gガチャを
センが弄った結果、引いたグリムアーツ、一閃を
使える。また、強化版の波動一閃も開発。そして、
一閃の動きから剣術を学ぶ事で、多少マシな剣術を
使えるようになる。また、フッキ・ゴーレムから
フッキ鉱を貰い、改造をする事でエグゾギアの
稼働時間は三十分程度まで伸びた。それでも
まだまだ改造率は低い為、稼働時間以外は殆ど初期と
変わらないと言っていい。サイコジョーカーや
殺神遊戯モードなどのエグゾギアの強化技や、
鉄心コールを使うことで、存在値を更に上げる事が
できる(鉄心コールはセンほどの上昇率ではない)
また、フッキと戦い、ヒーロー見参を叫んだことで
「ゼンはロギアネーム、センエースを持つ者である」
とコスモゾーンに認められ、最低限使える程度の
オーラドール・アバターラを取得している。
ハイドラ・フッキ・ミラージュと融合する事で
ゼッキになる。ミラージュシリーズの追加装備を
展開、さらに攻撃力100億オーバーで放つ波動一閃
すら効かない相手とも、十分に戦えるだけの存在値と
なり、戦闘力も増加する(融合で戦闘力が上がるのは
フッキを補助システムとして運用している為)
更に、ゼッキ状態ではハイドラ・エグゾギアの
天影太陰モードを発動可能。そこから9人のゼッキで
オーラドール・アバターラを使い、180人で
融合する裂空閃光モードで存在値を500億まで
上げて、さらに戦闘力はかなり上げる事ができる。
また、その状態なら精神的負荷を180人の自分に
分散させることで、サイコジョーカーの上位互換技、
オーバードライブ・サイコジョーカーを発動し、
フッキの存在値の一部を引き出して存在値2兆まで
跳ね上げられる。ただし、これを発動すると
優雅に力を振るう事が出来なくなり、精神的負荷から
数十秒で倒れてしまう事になる。ちなみに、ゼッキの
状態なら異次元砲なども使える。素のレベルこそ、
未だに19のままで止めているが、GLによる能力値の
強化をしている上にエグゾギアなどの神のシステムを
使える為、素のレベルからは想像もできないほど
高い存在値を持つ。しかし、センの意図により
対エグゾギアの究極超神器が、ゼノリカの天上には
強制的に携帯させられ、また、天下にもそれらの
貸し出し条件が緩くなる予定なので、超魔王軍との
戦いは、ゼンにとって厳しいなんてもんじゃない
レベルの戦いになるだろう。また、ゼンは「レベルが
上がるごとにコアオーラの制限が解除されて自由に
近づいていく」という特異な特性を持つ。その為、
少しレベルが上がっただけでも、握力や脚力が
目に見えて上がる。
歴史
〜第一アルファ時代からザーノ撃破まで〜
蝉原とのイベントまでは、センと同様。しかし、
蝉原に甚振られ、ユズに髪の毛を引き抜かれた所で
センの化身が介入。ユズと蝉原を魔法で圧倒したのを
見て、超常の存在である事を理解。蝉原とユズへの
復讐の契約を持ちかけられ、その対価が異世界での
魔王討伐だと聞いて、大興奮して大喜びする。
助けを乞う蝉原に、母親がくれた財布について話し、
蝉原の懇願を一刀両断。神を名乗る存在に、二人に
「一般的に見て、善行であることしかできないように
なるが、心の中は変わらない。抜け道は無い」という
呪いをかけてもらう。そして、異世界に旅立つべく、
まず、神界的なイカれた空間に召喚される。中で
超魔王軍ゼノリカについての詳細を聞かされ、
話の中で、神様と超魔王軍の繋がりを、わざとらしい
演技から察知する。また、神様から告げられた
根性論に込められた、確かな重みを感じるも、
直後、神様のふざけに本気でイラつき始め、
神様を一回→二回は殴る事を目標として固める。
チートとしてGODレベルの開放、GLに関する
知識と原初の世界での生活に必要な知識、そして、
後に合流することになるシグレに関する情報を
刻み込まれる。そして、神実が出てくるフリスク
ケース的な何かを渡され、糖分枯渇から回復。
スマホの魔動化と、アプリ「数真」のインストールを
してもらう。また、神様から「ゼン」という名前を
授けられ、神の加護を得てサイバーアルファ人に
なる。最後に、神様特製のGL経験値取得効率が
上がる究極超神化を、強制的に装備&固定される。
厨二病センスの服に耐えられないゼンは、当然の如く
センに文句を言うが、聞き入れられるはずもなし。
そのまま、異世界へと転移させられる。しかし神様は
数真の使用方法を教えるのを忘れるという、重大な
ミスを犯してしまっていた。また、魔法についての
情報や、天国に関する情報が穴だらけの状態と
なっており、誰かの手が加えられている事が
示唆されている。
いきなり森の中に飛ばされてしまい、森の中で
異世界生活スタートというナイトメアモードと、
呪われているかのように脱げない究極超神器の衣服に
悩んでいた。『薄羽の生えた中型犬サイズの大きな
サソリみたいなの』が頭の上に飛んできて、しかし
何もせずに飛び去っていった事を受けて、他の虫も
全てそうだとは限らないと考えて真剣に脱出方法を
考え始める。絶望的な状況から、軽い鬱になりかけて
いたのでそれを振り払うべく、神様に教えられた
冒険者になる為の未来を思い描く。また、すっかり
忘れていたGLの通知をONにしてみたが、
(ゼンはフルバグチート状態なので)連続でGLが
上昇し、それに伴い鳴り響く通知の煩さから、
すぐに通知を切る。そして、自身のステータスを
チェック。あまりに弱い自身のレベルに嘆き、
上がりすぎているGLに驚いた。また、自身の
ステータスの画面にGPの項目がない事から、
GPの使い方がわからず、神様に聞こうと思って
神様に呼びかけようとしても、返事は帰ってこない
(その頃、神様は究極超神化6の修行をしている
真っ最中なので、当たり前と言えば当たり前)
それどころか、火ゴブリンとエンカウントする始末。
火の玉を食らうも、生命力バリアで助かる。いろいろ
思考してから、武器にちょうどいい尖った石を拾い、
突撃。生命力バリアの利点を生かし、勝利して
棍棒と3の経験値を得た。そして、レベルを上げて
習得した、雷術ランク1のショボさにがっかりし、
独り言を呟きながら考えている途中、ザーノの
奇襲を受ける。ハンマーで頭を殴られるも、
生命力バリアに助けられる。ザーノとの会話を経て、
自身の演技力の無さを反省し、また、ザーノが暴露の
アリア・ギアスで発動した「限定空間ランク5」で、
武器が無力化される空間に飛ばされる。ザーノの
パンチでゴリゴリと生命力バリアを削られ、棍棒での
攻撃も効かず、スタミナも継戦能力もない為、
頭も働かなくなってくる負のスパイラルに陥る。
勝機を見出すべく、雷術ランク1の魔法を使用。
一瞬ビビったザーノを見て、正しい使い方が別に
ある事を理解し、棍棒にもの凄い量の電流を
纏わせる。それに本格的にビビって逃げ出した
ザーノを追いかけ、パンチを生命力バリアで無視して
棍棒で叩きつけた。魔法防御の低いザーノが
ランク50相当の魔法に耐えられるはずもなく、
一撃で黒こげになって死亡。
〜ザーノ撃破からホルスド・シャドー撃破まで〜
ゼンは一撃で死んだザーノに対し、勝利の喜びよりも
不安を覚える。自分にも同じ事が起きあるからだ。
魔法の勉強が急務だと認識して、まだ会ってもいない
シグレへの文句を垂れつつ、草むらに隠れて
レベルアップ。呪縛と治癒のランク1を取得した。
更に、魔剣「注文の多い多目的室」とセファイルを
指し示すコンパス的な宝石、ザーノの有り金全てを
手に入れた。空間魔法でタイマンに持ち込んでからの
呪縛と雷術の魔法剣のコンボや、GLによる
ランク魔法の強化を考えるなどして、超魔王軍の
攻略法が見えてきた、などとズレた事を考える。
セファイルに向けて出発しようとした所で、ゼンは
人の足音を聞く。レベルの上昇に伴って強化された
身体能力で木の上に登り、身を小さくして隠れつつ、
逃げている女の着ているアカコーの制服と、眼帯の
簡易プロパティアイでの情報から、シグレである事を
確認。また、ホルスド・シャドーのあり得ないほどの
存在値を見て、驚愕し、逃走ルートを考えつつ、
頭に刻まれた情報を組み立てて、なんとか
『証』を立てようとするも、情報量が絶対的に
足りず、ホルスド・シャドーから確実に逃走する
ための情報だけをかき集め、思考する。しかし、
ホルスドに穴を開けられて叫ぶシグレを目の当たりに
して、心がグワッと熱くなり、危うく飛び出そうと
する自分の感情を必死に抑える。しかし、二発目を
受けて叫ぶシグレを見て、どんどん迷いが大きく、
深くなっていき、自分でも何故かは分からずに
神様から与えられたシグレの情報に目を向ける。
知りたくないが、知ってしまったシグレの情報に
よって、感情は更に燃え上がる。それでも、出て
行けば死ぬと分かっているゼンは、己の感情に
必死で抵抗し、異常なほどの速度で頭を回して
「見捨てる言い訳」を並べようとした。
ホルスド・シャドーが、シグレの心臓に指先を
向けたのを見て、思考を更に加速させて、逃げるのが
合理的だと自身を説得する為の言い訳を並べ続ける。
しかし、シグレがパンチを食らい、もう一撃
叩き込まれるというところで、黙って見ている事も
できなくなり、呪縛でホルスド・シャドーを拘束。
ゼンは自身も理由も分からないが、動いた自分の事を
馬鹿だと思いながらも、飛び出した。
予想外にも、拘束中は動けない「呪縛」の使い勝手の
悪さに心の中で悪態をつき、MPがガンガン
減っていく感覚に焦りを抱く。しかし、シグレと
ニーに対して、切り札を使うから逃げろと嘘をついて
逃すことに成功。しかし、呪縛は純粋な筋力だけで
二十秒ほどで破られてしまう。死ぬのなら、と
ホルスド・シャドーに全力で闘う事を頼むも、人格の
歪んだシャドーにあっさりと断られる。仕方なく
諦めて、気合を入れて挑みかかるも、剣術とも
言えないような、下手くそな剣の振り下ろしは
全く効かなかった。ホルスド・シャドーの種族名から
何らかの神を示す名だと誤解し「神と戦うことなんて
トウシには出来ないことだ」と思い、経験という
一点だけは、トウシを超えたと、心の中で叫ぶ。
(注:トウシは後に究極超神の序列一位と戦います)
また、雷術や限定空間も意味を為さない事を
ホルスド・シャドーから聞き出すと、諦念を超えた
感情に至る。ホルスド・シャドーに、何故こんな
無謀な事をしたのか、と聞かれて、「自殺ではない。
絶対にしない」「女の子の前でカッコつけたかった」
と、おどけた回答をした。その際に、ゼンは何故か、
剣を上空にぶん投げて、右手の人差し指を天に向け、
左手の人差し指を地に向けながら答えるという、
どこかの神帝陛下のアバターラと同じ事をしている。
落ちてきた剣を、一瞬掴み損ねそうになりながらも
掴み取り、最後の攻撃を仕掛けようとする。
カウンターの光撃ランク8を食らう直前で、ニーに
助けられる。当然の如く、ニーと戻ってきたシグレと
言い争うになる。シグレたちに逃げるよう、説得する
ことも叶わず、理不尽を前に、己のエゴを通す為の
力がない事と、自分の死が何の意味を持たない
ものになることを嘆いた。後悔を垂れ流し、その中で
ニーがGPの使い方を知っている事を知り、希望を見出して頭を高速回転させる。そして、魔剣の能力で
亜空間に隠れ、ニーに使い方を聞き、単純なGPの
使用方法に呆れる。一発逆転の手として、Gガチャを
教えられるも、自身では神引きはできない為、
神様との運勝負に勝った、シグレの運を頼る。
その結果、本来は十兆GPかかる神のシステム、
アスラ・エグゾギア-システムを入手する。空間魔法を
解析して侵入してきたホルスド・シャドーに対して
稼働開始までの待機時間をニーとシグレに
稼いでもらい、シグレを殺そうとしていた希天使
アロリリアを右手で粉砕する。そして、シグレを
殺そうとしていたホルスド・シャドー相手に
エグゾギアの検証(稼働時間、攻撃力、耐久性)を
行い、エグゾギアのオーラを見せつけた。そして、
支離滅裂な事を言うホルスド・シャドーを論破し、
また、自分よりも強い敵が現れればそちらに着く事は
目に見えていたので、裏切りの申し出を却下して、
拳を剛速で叩きつけ、ホルスド・シャドーを
肉片すら残さず塵に変えた。しかし、これほどの
『異常な力』を得た代償がない事を、少なからず
疑問に思っていたり、また、これだけの力を得て尚、
自分がスタート地点に立っただけ、という事実に
喜びを感じていたりした。
〜シグレとの共闘の決意から冒険者試験予選まで〜
エグゾギアの稼働時間が切れたゼンは、当然ながら
気絶。ニーにシグレの宿屋に連れて行ってもらい
「知らない天井」を呟く。しかし、シグレとの会話を
少ししてすぐに、シグレの体に刻まれた禍々しく、
一目で呪いだと分かる刺青みたいな何かに気づき、
愕然とする。シグレを犠牲にするつもりも、呪いを
かけるつもりも無かったが、結果的に自分が頼んだ
せいでシグレが呪われたのは事実。そして、ニーや
シグレから、絶対に解けない事や、発動すれば
シグレは無間地獄に落とされる事、呪いの発動条件を
聞かされて、シグレが冒険者試験に落ちないよう、
必死で頭を回す。また、神様の中に無意識のうちに
己を感じており、それと同じ理由でゼノリカも
神様同様に、今回の呪いとは無関係と感じている。
無論、アリア・ギアスで忘れてしまえば楽だが、
それをできるような精神は、異常に高潔なゼンには
なく、当然のようにシグレと共に戦う事を決意。
誰か強力で、かつ、まだ冒険者でない人物とチームを
組む事、冒険者試験の情報収集、対策アイテム集め等
やる事が山積みだと嘆くも、シグレから勇者との
チームを組んだ事を聞かされる。
その後、シグレたちと共にハルスと顔合わせをした。
無論、性格最低な勇者なので、悪口を混ぜつつ
明確な拒否の意思表示をしてきたが、ゼンは決して
ブレる事なく、命すら差し出す覚悟を見せて、
ハルスを交渉の席に座らせることに成功する。そして
ハルスをも殺せる切り札を、いざという時には
ハルスのために使うという条件で、ハルスの優れた
頭脳で助けてもらう、という契約を交わす。
また、ハルスとの、父母や神に関する会話、冒険者
試験を受ける理由などの会話を経て、冒険者試験の
予選でも、手を貸してもらう契約をする。
その後は、修行をしてGPをかなり稼いだらしい。
また、エグゾギアで何度か気絶して、宿で目を覚ます
という事をする生活を送っていた模様。とはいえ、
冒険者試験で大した事ができるほどのGPでもなく、
心配させまいと気丈に振る舞うシグレを見て、
自分の無力さを呪う。
数日後、冒険者試験予選会場のソロウ侯第三屋敷に
訪れ、人間嫌いのハルスの代わりに会話役を務める。
凡運に頼り、くじを引くも大凶であるパラソルモンの
地下迷宮を引き当てる。しかし、ハルスに詳細を
聞かされて、キツいと思いながらも奥の部屋から
パラソルモンに転移をする。
しかし、パラソルモンの地下迷宮は、既にゴート
(D型センエース17777765553321号)
が訪れていて、裏イベントスイッチ002がONに
なっていた為、ハルスの予想外にも、強力な魔物の
ヘルズ覇鬼が説明した99階を駆け上がるという
予選について、攻略方法をニーとシグレと話し合い、
ラストまでは何もしない事が決定。もちろん、本当に
何もしない訳ではなく、呪縛や治癒などの低位魔法に
自然回復が間に合う程度の魔力で支援をしていたが、
ほぼ何もしないに等しい状況だったので、精神的に
辛いものを感じていた。しかし、82階層に着くと
黒いリザードマンがいた。自身の究極超神器の
簡易プロパティアイすら誤魔化すアピスリザードに
脅威を感じるが、最終ステージという事を聞いて
綻んだ顔をしてフィナーレの飾り方を考える。
他の皆が試験を終えた後に、どうにかなると安易に
考えながらクジを引く。当然、舞い散る閃光により
仕組まれた出来レースで、百万番という最悪を引く。
バスターデーモンを倒しつつ、ルールを聞き
百万体の、順を追って強くなっていく
バスターデーモンを倒さなくてはいけないことに
驚愕。数真で貯めた経験値も、再現されて使う事が
出来ず、Gガチャも制御されて、滅多に使わない
グリムアーツ、一閃の熟練度Eを獲得。大した威力も
ないじっくり育成系のグリムアーツであり、魔剣
「注文の多い多目的室」によるタイマンの強制も
センによる空間魔法とエグゾギアを封じる結界が
貼られており、切り札が封殺されていた。また、
途中から雷撃に耐性のある敵が出現するようになり、
ランク2に上がっていた雷術から、ランク1の
剣気と炎術に切り替える事を強制され、危機に陥る。
しかし、エグゾギアが使えるという精神的支えと
(ゼンはまだこの時、エグゾギアを発動しようとして
いなかったので、使えると勘違いしていた)ついでに
言えば、レットスペシャル取得によるGP稼ぎも
センによって使用禁止にされていた。要するに、
本人は気付いていないが切り札が根こそぎ奪われて
いる状態にあった。
苦しい戦いを、魔法とグリムアーツと剣とを総動員
して、なんとか戦い抜き、一閃のグリムアーツから
剣術・体の使い方を少しずつ学んでいく。一万体を
倒す頃には一閃の斬撃の飛距離が5cmから数メートル
まで伸び、敵を切り刻めるほどの威力に上がって
いた。十日間分の時間が経った頃には一閃の熟練度は
EからDに上がっており、二十日ほど経つと、
何かによって許されたアリア・ギアスで、
瞬間火力を上げた強化版、波動一閃を放つように
なる。五十万匹を倒す頃には、一閃の熟練度は
Cまで上がっており、ドラゴンすら瞬殺するほどの
強さを得ていた。しかし、ゼンは逆に自身の弱さを
自覚。百万匹に届く頃には、一閃の熟練度もBに
なっており、分身四人と鉄心コールを積んで、
百万匹目のフルゲート・ユミール(強)に
五つの波動一閃を放ち、切り刻んだ。
しかし、超龍化アビスとの闘いでは、一閃は効かず
分身による時間稼ぎも出来ず、一方的にボコられる。
切り札のエグゾギアを解禁して、発動しようとするも
センの結界により発動できず、絶望に落ちた。
決して折れた訳ではないが、折れていないだけであり
抗おうとする意思も弱く、より一方的にボコられる。
しかし、アビスから超魔王軍ゼノリカの事を聞かされ
超魔王軍ゼノリカの強大さを再認識。ゼノリカへの
誘いを受けるも、心を持ち直してこれを蹴る。
そして、再び戦いを再開しようというところで
フッキが乱入。パンチ一発で自身をボコっていた
アビスを塵にしたフッキと、フッキが纏う
エグゾギアに驚愕。フッキのジャマーキャンセラーに
より、エグゾギアを使用可能な事を知り、また、
超魔王軍ゼノリカの詳細(嘘)を知らされる。
それでも、フッキの質問に対し、迷いなく抗うと
答え、アスラ・エグゾギア-システムを発動して、
フッキに挑みかかろうとした、が、あまりにも低い
改造率と短い稼働時間に呆れたフッキに制止され、
テストにならないと言われて、フッキ鉱を恵んで
もらう。予め稼働時間の増加にしか使えないよう、
手が加えられたフッキ鉱を使い、最大の弱点だった
稼働時間を伸ばして、フッキに挑む。当然ながら、
アダムや三至には及ばずとも、現闘力はかなり高い
フッキに、大して積んでいないゼンが敵うはずもなく
はっきりとした差を見せつけられ、その上で
もう一度、超魔王軍ゼノリカに抗うかどうか、
聞かれる。少しの間、最初の一歩を踏み出すための
理由探し=やらなくていい為の言い訳探しに走るも、
すぐに自分がしていることに気づき、ゼノリカを
打倒する事に二度と迷わない意を示した。そうして
テストは再開されるも、明確な差を埋める事が
できない現実から、焦りに飲まれかける。ゼンを
センのノイズにしかならないと判断したフッキは
ギアを上げ、それについていけず、圧倒的な壁を
感じる。それなのに、フッキが更にギアを上げた
ことで、ゼンは絶望に絡め取られそうになるも、
絶望の底に落とされて、前を見る事しか許されなく
なって、ゼンの全てがグワっと熱くなり、
フッキに非の打ち所のない一撃を入れる事に成功。
そこに可能性を感じたフッキは本気を出し、それでも
ゼンは叫ぶ。「ヒーロー見参!!!」
その、彼以外に真似できない強すぎる意志は
コスモゾーンに認められ、「センエース」の
ロギアネームを獲得(認められた割合は1%未満)
それでも、それにより一兆ちょっとのGPと
7300万のGLに到達。取得したGPでメニューから
オーラドール・アバターラを獲得・強化。20体の
アバターラを出現させ、殺神遊戯モードを積む。更に
全員でサイコジョーカーを積んだ所を、10人に
守らせつつ、11人で鉄心コールを積む、という
狂気の積み技を発動。持てる全てを積んだ一閃を
放つも、フッキにドリームオーラで躱された、
と思いきや、放った一閃にはフェイクオーラまで
積まれており、フッキを切り刻んで腕を斬り飛ばす
事に成功した。フッキに、いずれは神の王になり得る
原石である、と密かに認められ、少しの会話を経て
フッキの想いに応え、宣誓。果てなき道を行き、
常に今以上の自分を目指す事を誓った。それにより
認められて、アスラ・エグゾギア-システムと
フッキが融合。アスドラ・ゼッキ・ミラージュと
なる事が出来るようになった。
〜冒険者試験一次から、冒険者試験二次まで〜
冒険者試験一次を受けに、センたちよりも早く
会場に訪れていた。そして、シグレと同様、
武の才能が皆無にもかかわらず、1を引いて
冒険者試験一次に合格した。(シグレは封印された
本来の才能が測られている可能性もあるが、ゼンは
センエースなので、本来武の才能など皆無に等しい)
メービーから裏話を聞いていないセンとは違い、
珍しく良い己の運(と、勘違いしている)に
喜んでいたと思われる。
冒険者試験に二次を受けに、一次試験と同じ場所に
訪れていた。メービーの出現させた扉に入り、中で
センやシグレらと同じく、『携帯ドラゴン』の
世界だと感じていた。開始後、ランキング一位にいる
P型センエース二号という名前に疑問を抱くも、
理解には至らず、冒険者試験二次で勝ち抜く為の
思考に切り替える。ハルスに意見を求め、ハルスの
提案に同意。ハルスに携帯ドラゴンのアプリゲーで
学んだ攻略方法を伝え、MDデバイスの情報で
将棋の大会イベントがある事を知る。そして、
ハルスに将棋について色々聞かれ、ハルスやシグレ、
セイラと将棋大会に参加する。ゼンは相手に
『ルールを覚える隙を与えずにノータイムで定石を
挿していく』戦法をとる。しかし、二回戦の
ハルスとの対戦で、一瞬で敗北。『自分には才能が
ないから世の中は不公平だ』と駄々をこねた。
(センの事を知るニーには苦笑いされていた)
その後、ハルスとセンの将棋対決を見てこそいたが、
ハルスと違い、センが「詰将棋の問題を作った」と
いう事には気づけていなかった(当たり前)
15万MDPを手に入れたゼンたちは、ガチャを引く。
十連を一度引いたことで、ハメが外れて、結局25回
引き、☆8のキャラパーツ、大天使カルカルを
当てる。その後、強化パーツでの携帯ドラゴンの
強化について、攻撃力のガン積みという脳筋的戦略
アドバイスをした。
ゼンたちが携帯ドラゴンをカスタムし終えた所で、
『どこからか現れた老人』にお使いイベントを
依頼される。それを光速で却下し、ブチギレて
か○はめ波を撃つ際の亀○人のように変身して
襲いかかっていた老人を、ハルスの携帯ドラゴンと
挟み撃ちをして倒して☆9のアイテムを入手。
それに気を良くしたゼンは、同じ事を繰り返そうと
闇堕ちして、シグレに諌められた。
その後、表のカジノで行われた、期間限定イベント
『トランスフォーム・バトル大会』に参加。
パラソルモンで磨いた力で、いいところまでは
行けたものの、ハルスとあたって敗退。ハルスが
負けるわけがないと、ハルスに全MDPを賭けて
稼いでいたものの、パガロにハルスが完敗したことで
全MDPを失ってしまう。
その後、ソルが襲来し、パガロを粉砕。ハルスも
シグレもセイラも、秒で気絶させられてしまう。
ハルスよりも弱く、エグゾギアも使えないゼンは
ソルに勝てない事は明らかであり、混乱する。
一瞬、超魔王軍ゼノリカと疑うも、フッキから
違うと聞かされて、より混乱する。何がなんだか
分からないまま、ソルにより認知の領域外に
連れて行かれる。極度の目眩に襲われるも、移動が
完了するとすぐに視界は正常に戻る。
コアオーラをフル回転させるソルに対して、何も
分からないが「エグゾギアが使える事」だけは分かる
ゼン。ソルを乗り越えて行けと、ゼンの奥にある
塊が騒ぎ立て、また、パラソルモンの地下迷宮で
得た力を試す絶好の機会として、ワクワクしながら
アスラ・エグゾギア-システムを発動する。
センの影響を受けたフッキとの闘いを乗り越えた
ゼンは、ソルの予想を余裕で超えて強くなっており、
戦闘中での発動を可能になるよう、ブラッシュアップ
した波動一閃や悪くない戦闘力で、ソルを
驚愕させる。途中、ゼンはソルの「センのこの時期に
おける戦闘力評定」「予想していた値」という
謎の言葉に頭を傾げるも、いちいち気にしていたら
時間がいくらあっても足りないと思い、闘いに
専念し始める。それから少しして、ソルに「全力
を出さないとヤバイと思わせるような切り札」を
使うよう、要求。この時点で、ゼンはソルの事を
「越えるべき壁」「自分の力を試す為の相手」と
認識しており、[コマンドリンク]《究極超最終形態
ネオグレートバグ・ソウルレリーフ》を使用した
ソルに、ワクワクが我慢しきれず、ただの
アスラ・エグゾギアの状態で試させてもらうよう、
依頼。全く効かない状態である事を確信して、
ついにフッキと融合する。「閃・聖・融・儀!!」
その後、ソルに「お前は誰だ?」と尋ねられ、
ゼッキとしての名乗りを上げるも、ソルには
「殺戮神を名乗るだけの深みが無い」と言われる。
ゼッキとなり、更に戦闘力が増したゼンは、ソルを
投げ飛ばして叩きつけ、異次元砲を叩き込む。
ソルの現状は、ただのゼッキより弱いと判断して、
ソルに、さらなる強化技という期待を抱くも、
ソルの回答から、マジで何もない事を悟る。
ガッカリして、渾身の異次元砲を叩き込み、しかも
ソルの隠れ身を看破。ソルからの、時間を待つ提案を
ベ○ータの事を思いっきりディスりつつ、ついでに
「負ける側のセリフを吐きまくった挙句、凄まじい
力の差があったのに逆転されて、しかも、最強技の
究極超神化7を理由をつけて、使わずに負けた」
センの事を意図せずにディスりつつ、ソルの誘いを
一刀両断。ソルを一方的にボコっていき、
渾身の、先程よりも少しだけ強力な異次元砲を
叩き込み、ソルを瀕死にする。ソルに対して、
「最後に何か言いたいことはある?」と聞くという、
最大級の負けフラグのセリフを立て、ソルの発言に
対して、「自分ならまだ諦めない。もう少し頑張る」
『センエースを舐めるな』と言い、全力の異次元砲を
叩き込む。しかし、何故か異次元砲を無効化した
ソル。当然、何をしたのか聞くも、逆にソルが何を
したのか、聞き返された。宣言通り、再度異次元砲の
準備をして放つも、デコピンで消されてしまう。
軽い会話を経て、ゼッキは瞬間移動でソルに迫るも、
P1によって磨かれた戦闘力(神闘)を持つソルには
敵わず、圧倒される。酷く超然とした態度に変わった
ソルに対して【殺神遊戯モード】【天影太陰モード】
オーラドール・アバターラと天影を併用した180体の
分身による【烈空閃光モード】を積んだ、超神級の
存在値とかなりの戦闘力を持った状態へと移行する。
存在値一桁から、超神級の存在値にまで成長した事を
ソルに心の底から褒められるも、タナカトウシは
ここでも自身を上回っている事を知り、ソルへの
質問で、自分よりも短時間で自分の10倍強くなった
事を知る。歪んだ本音をこぼす。そして、ソルと
タナカトウシの強さの、大体の差を聞いて、自身と
タナカトウシの差をより縮めるべく、話を切って
オーバードライブ・サイコジョーカーを使用。
存在値2兆という、真なる神級の存在値で暴れるも、
P1を引き継いだソルには勝てず、倒れてしまう。
「『お前に勝てる数少ない超越者』の中にしか
『お前が勝ちたいと思っている者』は含まれて
いない」という事を聞いて、呻いてから気絶する。
その後、センが認知の領域外に来た事で、ソルに
とって用済みとなったゼンは、MDワールドへと
投げ返された。
その後しばらくして、センが蝉原を撃破したのちに
エネルギー弾で冒険者試験二次が強制終了。
投げ出された後に何も起こっていなければ、二次は
突破したと思われる。
名乗り上げ
「ゼン。愚かしくも、ゼノリカの天敵を目指す者だ」
センエースのJ章37話より。
フッキと闘う前に、「クソガキ、お前の名前は?」
と聞かれて答えた。
「俺はゼン。ゼノリカを殺す者。それ以外の何者でもない」
センエースのJ章50話より。
フッキと自分の差を思い知り、フッキが
「自分ですら部隊においては最弱」と教えられて
その上でよく考えてゼノリカに抗うかどうかを
答えるよう、言われて考えに考えた末に答えた。
「俺は、幽玄なる冥府の蜃気楼。聖なる殺神
アスドラ・ゼッキ・ミラージュ」
センエースの真E章18話より。
P型センエース2号に対して、フッキになって
それを見たソルに聞かれて名乗り上げた。
余談 ゼンの名前はエグゾギア使用時には変わる。
初期のアスラ・エグゾギア
→阿修羅ゼン
ロギアネーム取得後のアスラ・エグゾギア
→ 真・阿修羅ゼン
セイバー・フッキ・ミラージュと融合した状態
→アスドラ・ゼッキ・ミラージュ(ゼッキ)
名乗り上げを、付け足してみました。
センの方にも付け足してあります。