〈一番始めに読め〉考えるって何
はてさて、この作品、というか、まあ駄文だが、を必要とするには、ある程度の「考える」という段階が必要なんだよ。
その段階を効率よく達成する為の、まあ一種の方法論を提示しておこうと思う。
考えるのに一番大事なのは、「まずは自分一人で考えること」。
最初から他の人に「これってどうすれば~」なんて訊いてちゃダメだ。
そのセリフ、副音声に「私考える気ありません」って言ってるようなもんだよ。
そして、考える上で注意するべきなのは三つ。今から挙げる。
一、三十分悩んで答えが出なかったらその問題は後に回す。
脳が寝てる間とかに勝手にやってくれるよ。
二、前提条件もちゃんと理由を言えるようにする。
例えば「どうして犬にそんなに酷い名前をつけるんだろう」と思ったら、その前に「どうして犬に名前をつけるんだろう」という問いに何かしら、どんな簡単な物でも答えを持ってないとダメだ。意味がない。
三、メタ認知を常に心掛けて。
要は客観的に考えてね、ってこと。特に主観は客観的に考えるのは難しいんだ。注意しといて。
と、これくらいで十分。強いて言うなら、「常識なんて腐った物に囚われないでね」だけど、まあこれはお前もわかってるだろ。
以上だ。
少し、忠告兼愚痴みたいな物を書いとく。
この世の中の、少なくとも俺が見てきた日本の内の俺のいた環境下じゃ、日本人の七割は考えてない。
外国には行ってないから外国の事は知らないがね。
公立、私立、国立と一応全部の種類の普通科の学校に通ったが、国立のトップ校で少し割合が減るかな、というくらいだ。
そして、その七割の中での七割は、その都度考えるように言えば考えてくれる。だから言ってご覧。
逆に何を言っても考えようとしない、七割の内の三割、つまり二十一パーセントは、関わり合いにならない方が良い奴の方が多い。
クズばかりだ。例外はもちろん少なからずいるがね。