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遺族会議

八木は鑑識の部屋へといった。捜査一課でするのは邪魔ものにあふれていると思ったからだ。榛原などの事件を解決するものがいないといけないのだ。

「黛について調べたら隠れ前科ありが正しいのかもしれない。加藤によって潰されていたんだ。泣き寝入りしている店は沢山あるらしい。ある意味有名人と同じだよな。」

「加藤剛がすべて話しているから大丈夫でしょう。現場を改めてすべて回ってみたんですけど、ホシに目星がつかないんです。」

鑑識の新人は事件に対する気持ちがあるのだろう。大量生産されたスニーカーを使っているため、絞る事はできないのはわかっている。髪の毛が落ちているのは信用ならないので探しているのだ。

「防犯カメラに映っているんですが共通の人物は見つかりません。」

「2枚の絵が関わっている可能性が出てきた。コピーだけだが見てくれないか。まだ源太郎さんから詳しいことは分かっていないが・・・。」

『炎の悪魔』と『デスの悪魔』を見せた。素人ばかりで違いというレベルは全くわからないが同じである感じしか思えない。

「源太郎さんの話では同じ人が違う名前を使って書いたとしか思えないらしい。タッチが同じだといっているけどまだ詳しい判断ができていないんだ。だから、模写を専門にしている画家に書いてもらっているところだ。」

同じを描くことができるのは限られるのだろう。見て書いたとしても違ってくることだってあるのだ。鑑識であるからパソコンで調べることにしたのだろう。ただ、本物ではないから濃淡まで写っているわけではない。

「コピーだからわからないことが多いですね。これで細かいところを見たとして思いこみになってしまってダメになるでしょうね。一度はやってみることにします。」

話が早いのがとてもいいのだ。上からの圧力に怯えることなくやってくれるのだ。今の捜査一課はあるだけだ。飾りでいるだけで役に立たないのだ。八木幸助が行っていたことが悪い方向へと傾いてしまったのだ。

「これで分かればいいことなんでしょうけどね。遺族は解決しないからイライラしているみたいです。過去の事件を迷宮入りにしていたことが題材的に示してしまったんですからね。捜査一課が今叩かれているのをわかっていないみたいですね。」

テレビなどのメディアの力は強いのだ。嘘でも本当でも嫌というほど騒ぎ立てるのだ。炎上してしまうことだってあるのだ。何が正しいのかがわからないのといけないときに来たのだろう。事件もまたそうであるだろう。

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