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操縦者のいないさびたロボット

政治家は示すことのできるものを大切にするが、それ以外は全く興味がないのだ。金に飲まれたバケモノなのだ。政治家は最初に清き一票という謳い文句を言うが全けがされて返されるのだ。不愉快でもあるし、信頼とかいう言葉もなくなってしまうだろうから。

「山辺彰浩を見つけて任意で取り調べをするのがいいと思っている。殺される前に証拠があるから探しだして生きているのが都合がいいってものだろう。事件の当事者がいなくなって苦しむのは目に見えてはいないがな。」

「携帯は使われているので探します。エリア情報システムがつぶれて得をするのは山辺ですからね。税金逃れの会社ですからね。」

榛原はパソコンに向き合いながら探索していた。此処まで追いつめられると人はどんな行動をとるかわからないといわれている。使い捨ての携帯をもっていてもおかしくないが息子に持たせていると明らかであるといわれかねないから使っていないのだろうか。

「どうしてここまで犯罪に手を染めるようなことをしたんでしょうか?」

「プライドとかあるんじゃないのか。山辺の親はエリートだとかでちやほやされて政治家になったらしいから。町じゃ嫌われ者の家族で事件が起こるたびにそこだと騒いだという話だ。」

政治家は最初の態度と比較にならないほど態度を変えてやって帰ってくるのだ。誰が憧れを持つのだろうか。何処にすごさを感じることができるのだろうか。みじんもない感謝を振りまきながらやってくるのだから質の悪さは天下を取ってしまうのだろう。

「政治家の家庭のいい噂なんてものは聞いたことがない。そりゃ金を奪って疑惑が起きれば逃げればいいのだからな。」

鑑識の奴もうなずいてもいるし、そうだと言っている奴もいる状況だ。何処がホームなのだろうか。アウェーの間違いではないのか。負け戦をやりたがっているのだ。勝ちようが負けようが構わないのだ。一応の戦いましたという証拠だけを見せたいのだ。金の無駄遣いをしようが構わないのだ。詐欺師が国にいるのだ。訴える場所もないのだ。泣き寝入りをしろと言っているのと同じだ。情もなければプランもない。ないものづくしの国の管理はくるっているのだ。いくらくるっていると忠告をしても本人が気づかないからこのままでいいのだと言っているうちにおごりや傲慢さをどんどんおらわれるのだ。見下しているから同然の結果なのかもしれないのだ。身内に可笑しいと言ってやる結城のない言いなりロボットばかりだ。アンドロイド以下であるのは証明済みだ。

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