1.キャラクター
こういうのは書きにくいですね……。読み辛かったら書き直します。
第一、キャラクター設定は最初に決めるべき。
注意、以降、普通のラノベを書かない方を『小説家』、ラノベを書く方を『作家』と呼ばせていただきます。
これ(キャラクター)は基本中の基本ですね。描写や物語より大事です。基盤となるキャラクター、人物たちがいないと物語は始まりませんから。
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キャラクターを作る場合は、どんなジャンルを書くかによって変わってきます。
例えば、普通の文学小説(ラノベではない小説)では普通の、実際にありそうな名前、性格も現実にあるような性格が多いです。
ラノベ以外の小説でよくあるキャラ:学生、社会人(職業はありきたりでないものが面白い)、病人など。
主人公が病人の場合は、余命何日とか設定されているときがあったり、植物状態の人だったりが多いと思います。植物状態の人が主人公の場合は、考えだけで物語が構成されることがあります。それと心理描写多。
職業でありきたりでないものは(僕は読んだ中で)、DNA研究所職員、整形医師、納棺氏、漫才師(『火花』にて)などです。
設定例↓
川口春香
女性、十八歳
A大学生、薬学部
一人称:私
二人称:〜くん/さん
三人称:〜くん/さん
薬の知識豊富、恋愛中。
みたいな感じです。実際はもう少し練った方がいいかと。多分、これが最低限でしょう。
一方で、ラノベの場合は横文字が多くなります。(中世ヨーロッパの舞台が多いから)例えば、僕の本ではロッヅェ・スカーレットとかですかね(二次創作キャラになりますが)。
また、ラノベで流行っているのは言わずもがな異世界チートハーレム、悪役令嬢、転生俺TUEEEなどですが、よくあるのは(悪役令嬢は読まないのでイマイチ分かりません)無職です。
そこから転生やら何やらして俺TUEEEやらハーレムやら作っていくんですね。
設定例↓
ガゼル・ライト
男性、十六歳
一人称:俺
二人称:〜(呼び捨て)
三人称:アイツ/〜(呼び捨て)
職業/魔法使い
〜に復讐しようと思っている。
飄々とした性格、その割に何か否定されると苛ついて武器を振り回し始める。
こんな感じだと思います。これもこれで最低限だと思います。
普通の小説でのキャラはちゃんと書きましょう。基本的にラノベのようなキャラの性格を多く入れた時点でほとんどラノベになってしまいます。せめて横文字ではなく漢字を使った名前にしましょう。
ただ、性格は境界線が引きにくいです。二重人格でも書いている小説家の方がいますので。ただし、ラノベを書く場合は好き勝手していいです。
というか、ラノベは好き勝手していいような小説という認識でいいと思います(笑)
複数人登場させる場合は、当たり前ですが一人一人の性格を変える必要があります。結構前に同じような性格の人が同時に数人出ている本を書く友人がいましたので。
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ではまた次の話で。