終焉の空は
世界の大半が荒野で覆われた生きるには過酷すぎる排他的世界。人間は点在する壁(守護樹)からもたらされる加護の下で生存を許されていた。荒野各所にある壁(守護樹)の交流を繋ぐのは、荒野で人生の大半を過ごす、荒れた世界をばっこする魔物に魔獣を蹴散らしながら、時にはその身から採れる貴重な素材を剥ぎ、貴重な薬草や採取もする、壁を巡る荒野のスペシャリスト武装商人達。
そんな明日の命も知れない武器商人に名を連ねる青年がなにかに辿り着くまでの話である。
そんな明日の命も知れない武器商人に名を連ねる青年がなにかに辿り着くまでの話である。
序章
2021/04/13 16:54
(改)