邪気、瞬間移動を考える③
ひとまず一部完結。
Wardからコピペ持ってきたんだけど、改行とか段落が反映されてない…。
どうしたらいいのこれ?
大雑把にわけて3つの【瞬間移動】があったわけだけど、一体俺に合ってる瞬間移動は…どれになるだろうか。とりあえずまず、有り得ないのは「どこでもドア」だ。
壊れた時のリスクがやはり高い…のと、イマイチ仕組みがわからないため…、使うのが不安だ。しかし、行きたいところに初見でも行けると言うのは大きなメリットである。
…予備として2つ持ち歩ければ…って、そもそも四次元ポケットかスペアポケットがないと2つは持ち歩けないのか。一台は自宅に設置するとしても…予備が持てないとなるとやはり、どこでもドアは有り得ない。自分自身の能力になったわけではないから、どこでもドアが盗まれたり破壊されたり所持していないところでは無力そのもの。どうせなら、旅は身軽に行きたいもんだし…となると、選択肢は二つ。「ルーラ」か「瞬間移動」だ。
どちらの選択肢を選ぶにしても、共通のデメリットとしては、運動不足になってしまうこと。健康には動くのが一番だが、絶対に動かなくなる。間違いない。「あーあそこのラーメン食いたくなったわー飛ぼ」みたいにめっちゃ気軽に使うようになってくるんだろうな。自分自身である程度の自制はしないと破滅する。せっかくの能力を得ても女子からモテない。これは嫌だ。絶対に太らない様に、できる限り自分の足で行こう…と思いたい。…本題に入るか。
自分の性格をよく考えて見たけど、どちらかというと保守的な性格をしている。…ワザワザ新しい土地に見知らぬ土地に自ら飛ぶというのはあり得ないと思う。一度訪れてまた行きたいなぁと思う様なところにしか俺は行かないと思うんだ。
そして冷静に考えると俺は、この土地から出たことがほとんどない。SNS上での知り合いは多少いるものの、顔も知らないしそいつらの気もわからない。新たに訪れた土地にて、新たな知り合いを作るというコミュニケーション能力が俺には無いと断言できる。ひとり旅でまったりとやりたいのに他人と干渉なんてしたくもない。なんで楽しみに来てるのに煩わしい人間関係を構築せねばならぬのか…。
だがあの指を額に当てる動作というのは、ドラゴン○ールファンなら誰もがやったポーズだよな。かっこいい…あれは、憧れる。だがそれだけだ。そんなポーズの為だけに、「瞬間移動」のデメリットは覆せない。
となると答えは必然的に「ルーラ」が最適解となる。旅というのは、道中にも楽しさがあるのだ。目的地がメインディッシュであるならば、その過程はオードブルの様なもの。道中失くして、行った先で楽しい思い出が作れるか?と瞬間移動を使う前提の奴がいう話じゃ無いが、その道中を一回位は経験した方がよい。2回目以降ルーラを使うとしても、初回は素直に自分の足で移動した方が達成感と感動を体感できるだろう。(毎回、自分の足で行けというのは無しだ。)
消費MPは毎回寝れば回復は出来るので使用できなくなると言うことはない。頭上に関しては、最新の注意を払って呪文を唱えるのを徹底する。そんなくだらないことで死にたくは無い。頑丈なヘルメットを特注し、常時被っててもいいかもしれないな。
…今更だがこの「瞬間移動」という能力は他の人から丸見えだ。悪人とかテレビ業界に目をつけられないだろうか。人間っていうのは、よくわからないモノに恐怖を覚えるから、迫害されたり最悪、人体実験にされるかもしれない。白い粉とか運ばせられるかもしれない。安易に瞬間移動できるから配達業や旅行会社といった就職はしない方が良い(断言)。
仕事で使えないのなら、精々、自宅と会社間の交通費、自動車、宿泊費と言った節約程度に留めておいたほうが…いい。通学代だけでも月9000円の節約になるし一年にしたら108000円の節約。普通車の相場はわからんけど250万くらいか?通勤費は…出ないだろうから単純に12年間で車本体と車検2年で1回辺り10万×6回分くらいは浮くと考えると年当たり30万は貯金できそう。旅行先の宿泊…自宅に帰って来れば良いので宿代も節約になりますね。温泉なんかは日帰りでもよくなるから。
でも逆に、旅行自体は行きやすくなるから、浪費が増えるかもしれんな。仕事の休みの度に何処かへ行って観光地価格でご飯を食べる…と言うのが当たり前になってくるかもしれない。でも価格じゃ無い。他の人が一生かけても体験できない事が俺にはできる。瞬間移動という能力さえ手に入れば、人生は少しは楽しいと思う。1日の内の何時間も移動に費やすってのは無駄でしょ。その時間を好きな時間に充てられるってめっちゃ効率いいじゃ無いですか!瞬間移動最高!!
と考えているうちに授業ももうすぐ終わる。…あぁ、また時間を無駄にしてしまった。
明確な答えなんて見つからないのにね。次は体育…瞬間移動できるように修行してくるかな。
続きたいのだ