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そーさえーぴーぽー  作者: 自転車少年
1/1

狭いね...

新社会人として地元埼玉県を飛び出し。

薫はいよいよ会社の本社がある、福島県の郡山市へと引っ越す。

「次の郡山、出口です」


ナビの声に従って高速道路を降りる。

周囲はのどかな街並み。

俺は近くのコンビニで小便を済ませコーヒーとパン、歯ブラシを購入。


再び車で30分、ブルー自動車部品工業の研修センターに到着。

入り口で部屋の207号室の鍵を受け取り部屋を探す。


「みーつけた!!!」


部屋の扉開けてびっくり。

四畳の畳に二段ベット。

エアコンはないが、昔ながらのオイルヒータ(スキー場の宿とかについてるアレ)


「狭いねー(笑)相部屋ってマジかよー」


車から部屋に布団とカバンを運び、エントランスで一服。

すると、同様に研修生がやってきて話し出す。


「105号の鈴木です。ヨロシク。」

「201号の風間です。」


ってな感じで自己紹介タイム突入


「207号の鳴海です。」


自己紹介を終えるとさすが皆、自動車部品会社に就職しただけあって車の話を始める。


そんななか一つの質問が飛んできた。

「鳴海さんはこの会社で何がやりたいですか?」


...困った。やりたいことが具体的に出てこない。

俺は何となく大手企業に就職が決まり給料も安定するし、何となく来てしまっただけなんだが...


「...じっくり研修中に考えるよ。」


そんな、曖昧な返答をして俺はエントランスから部屋に戻って行った。

お昼時、俺は買ってきたパンを一人で食べていると部屋の扉が開いた。

相部屋の相方の到着。


「石田です。これから研修期間ヨロシクな♪隣座って良い?」


がたいの良いスポーツマンって感じの人。俺が体育座りしていた隣に座る。


四畳の部屋に二段ベット、野郎二人の体育座り


「......狭っ!!」


この物語の登場人物はフィクションです。

でも、っちょっと実話も盛り込んでいます。

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