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第4話

 夜風が心地いい。成し遂げた感がナイスだわ。はあー、もうスッキリ。点在する電灯の下を行く。


 次の日は早起きして魔法の勉強。それも終わったので近くのカフェに入った。ドアベルが鳴る。カランコロン。


 開店時間を僅少すぎた時間なのでウェイターは来ない。私は適当な席に腰かけた。いつものシミのついた制服が悲しい気分にさせる。


 すると見慣れぬこわもての男がはす向かいの席に座り「掃除屋か?」と尋ねてきた。


 私は「はい、清掃員です」と返す。なんで私の職業知っているのかしら? あら、テーブルの上に予約席と書かれた置物がある。勝手に座っちゃった、やば。


 男は顔のおっかない切り傷を擦りながらブリーフケースから書類を取りだし私の前にばさりと置きこう口にした。


「あんたのような新米の殺し屋には難題かもな。失敗した場合は……分かるよな?」


 私は慌てた。相手は私を殺し屋だと思っている。ただの清掃員なんですけど! しかしここでそのことをバラすとどうなる。私はそ知らぬ顔で資料に目を移した。


 ターゲットはこの国に滞在中の貴族の三男坊だ。私とそう年も変わらない。凄いイケメンだ。私はしびれる舌を操りこう聞く。


「殺す理由とかって……」

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