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第1話

「ミリカナリア! あなたって人は掃き掃除一つ出来ないの!?」


 私は肩を落とし作業服のズボンをギュッと握った。そしてか細い声でこう口にした。


「す、すみません。カナさん……えーと、カナチーフ」


 口角を上げた上役のカナさんは箒で私をフルスイングした。強かに顔をうち私は石畳に膝をついた。


 痛い、唇から血が出てるわ。カナチーフは「下手くそに罰を与えたんだよ! ありがたく思いな!」ときつい口調。


 私がボロいハンカチで血を拭っていると彼女はこう聞く。


「ありがとうございます。カナチーフ……って言わないの!?」


 私は慌てて立ち上がりそう言ってみた。すると相手の口角はさらに上がり「笑顔で言いな! このやくたたず! お前よりそこらへんの野良犬の方がこの仕事にむいているわ」とわめく。


 私は小さな声で「すみません」と言いうつむいた。辛い……。でも悪役令嬢の末路なんてこんなものよ。

 お父様も表向きは名誉の戦死だけど実際は敵の二万の兵士に竹槍で立ち向かい弾丸の雨を受け……。


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