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王と公爵と計画と……出会い

 ガタガタと馬車が揺れる。

「……なぁエリク、楽しかったか?」

「悪くないですね……あんな生活も……アルもあれを目指しているのか?」

 俺は短くあぁとつぶやくそうだとは容易には言えないからだ。

「それを成すためには、かつて二人の魔王が成そうとしたことの先を行かなければならない」

 初代が夢見て二代目が受け継いだ平和への意志……二代目も知らない俺の遺志の先を行かなければならない。

「そのために、王都に戻る前にお前を拉致ってきたわけだ。先の村はうれしい誤算だったがな……」

 あの最初の村を出て、馬車に揺られもう一週間が過ぎている。基本野営や野宿で過ごしていたのだがそろそろ王都だったりする

「まぁ馬変えながらだからスピードは落ちてないわけだし、そろそろつくだろ。帰りは俺の領地までゆっくりしてたら1週間かかるが、流石に時間ないから魔法を使う」

「まさか、強化魔法!!」

 驚いたようにエリクが言うと兵はぎょっとした顔になる。自分にならまだしも、他の生物への強化魔法となると大魔導師レベルの技だからだ。

「いや転移魔法だ」

「本当に人間?」

 失敬な、まだ昔みたいに人間やめる様な人体改造も禁忌魔法も自分にかけとらんつうに。

「人間だとも・・・・・・ほら、みろ王都が見えてきたぜ」

 馬車の車輪から伝わる振動がなんか固いものの上を走っているようだったので、王と周辺の石畳の街道に差し掛かったのだろうと思い顔を上げるとそこには未知が存在していた。

「舗装された道に入ったなぁ……」

「いやまて、王都はわかったが話をそらすなよ。転移魔法分の魔力はどこから?魔族なら20人人間なら100人集めないと無理なはずだ」

 俺はゆっくりと笑う。彼はそんな細かいことに気をとられているのか、あんまり長生きできないなぁと思ったからだ。

「あんな無駄な多い術式なんか使ってられるか、いろいろあんだよ、世の中には知られてない抜け道ってのがね?」

 詳しく語ることはしないのだが。転移魔法自体神の術だったりするのだけど・・・・・・

「そこの馬車止まれ!!」

 王都への入領を監理している検問兵につかまる。

「ご苦労様です」

 俺は馬車から顔を出すと、兵士たちは驚いたような声を上げる。まぁいろいろと国内では有名な家の子供だからだ。

「アルバート・フォン・ラトリシア様!!」

 兵士を見ると、どこかおびえたような表情をしている。家の親父……ラトリシア伯爵はたちの悪い男で、俺まで悪徳扱いされているらしい。まったく、反面教師がいるから、俺はまともに育っているというのに。

「積荷は護衛の兵1人、奴隷の魔族一人なんだがはいってもいいかな?」

「どうぞどうぞ!!」

 奴隷を持っていてもおかしくはないので、兵士たちは奴隷紋の確認もせずに王都内に俺たちを通す。

 奴隷紋とは奴隷の右手に入れる紋章のことでやり方は焼き鏝を押し付けるだけという非常に簡単なものだ。その簡単なものなのだが、神の力により強制力が働くために、奴隷は永遠に主人には逆らえなくなったりする。消す方法は存在するのだが。

「……わが軍の練度と良識が……」

 おつきの兵士の言葉に、俺はかっかと笑う。

「大丈夫ですかこの国」

「あぁあれが一般的な姿だ。腐敗しきった貴族と、関わりたくない兵士の会話だとでも思ってくれ。そうだエリク、右手は隠しとけよ?」

 兵は頭を抱えてうんうんうなっているが知らん。大方、彼の所属する部隊は国内の検視も勤めているためにこのような身内の不正に耐性がないのだろう。

「それにしてもエリクお前怒らないんだな?」

「不信感を抱かせないための手段なんでしょ?それぐらい合わせるさ」

 流石、どこぞの兵とは大違いだな、そうぼやくと、俺は苦笑いを浮かべている

「さてと、ついたぞ」

 城門が開き、俺は苦笑いを浮かべ彼等を連れ馬車を降りると、王城内を歩いていく。

「なんだかほかの連中の目がいたいんだけども……」

「気にすんな、後々快楽になる」

 楽しげに笑いながら、俺は謁見室へと向かう。後ろからは意やそれ快楽になったらあかんやつやなどの声が聞こえているが無視することにする。

「お待ちくださいラトリシア様。現在フォルストランド公が……」

 俺は侍女の制止を振り切り、その扉を開ける。無礼も何も承知の上で、誰が今タイミングよく謁見の間にいるのかも知っている。

「初めましてフォルストランド公、ただ今戻りました陛下」

 ハルワルド・フォルストランド公爵がマウロス・ヴィーリオス陛下に謁見しているところだったので、室内にいた護衛の人間や宰相が驚いて俺を見てくる。

 唯一の例外は公爵がにやりと笑ったことだろうか?

「なぜ魔族がここにいるのだ!!」

 叫びだしたのは宰相で、それに続いて護衛の人間が声を上げ始める。

「静かにしないか!!」

 フォルストランド公が叫んだ瞬間、一気に野次が止まる。

「君はたしか、ラトリシア伯爵のとこの長男だったような気がするが、ラトリシア伯縁の者が礼を欠いてまで何の用かな?」

 陛下は黙ってやり取りを見るつもりだろう、静観の体制に入っている。どうやら陛下は俺が来た理由を大体だがわかっているように思える。

「いえ、陛下とフォルストランド様に少しばかりお願いと相談がありましてね?こんな機会でもなければ公爵様と話すことができないと思いまして……」

 そういうと、フォルストランド公は目を細める。俺が発する言葉の意図を測りかねているのだろう。

「陛下……後ほどの会食の席に彼等を招待してもよろしいでしょうか?」

「あぁ君がいいというのならば……」

 ありがとうございますとフォルストランド公は小さくつぶやいた。

「……それで子爵よ。お主に頼んでおった親書はどうなった?」

「こちらが返事になります」

 俺は宰相に文を渡すと、宰相は陛下の元へと持っていく。

「ふむふむ……下がってもよいぞ?使用人よこの者を控えの間に案内せよ」

 俺は使用人の後について、部屋を退出した



「あのお方の真意を知っているのはエールディン……あいつだけだったよな?」

 突然しゃべりかけてきたクワクギルに、視線を向ける。

「そうね。突然何を?」

「……いや、あいつならこの世界で起きていることを感知することができたはずだが……だとしたらカーライア様が復活しているのに、飛んできていないのはおかしいなと思ってな」

 この男は……

「カーライア様を疑っているの?」

 彼が飛んでこないということは、この間現れたカーライア様が本物かどうか疑っているということだろう。

「いや、そんなわけじゃない。あいつが来ないということは、あいつは二代目が知らなかった……解らなかったことを理解して独自で動いているということだよな?」

 私はその考えに驚かされる。確かに、そうかんがえると、カーライア様の理想をただひとりで実現しようと画策しているのだろう。

「なんだぁ?意外そうな顔をしているな……」

「いや、だってあなた脳筋でしょ?」

 かっかっかとその虎の顔をゆがませてクワクギルは笑う。

「戦いの予感がするのだよ。カーライア様が戻ってこられたから……」

 この男は昔からそうだった……戦いの前になると、戦いの行く末をカーライア様の次に理解して行動する。

 武に誇りを持つこの男が、カーライア様が生贄になるから逃げろとおっしゃった時も反論もせずにわかったとうなずいたのを私は覚えている。

「ねぇ、クワクギル……カーライア様の復活を知っていたの?」

「見えないんだ……」

 ぽつりとクワクギルはつぶやく。何が見えないのだろう?

「カーライア様のいく末が……だから復活も何も見えなかった……」

 そういえばクワクギル様は行っていた気がする。

『神に愛されていない俺たちは生き残るために力をつけた。クワクギルの戦闘における未来視は神に愛されたものにしか作用しないからな……つまりはだ。微弱ながらお前らも神に愛されているわけだ』

 今ならこの意味が解る。カーライア様はまったくと言っていいほど、神に愛されてはいなかったのだと……

「だが、なんとなくだが我らの未来の行動であのお方が何をしたのかどうなったのかは面白いぐらいわかるんだ……まぁ少し待てば楽しい結果になるさ」

 心から楽しそうにクワクギルは笑う。それは実に楽しみだな……真の平和をまだかれが追い求めているのだから……

 この脳筋は戦いのことではまったく笑わない、それが笑いながら言ったのだ……

「たとえ神から愛されぬ身だとしても、未来を信じることぐらいはできるだろ?」

 まったくその通りだと相槌をうち、私も笑った。



「……俺なんかが同席して本当に大丈夫なのか?」

 いまさら何を言うのかと正装に無理やり着替えさせられたエリクがそういう。

「ん?あぁ大丈夫だろう。右手は出しっぱなしにしててかまわんぞ?これからはお前を利用したおとなな交渉をするからな」

 正直、公爵はこちらの考えていることが大体わかっているみたいだったしな。

「ラトリシア様、会食のご準備ができましたこちらにどうぞ」

 俺はエリクを連れて、会食場へと向かう。

「……おや?」

 俺はそう声を上げる。

「陛下がもうすでに席に座られているということは、すでにお二人で何か話し合われた後……あの返答を見て私めをどう処断するかとか?」

「……まず君が連れている魔族の青年の話でも聞こうか?」

 ほぅ……直球でジョーカーを取りに来たか。こちらに回りくどい手札を切らせないようにするとは……

「公爵……私は手札を先に選ばれるのが嫌いでね?だから、私も貴方達の考えを先に潰してしまおうと思いますよ」

 にやりと笑い、芝居がかった口調でそういう。俺がやろうとしていることの、ド直球のストレートを投げるために。

「人間と多種族……合同都市を作りたい」

 陛下が楽しそうに目を輝かせる。

「それは、私の望みだということを知ってか?」

 違うと、エリクは首を横に振るう。打ち合わせもなしに、俺の意見を組み取るとは、なかなかいい拾い物をした。

「初代魔王が望んだ世界です」

「初代魔王が?」

 公爵が疑っているような顔をする。初代魔王の真意はあまり伝わってはおらずただ世界を混乱に招いたといわれているだけだった。

「事実です。彼が世界を統一しようと戦争を起こしたのは当時、異種族排斥派だった各国の王たちとゆがんだ貴族を排除するためだったと聞かされました。ただ、末端の兵士たちは人間に対する悪意と憎悪で殺戮をしていたようですが」

 エリクが口を開く、ほぅあいつ……俺のことを全部話していたな?

「君はあの戦争に?」

 陛下は声を上げる。魔族の見た目で年齢を判断することなどできないからだ。

「いえ……かつて陛下直属の六人将の方に教えていただきました」

 まさか、ここまで効果的な手札がきれるとは思っていなかったが……なかなかどうして……と陛下たちの驚きの表情をみて俺は思う。

「陛下と私……融和派の会合に邪魔をしたのはそのためか?」

 さすが頭の回転が違うな、国のTOPのタヌキたちとやり合うタヌキは……

「えぇご存じかとは思いますが私の父……ラトリシア伯は追放派で貴族派のクズ……私はその実子で子爵という立場柄あのクズの命令を受け付けなければいけません」

 それは伝統、としきたりの元に成り立つものだったりする。

「干渉を受けないとすると、現在借り受けている領地を正式に陛下に賜り伯爵以上の爵位を持たないといけない……か?」

 おう、地の文で説明しようとしたこと先に言うなよ。それでなくても……いやまぁいい。

「そのために陛下と公爵のお力をお借りしたいというのが私が望むことです」

「……」

 しばしの無言の後で陛下が口を開く。

「あの国からの要求は君を支援してもらえないかということだった……この意味が君にはわかるか?」

 俺はにっこりと笑う。

「他国の王が認めた貴族を子爵の位にとどめていたら、国家間問題になりますね?」

「君の意志を聞いて確信したよ……公爵少し話は変わるが……」

「えぇ解っています陛下」

 俺のいない時のやり取りの中で、何か話し合われていたのだろう。

「現時刻をもって、ラトリシア子爵の爵位を剥奪、同時に子爵に貸し与えられていた領地を王都直轄領に指定する」

 ほぅ……それで?

「他国の王と公爵の推薦により、断家したフィーリス侯爵の地位をアルバートに与えるとともに、王都直轄領を与える。その際、領地の名前をフィーリス領とする!!」

 俺に別の家名を与えることで、ラトリシア伯爵からの干渉を消すことができるのか!!

「……ありがたく承ります」

「陛下それだけではラトリシア伯が納得しないでしょう……」

 耳打ちする侯爵は貴族派を完全につぶす気のような目をしている。

「そうだな……あの子を政治の道具にしたくないが仕方がない……」

 陛下は侍女を呼びつけ、にさんこと話すと侍女は大慌てで部屋から出ていく。

「そういえば、君はうわさに聞くところ異種族排斥派の人間だったように記憶しているが、心変わりの理由は?」

「親父の手前、私は猫をかぶらないといけなかったんですよ」

 少しはぐらかしながら苦笑いを浮かべる。

「お呼びでしょうか、おとうさ……ま」

 陛下は目を細めて、俺は途中で途切れてた声の主に目をやる。その視界に移った少女を見た瞬間、浮かんできた考えは似ているだった。

 誰とは分からないが、俺の知っている人物に似ているのだ……顔の造詣はまったく違うのに雰囲気魂の色すべてにおいて似ている。

「ほらあいさつしなさい」

「第三王女のリリーと申します」

 俺は回らない頭を回転させながら、口から言葉を漏らす。

「アルバート・フォン・フィーリスです」

「アルバート!!」

 彼女は俺を知っている。それとも俺の名前に反応しただけなのか?わからない、でも俺自身の魂が泣いている。再会できてよかったと思ってしまっている。

「こらはしたないぞリリー」

 陛下が声を上げたリリーをたしなめると、俺を見る。

「……アルバート侯爵、君に娘を託したい」

 許嫁ということは、フィーリス家の血統に王族を入れるという意味か……

「私めでは役不足ですが喜んでお受けします。しかしよろしいのですか?元の家名が伯爵家のしかも貴族派の有力者の息子である私をいいなずけなどにして?」

 陛下は問題ないとつぶやきながら、にやりと笑っている。

「私が認めて、家名を変えた……それだけでやつには大打撃になるだろうよ」

 俺は少し考えわかりましたとつぶやき、何が起きているかわからないといった感じのリリーを見て、ゆっくりと笑う。

「リリー殿下が何やら話についていけていないので、別室でお話をして来ますね?エリクいりますか?今の魔族の内情を知るものが必要でしょう」

 エリクを押し付けて、俺はリリーを連れて部屋を出た。



「よかったのですか?」

 公爵がそう声を上げ陛下を見ている。

「……奴隷として、彼を王城に連れてきたみたいだが奴隷紋がない……ということは彼は彼の意志であの男についてきたということだよ公爵」

 陛下は楽しげにそういうと、俺の方を見る。この陛下、黙って聞いていたら大分腹が黒いようだ。

「エリク君だっけ?君はアルバート侯爵のことをどう思う?」

 あの人が俺を置いて行ってリリーという少女を連れて行ったので取り残された形になったが、これは話に加われということだろう。

「俺……いえ私は、あの人を尊敬しています。詳しくはいろんな方々に口止めされているので言えませんが、あの人ならばと思わせるものがあります」

 俺の言葉を聞き、公爵はほぅとつぶやき陛下はやはり他種族の見解は全部おんなじということかと何やら意味深なことを言っている。

「……実はな今代の魔王から、あの男を魔国は全面支援するとの声明をもらっておるのだよ。しっていたか?」

「いえ、そんなことはあの人は一言も……」

 そうかと陛下はつぶやき、話は魔族の暮らしのことへと変わっていった。

 この国の国王はどうやら他種族との交流を推進したいように思えたのだ・・・・・・なるほど、だから彼は昔のように侵略といった手段を選ばなかったのか・・・・・・



「なるほど、それで私の婚約者に」

 かいつまんで説明し終えた後、リリーはため息を吐く。

「それで、君は俺のことを知っている風だったが?」

「……えぇ、以前いた知り合いにそっくりなんですよ」

 へぇ……俺みたいなのが以前にもいたのか……やはり彼女はどこかあの人に似ている風に思える。

「俺みたいなんが同時にホイホイこの世界にいたんじゃ人類終わってるわな……」

 しみじみとしながらそういう。だって、魔族と人間の全面戦争を引き起こすような人間なのだ。そうポンポン世界に湧いたらたまらない。

「そういえば、口調が変わってますが何故です?」

「あれつかれんのよ、ボロ結構出てたしな」

 ため息をつきながらそういうと、彼女はくすりと笑う。

「本当に似ていますね」

 笑い方の雰囲気それを見て俺はすべてを思い出した、リリーは彼女に似ているんだ……俺の死を悲しんでくれた彼女に……

「いい国を作ったな……」

「え?」

 俺は何でもないと言いながら含み笑顔を浮かべる。彼女は俺がまだ俺だということに気がついていないように思える。

「それで婚約者になったわけなのだが……君はどうする?俺のところの領地に来たいというのなら手配するし、大方城にずっといたんだろうどこか行きたいところがあれば、人員を手配するよ」

「いいのですか?」

 俺はうなずくと、にっこりと笑う。

「もちろん、こっちのわがままに巻き込んでんだ。できる限り、君の要望は叶えるつもりだ」

 彼女の瞳は驚きの色に変わる。貴族らしからぬ発言なのは重々承知している。貴族派、王城派など分けていても、結局はやつらは貴族なのだ。

「理想の為なら犠牲をいとわない連中と一緒にしないでくれるか?多少の犠牲はいるがそれなりのリターンはするつもりだしな」

 はははと笑いながら目を細める。そうじゃないと、誰も俺についてこないだろ?そういうと、彼女は真剣なまなざしで俺を見てくる。

「……それでは、お願いしたいことがあるのだけど?」

 彼女の口から出た言葉は、俺が最も聞きたくない言葉で……さらに彼女が何者なのかを確定させるような言葉だった。

何とか本日中に完成。

しばらくは国外に出る予定も山の上に拉致監禁もないのでゆっくりすごせます。

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