表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My Best Friend〜この世界の奇跡〜  作者: 心井菜城愛
1年生、はじめの時
6/43

○仲間・・・?○

○吉昭side○

愛沙ちゃんと六年ぶりに再開した。

六年は短い様でとても長い。まさか、こんなふうに再開するとは思わなった。

彼女は飛悟くんと出会ってから変わったらしい。


「吉昭、おかしな仲間だろう?」


愛沙ちゃんがぼやいた。

そんなことないよ、と首を振る。

すると、彼女はどうしてだ?と聞いてきた。


「そりゃ、綾華ちゃんは毒舌だし、舞夏ちゃんはありえないくらいテンション高いし、唯子ちゃんは大人しいし、大稀くんも笑って過ごそうとするし、飛悟くんも愛沙ちゃんと合うなんて思わなかったよ」


「よ、吉昭?」


「でも・・・。それで愛沙ちゃんが変わるなんて、思わなかった。皆と出会えて、よかったね。そうしか言えないよ・・・」


そんなことを話した。

きっと驚いてるよね。そんなことを思った。

でも、彼女は笑ってた。


「吉昭のくせに生意気ね。私もそう思う。綾さんは意地悪だし、舞夏はおかしい。正直自分でもガテンが言ったわ。でも、気付いたの。そんなの気にする様な事じゃないって。」


「何言ってんだか」


飛悟くんが顔を出した。

あはは、と僕は笑う。


やっぱり、仲いいなぁ。


そう思ったのは心の片隅に置いておくことにした。

にしても、亜利ちゃんも后也くんもさっそく馴染んでる。


「ほれ、吉昭。行くぞ」


「なにぼーっとしてんのよ。」


え?なんで呼ばれるの・・・?僕は・・・


「俺たちは、もう”仲間”だろう。」


飛悟くんの一言に僕は何も言えやしなかった。

うん、と笑って返答をすると二人の後をついて行った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ