○入学式○
○愛沙side○
それは、桜が舞い散る暖かな春先だった。
あの日、みんなと出会った日。
私は………
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私の名は松羅愛沙。
真島という舎町に住む、中学一年....になる。
「中学、か。ついに来ちゃったよ」
私はぼやいた。
綾華、舞夏がいて、飛悟に大稀。
あと、唯子も。
「ま。なんとかなるっしょ。」
マイペースに大稀が笑っていった。
ほんと、羨ましいくらい。
昨日は異常に寝れなかった。異常くらいだ。
「ふぇっふ」
なんで、此の声が出たんだ…
眠いんだ、寝たいんだ。寝れないんだ。
「………さ!…………いさ!愛沙!!」
飛悟がどこか心配そうな表情をしてる。
身長も、目線も、変わらない。
「なに…?」
「あれ」
飛悟が、真っ直ぐ指を指した。
その先には、中学生か?と疑問をもつくらい身長の低い少年。
そして、少し髪がカールした少女と長めの髪の少年。
三人とも見覚えが有る人たち。
「亜利に吉昭、后也…?」
「「はぁ?」」
飛悟以外が首を傾げた。
私はひとつひとつ説明をした。
多分、誰にも話た事がない過去だろう。
「おま………」
「でも、大丈夫だっ」
綾華達もポカンとしていた。
大丈夫、大丈夫っ、と笑って、学校の方へ向かった。
「無理しないで、ね??」
舞夏の声がうっすら聞こえた。
「あ、クラス表みにいこ!」
綾華に腕を引かれて舞夏と私は走っていった。
「あ!俺達置いてくなぁ!!」
飛悟、大稀も走って皆でクラス表を見に行く事にした。




