繋いだ先
おはようございます
ソーダ茶です
こちら現在2026年 1月30日の朝 7時 57分ごろよりお送りしています
今回は昨晩から眠れず過ごしていたら思いついてしまった、形にしてしまったお話をお届けします
以下、注意事項です
*作者(綴った人)は『イヤモニ』に詳しくないです
*設定がかなりゆるいです
*『なんでも来いよ』、『寛容だよ』という方にしか向かない作品になっているかもしれません
*ゆるく読めそうなら、よければ読んであげてください
*無理そうだなと思った方(←閲覧中を含む)は即刻ページから離れて健やかにお過ごしください
「先輩、イヤモニ持ってきてくれましたか?」
「あー、持ってきた。ちゃんと」
「さすが、我が先輩」
「はい、お下がり候補たちですよー」
そう言って、いくつかイヤモニが入ったケースをこちらに向けて開けて見せてくれる
「どれがいい?」
「あんま詳しくないんで、オススメ訊きたいです」
「こっちか、こっち」
「理由は?」
「…質がいい」
「そうなんですね」
「そうなんですよ」
少し悩むが、この勢いで追加質問してしまおうか
「どっちの方がここはいい、みたいなメリットから選んでもらえたりしますか?」
「え、そう来る?」
あの先輩が少し驚いている
「…うーん。じゃあ、こっち」
そう言って長い指を指す
「ちなみに、その訳は…」
「そうねぇー、…返事としては質問の意味から逸れるんだけどさぁー」
先輩がこちらのことで頭を悩ませている
滅多になくて、そのことが少し可笑しい
「色違いみたいに見えるから、自分が最近よく使うやつと」
「は…」
爆弾発言だろ、今の
口説き文句っていうか、殺し文句
「…何?そう言われると嫌、とかですか?」
あの先輩が!オロついてる…!
「っ、それがいいです!」
「っおぉ、…そうなの?…今ので?」
「はい!即決ですね。いいこと知れました!」
「そう、へぇ。…そうなんだぁ」
やっぱり普段の先輩より少し可笑しい
「先輩からのお下がり、大事に使わせてもらいます!」
嬉しさが声にのって抑えがきかない
「あぁ、うん。盛り上がってるとこ、ごめんけどさ…」
「え?はい」
「新品のケーブルとイヤーピース、勝手に選んで買ってきちゃった」
「え」
そんなことを口にしながら、またもやゴソゴソと鞄の中から取り出してくる先輩
「よかったら貰ってあげてくんない?ひとりで調子のって持ってきちゃった君の先輩のために」
「いいんで、すか…?」
「ふっ、…うん。似合いそうなデザインだなって眺めてたら、あげたくなったから」
「はぁ、左様ですか…」
放心するのは仕方あるまい、さすがに
「…ありがとうございます!」
「いいえー、渡せてよかったわ」
「嬉しいです!すごく!…とっても!」
「ハイハイ、喜んでくれたみたいで何よりですよー」
『お下がり』に『選んでもらったデザイン』
とんでもない、忘れられない贈り物
「先輩のそういうところ、好きです」
「は?…何口走ってくれちゃってんの?…ねぇ!?」
顔赤いです、先輩
とは、言わないでおいてあげる
〈END〉
閲覧ありがとうございます
楽しんでいただけたなら幸いです
それでは




