雑文エッセイ「女の子が好きっ!~エヴァンゲリオンvsマクロス~」
むーっ、理論武装の前置きが長過ぎた・・。結論は最後の三行だけで済むな。
可愛いは正義っ!つまり女の子は最強っ!
まっ、『可愛い』にも色々あるのでどれが一番とか論じるのは意味が無いのですが、こと、女性に関してはその見た目で評価される事が多いのではないだろうか?
だが、待てっ!人間は『五感』でモノを感じるんだよっ!つまり『視覚』と『聴覚』と『嗅覚』と『味覚』と『触覚』というバリエーションがあるんだっ!
なので見た目の良し悪しなんて『視覚』のみで判断された偏った評価なのであるっ!
とは言え、女の子を『嗅覚』と『味覚』と『触覚』で評価するのはかなりマニアックだ。特に『味覚』ってなんだよ・・。なんか表現がエロいぞ?
因みに『臭覚』に関してはフェロモンとかはこれを利用しているらしいので惑わされるのは致し方ない。
はい、女の子って香水とか好きだものね。でもカタブツな男は石鹸の匂いがいいなんてほざくからハブられるんだよ。そもそも石鹸だって殆どの市販品には香り成分が入っているはずだぞ?
また『触覚』に関しては、まぁ男の子側の期待感が爆発するはずなのであまり触れてはいけません。←接触なだけに?おっ、なんかうまい事をいった気がするっ!
では『聴覚』はどうなんだ?というと、実は聴覚って視覚よりも情報が脳に達する速度が速いらしい。
そうゆう意味では『聴覚』って敏感とも言える。そして人間が聞き取れる可聴範囲って低い方は20Hzくらいで高い方は20『k』Hzくらいまでの間だそうです。
これって生物の中では結構広範囲をカバーしているらしい。特に低周波部分は犬や猫だと60Hzが下限なんだとか。
もっとも、犬猫は高周波部分が人間よりずば抜けて高いので可聴範囲の幅では人間は負けているらしいんですけどね。
ただ『音』が聞こえるかどうかは周波数だけでなく『音圧 (デシベル)』も関係してくるので可聴範囲内であっても音圧の弱い音は聞き取りにくくなるそうです。
因みに現在の88鍵のピアノは左端の一番低い音が27.5Hz、右端の一番高い音は4186Hzと決められているそうなので、どこかの街角でピアノを見つけた場合は試してみて下さい。もしかしたらNHKが隠れて撮影しているかも知れませんが・・。
もっとも単なる『音』だけでは人はそこに『可愛い』を感じたりしない。そう、人はその『音』を発した相手に『好意』という感情を見出すからこそ、その音、つまり『声』に惹かれるのではないだろうか?
そして漸く本題だっ!はい、アニメの声優さんの声って可愛いよねっ!まぁ、野郎キャラはどうでもいいけど、女の子キャラの可愛さは半分以上声優さんの『声』が担っているのではないだろうか?
いや~、不二子ちゃんは最高だぜっ!まぁ、ルパン三世は様々な作品が世に出ているから色々な方が声を当てているけど、どなたも素晴らしいと思う。
とはいえ声優の日高のり子さんは『神』なので除外するけど、私の中では超時空要塞マクロスでリン・ミンメイの声を担当した飯島真理さんがイチ推しだ。
だって、声が可愛いんだもんっ! 美樹本晴彦氏の『絵』もいいけどリン・ミンメイは完全に『声』が『見た目』を凌駕している。←まっ、私の中ではねっ!
そう、映像の中の女の子は『声』が命なのであるっ!
これは無声映画時代に一世を風靡していた女優が、音声付映画に変わった時にあまりにも見た目のイメージと声質が違っていて人気が落ちたなんて噂がある事からもかなり普遍的な感情なのではないだろうか?
参照:ハリウッド映画『雨に唄えば』
しかも声ってお年を召しても若い頃とあまり変わらないんだよね。これは往年のアイドルたちがたまに歌番組で歌うのを聞いてみれば解ると思う。←お子ちゃまたちは30年後に確認したまえ。
あーっ、因みにタイトルに『エヴァンゲリオン』を入れたのは単なる撒き餌です。確かにエヴァにも女の子キャラが沢山出ていたはずだけど、イマイチ印象に残っている『声』はないかな。
まっ、これはあくまで私の感覚なので、綾波レイや惣流・アスカ・ラングレー、葛城ミサトさんの声にハートをぶち抜かれた男の子がいるであろう事は想像に難くない。
もっとも、五感だけでは表せないのが『心情』というやつである。そしてそれは大抵言葉として形に表さない。あくまで自身の中で蠢くのが心情だろう。
でも安心してくれっ!なんと小説ではそんなキャラクターたちの『心情』を覗き読めてしまうのだっ!
はい、おまわりさ~んっ!キャラのプライバシーを侵害する犯罪者がここにいまーすっ!
いや、エスパーの如くリアルで人の心の内を強制的に読み取ったら、それは確かに犯罪かもしれないけど、物語の中では必要な事だよ?これなくして物語は共感を呼べないでしょ?
そう、物語を読むという事は、キャラクターのプライベートを公然と覗き読める素敵な欲望充填行為なのであるっ!
故に作者は読者の欲望を満たせる物語を展開させねばならない。つまり『ざまぁ』だっ!もしくは『エロ』っ!
もっとも『エロ』と言っても、小説におけるエロとはそこら辺に転がっている安易なAVとは違う。
そう、小説のエロさとはもっと繊細で読み手の内面にぐさりと突き刺さり、それでいて噴出するマグマのように熱く猛るものなのだ。
そしてそれは大抵『台詞』ではなく『地の文』で表現される。
そうっ!『地の文』こそが文学の本質であり至高の情報伝達手段なのだっ!
なので朗読アプリは是非とも可愛らしい声の声優さんに朗読してもらいたいものである。
はい、ボイスドラマではなく朗読ね。だって物語ってひとりで読む事を前提としているからさ。そこに色々な声が出てきちゃうと感覚がバグるのよ。
でもひとりの語り部が声色を使ったり、イントネーションを使い分けるのは気にならない。だってそれは普通にみんな読書中は頭の中でやっている事だから。
そう、可愛い声の語り部が紡ぐ物語はひとつの世界を形創るのだ。そして無垢な赤子たちがもっとも安心して聞ける語り部とはママンであろう。
そうっ、お子ちゃまたちにとってはベッドの中でママンが語ってくれる冒険譚こそが最高の朗読なのであるっ!
つまりこの世ではマダムこそが最強であり一番可愛いのだぁ~っ!
とは言えそんな素敵なマダムに育てられた男の子ですら反抗期を迎えるとこう呟く。
『男はタフでなければ生きてはいけない。だが、優しくなければ生きる資格がない。』
ん~、ハードボイルドだ・・。いや、これってレイモンド・チャンドラーのパクリじゃん、オリジナルじゃねぇよっ!
でもキザに生きたいと願うのが男の子だっ!そしてそんな男の子は女の子が大好きなのさっ!
だがそれを素直に言えないのも男の子であり、尚且つそんな自分に酔うのも男の子だぜっ!
故に私はここで宣言するっ!
可愛いは正義っ!そんな女の子を好きになるのも正義っ!勿論、女の子に振り向いてもらおうとがんばっちゃう男の子の努力も正義だぁっ!
そしてそんながんばっちゃう男の子が活躍するのが『SF』なのである。
つまり『SF』こそが『好き』の最終到達点っ!人生のバイブルだっ!←お前にとってはなっ!
-お後がよろしいようで。-