用語説明
用語説明です。
本編で出てきた用語を説明しています。
順次追加予定。
この用語が分からない、というようなものがあれば報告ください。
○魔導協会
魔導士が所属する協会。世界中の魔導士を管理する団体。一般人や軍、国からの依頼を受け、魔導士を派遣することもある。各国に支部があり、本部は日本に存在する。
○七聖
かつて世界を救った七人に敬意を払いつけられた称号。現在は魔導士のトップにつけられている。その素性は一般には不明であり、彼らの二つ名と、彼らが使う神具という特別な魔導媒体のみが知れ渡っている。
神風……神具「双神剣シルフィード」
獄炎……神具「絶手脚甲陽炎」
水鏡……神具「聖杖アルテミス」
無影……神具「魔鎌ハルペー」
荊姫……神具「滅槍ベリウス」
金剛……神具「守護盾アイギス」
瞬雷……神具「霊刀千雷」
七聖には独立捜査権限があり、任務を受けることもあるが、ある程度自分の判断で行動できる。現地の魔導士の協力などを要請することもできる。
○境界点
魔界と現界とのバランスと保つ封印術式がある地点のこと。かつて起こった人魔大戦、その際、初代七聖が魔界と現界を別つために世界に5つ大規模封印術式を残した。それが境界点であり、アメリカ、イギリス、ロシア、南極、そして日本に存在する。正確な場所は一般には隠されている。
○魔導士
魔導を使う者の総称。実力によりランク分けされる。F、D、C、B、A、AA、AAA、S、SS、SSSに分けられる。一般的な魔導士はC、B付近のランクである。
○名持ち
魔導師の中でも優秀な者に与えられる二つ名、それを持つ魔導師の総称。二つ名を持つ魔導師は大抵がSランク以上の使い手である。ちなみに響の昔の二つ名は「雷牙」である。
○魔導
魔力を、術式を通して様々な形へと変換させる術の総称。術式を魔法陣の形で表わし、そこに魔力を通すことにより魔導が使える。
魔導は習得難度や威力、効果により、いくつかの段階に分けられる。基本魔導、初級魔導、中級魔導、上級魔導、最上級魔導である。これらの魔導は術者の努力、才能次第で誰でも使用可能であり全体を一般魔導と呼ぶ。
その他にも特殊なものとして、固有魔導、などの習得者が限られてしまう魔導も存在する。
もともとは対悪魔として作られたものであり、現在では様々なところで魔導の力が使われている。
○固有魔導
術者個人のオリジナル魔導である。基本的には自分しか使えない。希に、魔力の質などが似た人に限り扱うことができることがある。響の「白雷」や灯の「罪裁く断罪の焔」がこれに当たる。
○術式
魔導を使うための公式のようなもの。魔法陣の形で現れる。一般魔導は使う人間を選ばないが、特殊魔導は使う人間を選び、ある術者では意味の無い術式でも、ある術者では非常に強力な術式になることもある。
○魔導媒体
魔導を発動する手助けをする物。一般的に武器の形をしており、武器としての使い方もある。魔導媒体を持たない魔導士は、術式を含んだ魔法陣を書かなくては魔導を使えないが、魔導媒体は術者のイメージした術式を瞬時に魔法陣に変換、空中や足元に描く。これにより、魔導の発動速度が格段に上がる。実践では必需品となっている。普段はアクセサリーなどに変形している。
○属性
魔導師には、それぞれ得意な属性がある。基本属性は、火、水、土、風、雷、の5種類。基本属性は、得意属性以外でも、努力しだいで使うことは可能。ただし、高位の魔導になると習得は厳しい。
基本属性以外にも、特殊属性がある。特殊属性は持って生まれた才能しだいで、後天的に習得することは滅多にない。例として、光、闇、木などがある。
○妖魔
人間の負の感情が、魔界からの瘴気よって実態を持った者。人間の瘴気を基にしているので、その姿は人間の形に似る。全身黒一色で3メートルくらいの大きさがある。
○闇協会
正式名称、行動理由、規模などほとんどが不明。闇協会は便宜上、仮につけられた名前である。優秀な子どもをさらい強制的に魔導を仕込んだり、各地で犯罪行為を行ったりしている。