酒呑童子 取り残され 流派のお姉さまに見合いを勧められる
「あの虎道さんを 引っ込ませるとは
グレシルさんは 虎道さんのやらかしのネタを持って見えるのですか」
「昔のネタなら家来で共有してます ですが ここ10年は無いのですよ」
「なぜ 滑らなくなった?」
「いえいえ 10年ほど前から ガーゴイルの修学旅行がこちらの地獄となり
もちろん越境なので、私がこちらの如来様に話を通して 9泊10日の旅行
第一階層から一番下の第八階層まで そこで 余りの惨状を見ましてね
ガーゴイルから報告がお館様に上がり もう改善屋の虫がムズムズで
ガーゴイルの付添名目で毎年通いまして やらかさなくなった
6年前にお館様の改善の虫が 爆発しまして 越境ですし 勝手には出来ない
私と二人で改善をしてよいかと お願いのご挨拶に伺ったのが
少し酒臭い如来様でして 簡単に許可は頂けました」グレシル
「酒臭い如来様・・・・・後で裏を取ります」鷹も引っ込む
「ケル ベル クロ 散歩に行くぞ 首輪とリードが要るそうだ」グレシル
バカでかい犬に 首輪を付けてリードを持って 黒猫を従え散歩の準備
ミケも一緒になって クロの横に並んで猫様先頭で散歩に出発していく
虎道さんから封筒を渡され 一緒に散歩に行く妖狐の陽子さん
ミケも一緒に出発したので 安心して東海陰陽師に向かってしまう鷹と弟橘姫
虎道さんの庭で 二日酔いで座り込んでる三郎さんを見つめて
困り果てる着流しの酒呑童子と特攻服の熊童子
烏天狗も来てくれるが どうにも起こしたら グダる で意見は一致
解決策が見えない中 四郎くんと許嫁の梨花さんが来る
「お義父様 ご迷惑を掛ける暇も グダる暇はありません 帰りますよ」と
サクッと連れて帰ってくれる 梨花さん
残る大天狗と鬼
「四郎 いい嫁だ」酒呑童子
「そうですね 俺らもですが 先に酒呑先輩から片付いて貰わないと」熊童子
沈黙が訪れる が 四郎くん立て直して
「虎道さんに 御礼を言って帰りますか」
「あ、お館様は 膝枕で寝てますので」鶴
「お館様と呼ぶのがいいらしいので 私達も呼びやすいですし」
「では 伝えて頂いて 帰ります」消えていく大天狗と鬼
遠野での教え鍛えも熟し 一派六鬼揃って流派の離れで守護役をしている
「お茶を もうグダる」酒呑童子 酒を呑むと真面目なる変な習性の六鬼
「由佳ちゃんは やっぱり可愛い 二回デートしたけど 二回とも確保
職質ではなく確保 婦警さんに叱られた これではどうしようもない」
熊童子達 四鬼 どうしようもなく黙る
星熊童子 流派のお姉さまに相談に行くと お姉さまが離れに登場してくる
「酒呑様は 写真集の売上でNo3 人気はありますから落ち込まずに
由加さんは 世間体のハードルが高杉です 祗園署も一日署長の家元と
本部長の二人が 身元保証人で渋々で釈放してくれましたが
毎回 確保されてはデートも出来ない
こちらの少しトウがたったくらいの女性では」釣書と写真の束を出す
束の追加を持ってきた 内弟子の20代前半の女性
サクッと二番目に若い虎熊童子の横に座り お酒を注ぎだす
「あれ?」 と思う 酒呑童子
いつの間にか 五鬼の横には いい感じの女性が座って注ぎ注がれ
肴は炙ったスルメや漬物など 女性たちが持ってくる
「酒呑様が由加さんにご執心だったので うちの若い娘達はね
他のみなさんとデートを重ねておりました 成人済なので職質もない
由加さんの成人まで あと2年か3年待たれるのも道ですが苦難の道
ささ、酒呑様は こちらの写真と釣書を見られてからで」
酒呑童子 取り残され 流派のお姉さまに見合いを勧められる
ちょっと休憩を頂きます
書き溜めた分が尽きました
想像の世界=執筆の世界にまで現実の問題&不安が
押し寄せてまして、執筆の世界にまで影響してしまって
まぁ茶の湯のボケたところを製造業の常識で突っ込むとかは
平城運転なのでいいのですがね
今現在の心の負担は、全くの別問題でして燃焼効率が悪くなる
同じ燃料を入れても出力が出ない
桜が咲く頃には結論が出ますので、なんとか立て直して再起動します
しばらく 作者の代表作 を皆さんで読んで下さい
あ「矢田の友達」は佐賀編までは書ききれていますので
そこまでは投稿してありますので、お楽しみ下さい