よう コーヒーorティー
「では 配下になった自分たちには助けを」酒呑童子たちが揃ってる
庭を見ると 座り込んで寝ている三郎さん 起こすとグダりそう
「そこは虎道さんの庭 そっと俺んちの庭に 担架もある」鷹
「だめ 動かすと起きます 庭を使う予定はないので このまま放置で
2名ほど 起きた時に水を飲ます見張りを置いておけばいいです
庭で大天狗が翼を出して座って居眠り ちょっとご近所で話題になりますが
家来も呆れ返って帰ります」笑いながらの虎道さん
しかし ご近所さん 普通に挨拶して流して通過していく
仲の良い水田一族の本家のおばあちゃんが見に来て
「まぁまぁ立派な大天狗様 と 鬼」と拝んでから
「夕べは仏様に妖怪の大宴会だったと 拓海さんから聞いて見に来たら
大天狗様に鬼を拝観できて 高崎さんのお宅は色々なお友達が見える
婆も煮物を持って参戦しますので 連絡をお願いしますね」家に帰る婆
「うちではなく 高崎家 普段の行いでしょう」爆笑の虎道さん
「鶴に妖狐 次戦は婆の煮物だ がんばれ」もうどうでも良いので煮物な鷹
「コーヒーを飲んで東海陰陽師へ 桑原さん組もお待ちです」流す弟橘姫
高崎家の庭にディレクターズチェアを並べ デスクが置かれ
妖狐の入れたフィルタードリップのコーヒーが配膳される
揃って ゆっくりコーヒーを飲み始めると
7人の金髪碧眼の男達が虎道さんの家のチャイムを鳴らしている
「こっちだ コーヒーを用意して貰うから 大天狗殿を起こさ無い様に
こっちの高崎さんの 庭に」虎道さん
妖狐 サクッとコーヒーを準備したいが 7人分のカップがない
今現在も バラバラのカップ 高崎家も虎道家も出し尽くしている
鷹の家は二人分 虎道さんの家も二人分しか揃っていない
それでも カップはなんとでもなると踏んで ドリップを始める妖狐
虎道さん
リビングの引き戸側にひいた畳に移動し電熱の風炉に茶釜をセット
抹茶碗なら山ほど買って積んでいる
「よう コーヒーorティー」と男達に訊く
「コーヒーをお願いします」代表の男
「なんだよ ティーと言ったら お抹茶 を出したのに
まぁ そこの長椅子に座って コーヒーを飲んでな」軽い虎道さん
抹茶碗を妖狐に渡し コーヒーを入れて 出すという暴挙に出る虎道さん
不思議な顔の7人
「帰らないぞ 美人も来てくれたし お手伝いも来てくれた
お前らの心配事の件は こちらの地獄の組長さんが7人も来てくれた
ヤクザの炎を消して帰っていいぞ」
「お館様 また我儘を これで我々が後ろを向いたら また また
何処かへ消えてるとかでしょ 困るのですが」男