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「四郎くん 銚子を出して」 返事がない 鷹に耳打ちで「忘れた」

「そのような環境でもお造りが食べたい これに対応する鋼材で作りました

 来週には この自慢の包丁を 虎道さんにお届けします

 お代は【呑んで渡ってクダる方】の特定

 この人ですと肩を叩いて頂ければ」鷹


ポン酒の一斗樽をもった 三郎さんと四郎くん 薬師様も到着してきた


「そんな程度で?」


「この件は九尾の狐のしずかさんとは別案件で 超重要案件

 虎道さんとは利害関係がないメンバー フラットな目線で判定が出来る

 そして大事なことは 上下関係がない 後を引かない」慈氏如来


「お初の方のご意見 そちらの総意でよろしいですか」虎道さん


「うふふ 楽しみです お任せします」大日様

「決りました お願いします」四郎くん


いつの間にか 三郎さんの前に居て 右手で左肩をポン

続いて 薬師様の前に立ち 何気なく肩をポン


「今日はこの二方ですね」虎道こどうさん


慈氏如来も薬師様にポンをやりに行くが 軽く止められ

「そんな スピードだけでは止めれます 鍛え直しです」薬師様


「うふふ 美味しいお造りに 薬師のボケた顔 楽しめました

 報告書の件を含めてのお礼 別途がいいですよね 明けの方」大日様

 

「そうして頂けると なんにしても家来を追い返さないと」虎道さん


「では 慈氏さん 後は任せます 薬師は渡ってグダるまで」消える大日様


「なんか 相当に偉い仏様が着てたが 流して ビールで乾杯

 ポン酒も大天狗が二斗も持ってきてくれた 温燗も熱燗も風炉に鍋がある

 銚子を首まで浸からせれば OKだ」鷹


電熱の風炉とカセットコンロで銚子を浸からせる鍋に

湯沸かし器の湯を入れ沸かしてる


「四郎くん 銚子を出して」 返事がない 鷹に耳打ちで「忘れた」

密談開始 

「杉の一斗樽 柄杓とか〼とかは?」 「全部忘れた」

密談終了


揉める前にお向かいの拓海さん(藤原ではない)が着ていて

「銚子もないのか 若い世代は頑張れ 婆さん銚子を」とお願いしてると

1合5本と2合3本が出てきて「年の功だわ」と皆で納得してると

虎道こどうさんも お茶の風炉用の柄杓と小振りな抹茶椀を

ポン酒の杉樽の前の並べていく


ポン酒の準備が整った処で ビールで乾杯からスタート


「酔う前に 陽子さんと夏美さんの仕事の完成度を」桑原くんが前に行く


「どうぞ」と自信たっぷりな二人


パッ パッ パッ と一階のLDKを見て 「すばらしい これの維持を」

引き上げる桑原くん 見に行く研二 同じく黙って引き上げる

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