お忙しい中 無理をお願いして着て頂いた
鷹がカクカクシカジカとミニスカワンピで捲れ上がって
パンツ丸出しでは 無理もないと 説明すると
「静さん 家事とかは「実力の勘違い」をしてますが
身嗜みはキチンとしてみえます 得意技は胸のボタンを飛ばす
ミニでもチラとも見せないですし」妖狐の長
「ミニでもチラとも見せない 基本であり究極」ミニの真美ちゃん
一同は深く納得する 凹むウズメ
そのウズメに「気をつけなさい」と説教を喰らった由佳ちゃん 更に凹む
現れる宮毘羅
「私ごときではまるでお話になりません
手土産のワラサと鯛と鱸には喜んで頂けて
『お礼に 少し見せておくよ』と言われてから
真正面からのホッペにプニ
『十二神将の親分なのにお使いとか 眷属の下っ端で充分ですよ』
と言われても 完全に意識の外から
見えてるはずなのにプニとなるまで何も見えずでは凹みます
慈氏如来様のパワーとスピードで叩き潰されたのとは
全く異質な 力 あれで潰しに来られたら
どうこうの反応も出来ずです」
「鵺さんみたいだな 意識の外からのプニとか
相手の意識から自分を消す
物理攻撃の最強妖怪が九尾の狐の静さんなら
意識を狩る鵺さんだな」カエル
「他人事みたいに 相撲をとるカエル
神事の相撲をとる妖怪でしょ 意識を他に向けさせておいて
転がす カエルさんみたいでもある」鵺の長 三九郎さん登場
「鵺さんが来たって事は 彼は鵺さんの一族ではない？」鷹
「うちの一族は繁殖以外は 基本単独行動 家来など居ない」鵺の長 三九郎さん
慈氏如来の配下の宮毘羅大将による接触とリサーチで 更に判明する攻撃力
意識の外からプニ プニではなく撃なら沈んでいたと宮毘羅
そんな事が出来るのはカエルか鵺の長クラス 長の三九郎さんは違うと断言
「例の報告書によると、今一番暇とデータで語られた
等活地獄の獄長さんに着て頂いた」ものすごい責任回避の言い廻し
ではあるが 情報源を連れてくるのは 流石 慈氏如来
聞いてた宮毘羅も東海陰陽師の一同も妖怪一同もそれはないだろ と思う
「お忙しい中 無理をお願いして着て頂いた です」堪らず叱る 四郎くん
「そうだけど 例の報告書を見せたら暇ですから行きますって」慈氏如来
「そう言う交渉は裏でして 表では隠すもの」また四郎くんが叱るが
ふと気づき
「その獄長さんが一撃で 暇です と認めざるを得ない
報告書とは？書いたのは？」
