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ドア開けたら戦国時代!?  作者: デンデンムシMK-2
第一章
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間話  明智光秀独自のレミントン開発

 「こんな夜更けに先触れも出さず登城とは光秀にしてはあるまじきな事だな?なんぞ?」


 「誠に申し訳ありません。例の武蔵殿の鉄砲の解析がある程度終わりました」


 「おっ!?何よりの馳走じゃ!それでどうなった!?」


 「はい。鉄砲と同じく未来の字の書物を見ながらにて多少名前が違うところもあるやもしれませぬがまずは某が分かりやすいよう纏めました。こちらをご覧ください」




1スリングスイベル(負い紐輪)

スリングマウント(負い紐輪)

2レシーバー(尾筒)

3エジェクションポート(排莢口)

4ボルト(遊底)

5エキストラクター(抽筒子)

6バレルシュラウド(火傷を防ぐカバー)

7バレル(銃身)

8フロントサイト(照星)

9マズル(銃口)

10グリップ(銃把)

11セイフティ(安全器)

12トリガー(引金)

13トリガーガード(用心金)

14アクションバーロック

15キャリアー

シェルキャリアーレシーバーの穴の部分は、

「ローディングポート」と呼ぶ

16マガジンチューブ

フォアエンドチューブ

17アクションスライド

アクションバー

18フォアエンド(被筒/先台/前床/木被)

フォアストック(被筒/先台/前床/木被)

19バーチカルグリップ

フォアグリップ



 「なんぞこれは?」


 「はっ。このレミントン銃と呼ばれる鉄砲の全部品の名前です。抜けはないと思います。武蔵殿のお祖父様は大変几帳面な方と存じます」


 「ほう?彼奴とは確かに違うようだな。それで成果は?」


 「国友一門衆に解析を頼み、最大限の警備を敷き、某自らも率先して解析をしておりました。鉄で出来ているものは再現できます。ですが、未知の素材の物もあるようで・・・京の知り合いを通し、明の者、南蛮の者にもさり気なく聞いてみましたが今一つ・・・」


 「う〜ん。代用はできそうにないのか?」


 「こればっかりはどうにも・・・代替品があるならば色々試せますがこれ一丁だとどうしても試す事も保守的になりまして・・・。それと弾が我等のそれとはだいぶ違うようでして・・・それに火薬も違うようです」


 「そうか」


 「うん?あまり残念そうに見えませんね?」


 「まぁな。明日、武蔵の旧知の者を連れてくるらしい。其奴が中々のキレ者らしい。其奴に聞いてみようと思っておる」


 「なんと!?他にも未来から人がやって来ると!?」


 「武蔵自身は来れるかどうか分からないが連れて来れるなら明日連れて来ると言うておった」


 「ふむ。ふむ。では明日ですな?某も同席しても?」


 「ふん。好きに致せ。どちらにしても三河に援軍は送らねばならぬ。武田の進軍を少しでも遅らせる。人数は揃えておけ。だが無闇に突出しないように。林、佐久間、平手の隊を筆頭に美濃三人衆にも声を掛けておけ」


 「某も参りましょう」


 「いや良い。光秀は引き続き彼奴から色々聞き武器の開発を急げ。下がれ」


 

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