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第一話 ようこそ魔界へ!

「なあベイル、ちょっと確認したいんだが本当にここは魔界であってるのか?」

「奇遇ですね、実は私も同じことを思ってたんです。あの魔法陣は確かに魔界に転移するためのものですし、ちゃんと起動したはずですから間違いなく、魔界だと思うんだけどこれは……」


 魔法陣をくぐりやって来た魔界の光景に、兄貴は呆然としながら魔法に詳しく魔界についても調べていたベイルに魔界で合っているのか尋ねているが、ベイルも自信なさげに頬をかきながら歯切れが悪い返事しか返せないでいた。


「ふむ、これはあっちでは見たことがない植物だの。それに向こうに生えてる木や、あの飛んでいる鳥……鳥じゃよな? あれらも初めて見るから恐らくは魔界じゃろ」

「いやいや、どう考えてもおかしいだろう! あの魔族達がひしめいている魔界なんだぞ! それがっそれがこんなっ!」


 近くに生えている草木などから、ここが魔界だろうと推測するフリーデにベイルが食って掛かる、いつもは冷静に物事を判断できる奴なのに、今はひどく慌てているがその気持は俺にも分かるぞ。


「なんでこんな長閑な風景が広がってるんだよ!」


 そうなんだよな~俺達の目の前に広がっているのは、どこまでも続く黄金色に染まった麦畑、後ろは緑豊かな山々が連なっていて木の実なんかも豊富に生ってそうだな、空も青空が広がる雲一つない晴天だし、本当にどうなってるんだよ?


 旅の前に陛下達が話してくれた魔界は、聞いているだけ震えだしてしまいそうになるほどに恐ろしい場所だったはずなんだけどな。


 その空はいつも厚い雲に覆われどんよりと曇っており、滅多に晴れることがなく昼間でも薄暗く、大地は草木もろくに育たない荒野ばかりの荒涼とした世界であり、そこに生きる魔族達は日々血で血を洗うような醜い争いを絶えず行っている強き者しか生きることを許されぬ地獄……そう聞いていたはずなんだけど。


「うーん、ここで考えていても何も分からないだろうし、取り敢えず先に進みながら情報を集めるってのはどうだろう?」

「それしかないじゃろうな、これほど向こうで聞いていた話と違う調べてきた知識なんぞ役に立つか怪しいからのう」

 

 俺の意見にフリーデが賛同し、兄貴達も反対はせずに頷いてくれた。ただ一人だけベイルは折角、色々な書物を読んだりして集めてきた知識が当てにならなさそうだと突きつけられションボリと肩を落としてしまっている。


「よし、ならあの麦畑に沿って進んでみよう、畑があるなら近くに村なり町なり集落があるはずだからな、まずはそこで魔王に関する情報を集めよう」


 いつ何があってもいいように臨戦態勢を取りつつ、目と耳が良いフリーデに先頭を歩いてもらうこと三時間、ようやく麦畑を抜けることができた。その間心配していた魔物や魔族の襲撃などは一切なく平和なそのもので、なんとうか肩透かしを食らった気分だ。


 あまりにも平和に進んでいるせいで余計に、ここが本当に魔界であってるのかが心配になってきた。実は何かのミスでまだ人間界にいるんじゃないんだろうな? そんな不安を覚えながらも黙々と歩き続けると、遠くに何か建物が建っているのが見えてきた。


 ようやく集落らしきものを発見できたことに喜びながらも、魔族と出会って即戦闘になるかもしれないと、これまで以上に警戒を強めながら慎重に近付いて行く。

 すると先頭を歩いているフリーデが何かに気づき、足を止めると身を低くし人差し指を立てると唇に当て、静かにするように合図を送ってきた。


 それを受けて俺達も同じように身を低くしながら、どうしたのだろうとフリーデを見ると、もう片方の手で指を差す、その方向に顔を向けると誰かが立っているのが見えた。


 人数は二人か、一人は転んだのか地面に倒れていてもう一人は倒れている方を助け起こすでもなく、見下ろしているが喧嘩だろうか?


「一人は人間の男じゃな、もう一人の方は……そのオークだと思うんじゃが……」


 その言葉に俺達の間に緊張が走った。


「流石にこの距離じゃフリーデでも見極めるのは難しいのか、どうする? 向こうは俺達に気づいていないようだが、このまま近付いて速攻でオークを倒すか?」

「いえ、ここはまずあの二人がどんな会話をしているのかを盗み聞き、もといい情報収集をするべきです」


「その間にあのオークが相手を殺したらどうするんだ? まさか黙って見てろとか言うのか」

「誰もそんな事は言ってないでしょ、危害を加えそうになったのなら直ぐにでも退治しますがそうじゃないなら一先ず様子を見るべきだと提案してるだよ」

「私もベイルさんの意見に賛成です、近くに仲間がいないとも限りませんし下手に攻撃するのは止めたほうがいいと思います」


「分かった、ここはベイルの言うように、相手に気づかれないようにそっと近付いて情報を集めよう」


 ゆっくりとできるだけ足音を立てないように気をつけなが二人の下に急ぐ、どうやらオークが倒れている男を怒鳴り散らしているようで、男は震えながら必死になって許しを請うているように見える。


 長閑な景色に騙されそうになったが、やはりここは魔界で間違いないな。あの男の人は恐らく人間界から攫われてきた奴隷かなにかでオークは奴隷の見張り役、逃げ出そうとした男を見つけて追ってきたといったところかと考えていたその時。


「このバカ野郎が! あれほど何度も言っただろうがっ仕事をする前に必ず安全確認をしろってな! もしも安全確認を怠ったせいで事故でも起こったらどうするつもりだ!」


(((え?)))


「お、親方……でも俺は少しでも早く終わらせたかったんだ!」

「それで怪我を、いや、怪我ならまだいいが死んだらどうするんだ! テメエが早く帰って生まればかりの子供の顔を見てえって気持ちも分かる、だがな自分の顔を子供に覚えてもらう前に家族残して死んじまったらどうする!」


(((………)))


「親方っ俺が間違ってました! すんません、これから親方が言う通りに必ず確認をします!」

「そうか分かってくれたか! ならいいんだよ、あ~そのなんだな、さっきは殴って悪かったな」

「親方ーーっ」

 

 ……何だろうこれ? 親方と呼ばれたオークが倒れている男に手を差し伸べ、立たせると二人はガシッと音が聞こえそうな勢いで抱き合ってるんだけど、それも男の方は涙を流しながらだ、本当に何なんだろうこの寸劇は?


 四人はどうだろうと横目で確認すると、皆俺と同じように困惑してるのか首を捻ったり、ぽかんと口を開けたりしている。

 あ、ローラだけは良いものを見たって感じで目尻に浮かんでいる涙をハンカチで拭きながら頷いている。


 どう見ても奴隷と見張りの関係じゃないよなこれ、もしかしたら何かの師弟関係なのか? 親方って呼ばれたオークが師匠で男のほうが弟子、仕事の前の安全確認をしなかったから師匠のオークが怒ってただけなのか? う~むだめださっぱり分からないな。ん、ローラが裾をクイクイと引っ張ているがどうしたんだろう?


「あのハルトさん、私少し疑問があるんですけどいいですか?」

「もしあの二人の関係のことなら残念だけど俺も分からないよ」

「そっちも確かに気にはなるんですけど違います、私が気になってるのはあの親方って呼ばれたオークの方なんです。私の知ってるオークとはちょっと違うように思えるんですけど」


 言われてもう一度抱き合っている二人を見ると、ベイルも同じことを思っているのか興味深げに話に加わってきた。


「おや奇遇ですね、私もあのオークのことを考えていたんですがあれは本当にオークですか? どうも私には別の種族に思えてならないんですけど上位種とかですか?」


 実は俺も気になってたんだよな、オークなら向こうにもいたからよく知ってるけど、今目の前で寸劇をしている親方オークは見慣れた向こうのオークとは明らかに違うんだよな。

 よし、ここは様々な場所に行きオークとも何度も戦ったことがある兄貴に尋ねるのが一番だな


「だそうなんだけど、実際はどうなの兄貴?」

「うっ!? あ~そのなんだな……あの顔からすると多分オークかそれに近い種族じゃないかと思うわけなんだが……」


 いつもは頼もしい兄貴がなんとも自信なさげだ、ならばとフリーデの方を見るとさっと顔を逸らされてしまった聞くなということか。

 俺達の中で魔族や魔物に詳しいはずの二人がこうなるとは思わなかった、けどそれも無理はない話だろ、だって親方は俺達の知ってるオークとはまるで別者だ。


 オークといえば、豚面と大きく突き出したるんだ腹に手足も脂肪がついて全体的に丸い体付きをしている。着ているものも毛皮や植物の葉や蔓で編んだものや人などを襲い奪い取った布切れで、局部だけを申し訳程度に隠しているだけだ。


 それに対してあの親方はどうだ? 着ているのは多少汚れているがしっかりとした作りの青い作業着らしき上下に、膝まである長いブーツを履いていて向こうの局部だけしか隠してない奴らとは大違いだ。そして一番の違いはその体だ、なんだよあの逞しい筋肉は! 歴戦の傭兵である兄貴よりもムキムキじゃねえか!


 まず腕だが細身の女性の胴体ほどありそうな太さをしてるし、胸板も分厚く腹は弛むどころかバキバキに割れているのが服の上からでも分かるよ! どうしてそんなに全身筋肉に覆われてるだ、もう俺達の知ってるオークとの共通点なんて豚面ってだけなんだけど、その顔も引き締まっているというか野性的な顔立ちというか……。


「おい向こうから誰か来るぞ、あれは人間と多分オークだなそれとあれは……ゴブリンなのか?」


 兄貴が目を凝らしながら遠く指差すのでその方向に目を向けると、二十人ほどの集団が歩いてきていた、でもどうしてゴブリンと言うときに言い淀んだんだろう?

 オークは恐らく親方と同じような奴らだったのだろうと予想できる、けどあの薄い緑色をした体はゴブリン以外いないと思うんだけどな。


 ……ごめんよ兄貴、なんで言い淀んだかハッキリと分かったよ。オークと一緒で俺達の知ってるやつとは全然違うもんな、そりゃあ言い淀むわけだよ。


 ゴブリンていったら、薄緑色の肌に子供ほどの身長しかなく細い手足をして、着ているものはオークと同じくボロ布とかのはずなんだけど今近付いてきているゴブリンらしき奴等はどうだ? 小柄な大人くらいの背丈があるし立派な筋肉がついている、着ているのも親方と同じ青い作業服だ。


「なあベイル、俺の知ってる奴等とはどうにも違うんだけど、オークとゴブリンがあんなふうになっているはここが魔界だからなのか?」

「断言はできないがその可能性は高いでしょうね、元々魔族は魔界の住人だといわれてますから、本来の世界ではあの姿こそ正しいのかもしれませんよ。もっとも本当に魔界であってるならですけどね」

「それでどうする? 見た感じ仲もよさそうだし放っておいても問題なさそうじゃが?」

「ですね、ここで退治しようとしたら私達のほうが悪者になりそうですよ」


 確かにそうだな敵対している様子はないし、寧ろ信頼している仲間って感じがする。


「えーとだ、とりあえず戦うのはなしの方向でいこう。それと今一番最初に確認しなきゃらないのは、ここが魔界で合ってるのかということだと思うんだ。だからあの人達に聞いてみようかと思ってるんだけど、皆はどうだろう?」


 俺の情けない提案に呆れたような溜息を吐きながらも反対はなく全員が頷いてくれた、彼等を刺激しないように武器を収めて立ち上がるとゆっくりと近づいて声をかけた。


「あの~すみません少しいいですか?」

「ん、何だあんたら? ここらじゃ見ない顔だな、それに何でそんな物騒なものを持ってるんだよ?」

 

 初めて見る俺達に驚いたように当然の疑問を聞いてくる親方、そしてその後ろでは部下らしき人達が。


「親方これはきっとあれですよ、コスプレってやつですよ」

「いや、きっとドラマか何かの撮影じゃないか?」

「まじかよ、だったらここもきっと有名になるぞ、いつ放送するだろ?」


 コスプレ? ドラマ? 聞いたことがない言葉を口にして興奮したように騒いでいる、一体それは何なんだろ? いや、確かに気になるけど今はそれはどうでもいいか。


「これにはちょっと事情がありまして、あの少し聞きたいことがあるんですが」

「別にいいが仕事の前だから手短にしてくれよ、それで何が聞きたいんだ?」

「ここは魔界であってますか? あと魔界だったらなんていう場所かも教えてもらえれば助かるんですが」

「はあ? 変なことを聞くな、魔界じゃなかったら何処だってんだよ? ここは魔界であってるし、クロムエル王国のバムラ領だ」


 親方は訝しげに眉を寄せながらも質問に答えてくれた、これでハッキリとしたやはりここは魔界で間違いないようだ。

「それでそんなことを聞いてくるあんたらは誰だよ? おっと、人に名を聞いておいて名乗らないは不味いな、俺はオーグル土建のオッタムだ」


 ビシッと上着に刺繍されている豚の顔と鋸と槌をもしたマークを親指で指しながら、胸を張って親方ことオッタムが名乗るのだが、その後ろではのりがいい部下がオッタムを中心にしてカッコよくポーズを決めており、俺達は吹き出しそうになるのを必死に堪える羽目になった。


「ぷくっふく、お、俺は人間界にある、アレッサ王国から来た勇者ハルトでこっちぐぇっ!?」


 痛~っ!? 笑いを堪え気を取り直し俺も名乗ると、左右から脇腹に強烈な肘打ちを叩き込まれ苦悶する、急に何だと打ち込んできた兄貴とベイルに顔を向ければ、怖い顔をして睨んでくるんだけど俺が何したっていうんだよ!


(この馬鹿! どうして自分が勇者だって、正直に言っちまうだよ! そこは適当に嘘を付くべきところだろうが!)

(ゲルトの言う通りですよ! あのオークのお陰でここが魔界だと分かったんですから隠すのが当然でしょう!)

(あっ!?)


 うぅ、これじゃ二人が怒るのも無理ない勇者とは魔王を倒すのが使命なんだから早い話が俺は今、彼等に『あなた達の王様を殺しに来た者です』、そう宣言したようなものだ。

 

 これでは殴られても仕方ないよな……案の定、親方達の方を向けば警戒した様子で俺達から少し距離を取りながらこそこそと話し合っているし、それに何だあれは? よく見れば何人かが小さな薄い長方形の板のようなものを取り出して顔に当てながら独り言を言ってるんだけど、何をしているんだ?


「なあ悪いがもう一度言ってもらえるか? 聞き間違いじゃなければアンタは自分のことを勇者って言ったように聞こえたんだが?」

「もう隠しても仕方がないですね貴方の言う通りですよ、私達は人間界にあるアレッサ王国からやって来た勇者パーティです、リーダーはこちらの勇者であるハルトです」


 俺を指差し勇者であること認めるベイル、ついぽろっと勇者とばらしてしまったせいで下手に隠そうとするのは状況を悪化させるだけだと判断したのだろうけど、それは俺が言うべきことじゃないかな!?


 いや、そんなことはこの際どうでもいいか問題はこの後、親方達が俺達をどうしようとするかだな、できれば戦いたくはないが万が一のことを考え聖剣の柄に手を添えながら親方の出方を待つのだが。


「お~すげぇよ! 勇者? 本物の勇者なのか? 教科書でしか見たことなかったよ俺、本当にいたんだな!」

「ああそうだな、勇者なんて滅多に見れるものじゃないからな! これはいい自慢になるぞ!」

「写真撮ろうぜ写真! 記念写真を皆でさ! 一枚、一枚だけでいいんでいいですか撮らせくれませんか!」

「えっあはい、よく分かりませんがどうぞ……」

「ありがとうございます!」


 何だ? 何なんだ? 何か想像してたのと違うんだけど、もっとこう殺気剥き出しにして襲いかかられるんじゃないかと思ってたのに何でそんなに嬉しそうにしているんだ? 訳が分からず頷いたら手に持っている薄い板のようなものを向けてきたと思えば、カシャカシャという音が聞こえたり眩しい光が放たれたりしてるけど本当なんなんだよ!?


(あの皆さん、理由は分かりませんけど私達なぜか喜ばれてませんか?)

(ローラの言う通りじゃな、あの嬉しそうな顔を見る限り、戦おうしているようには思えんの)

(そうだなこれは敵に会ったというよりも何だ、まるで滅多に人が来ない田舎にやって来た有名人を見に集まってきた地元民って感じがするな)

( 確かそうですね、まあそれはこの際置いておくとして、これから本当にどうします?)


 俺が頼まれるまま剣を構えたりするポーズを取っている間に、兄貴達は円になってヒソヒソと話し合ってるけど頼むから俺を無視しないでくれ! あーもうっこの際誰でもいいからこの状況を説明してくれよ! そんな俺の思いが天に通じたのか。


「この馬鹿野郎どもが、ちょっとは静かにしやがれ!」

「「「っ!?」」」


 あれほど騒がしかった場が親方の雷鳴のような怒鳴り声が響くと、一瞬の内に静かになり親方の部下は全員が背筋をピンっと伸ばし固まってしまった。


「騒がしくなっちまって悪かったな、話を戻すがアンタ等が勇者パーティだということは分かったが、どんな理由で魔界に来たんだ? まさか観光をするためにわざわざ来たわけでもないだろう?」


 正面から嘘は許さいないとばかりに真剣な顔をで……オークだからいまいち判断に迷うが多分、真面目な顔で魔界に来た理由を尋ねてくる、これは俺も勇者として正直に話すべきだ。


「……俺達は祖国であるアレッサ王国にそして人間界に侵略の魔の手を伸ばしている魔王を倒すために魔界に来たんだ」


 親方は短くそうか、と呟くと目を閉じて眉間に皺を寄せながら何か考えている。恐らくは俺達と戦うか、それとも見なかったことにして見逃すかを考えているんだろう。


「なるほど、あんたらがやって来た理由はよく分かったがよ、一体何処の魔王様を倒しにきたんだ? うちの魔王様は歴代稀にみる平和主義者だからな、侵略なんてするような方じゃないぞ?」


 思いもしなかった親方の言葉に俺達は固まってしまった。

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