表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

出たい?

仲間だろう___


しかし、幾つかの疑問が湧いた


「こるねは転生でこの世界に来たけど、

俺は夢から吸い込まれてここに来たってこでしょ?」

「うん」

「じゃあ、ここは少なくとも夢の中ではない

ってことになるよな?」

「うん」

「じゃあこの世界ってほんとになんだ?」

「それは私にもわからないよ。だって

12年間なにも違和感なく暮らしてたんだから」

「えっそうなの?」


正直に今の考えを言うと、まずこの世界に12年間

いたって言ってるけど、12歳にはまるで見えん。

綺麗な銀色の髪に耳飾りをつけており、

正直言うと可愛い系よりかっこいい系だし、

さっきの戦闘技術もすごかったと思うから

12歳とは思えなかった。え、まじか

そしたらこるねが、


「一番大切な質問をし忘れてた…!」

「? なに?」

「琉兎は、この「世界」から出たい?」


…何だその質問


「……正直まだわからない。だって、

俺は元々オタクだったから異世界は憧れの地だ。

から…この世界が日本よりより良いものなのであれば、俺はこの世界に残るかな。」

「ふふっ…さすがオタクだな。でもまあ

正直私も同じ意見なんだけどね。」

「まあ…そんな過去があるなら当たり前

だと思うけどな」

「うん…」


俺と同じ意見で、「仲間」がいるのにも関わらず、

彼女は、すこし


寂しそうな顔をしていた____


#7

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
なんで寂しそうな顔してたか気になる
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ