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他人の夢

やばい状況になってしまったのでは…?


「え、じゃあここから出れる方法とかは…?」

「いやぁ…僕もこんなこと初めてだから、何が何だかわからなくて…」

「そりゃそうか…」


ミュラは神といえど全知全能ではない。

夢の中では実在はできているが、実際には

実体はなく、ただの伝説や歴史の具現化にしか過ぎないらしい。


「そういえば、君の名前は?」

「俺か?俺は琉兎だ」

「ルトさんね。君、夢見たことある?」

「そりゃあるだろ。」

「その時の夢がまだ残ってるなら、

それを使ったら出られるかも」

「まじで?!」

「ルトさん、前回の夢ってどんな感じだったか、頭の中で想像できる?」

「一応できるけど…なにするんだ?」

「まあまあとりあえず…」


ミュラは無から杖を出した。

ほんとになにするんだ…?


「想像できた?」

「まあ今してるけど」

「ならやってみるね…成功するといいけど…」

「?」

「……」

「今何してんだ?」

「今集中してる。邪魔しないで」

「お、おおう…」



「わかった!」

「? なにが?」

「きみの夢の居場所だよ!」

「ほんとか?!どれ?」

「あれ!」


目の前にあったのは、他の夢の入り口とは違う、

真っ黒いドアがあった。


「…ほんとにこれ?」

「まあ…これだね」


バタバタッ


「ん?なんの音_____

「ルトさん!待って!」

「うわぁぁぁ!?」


バタンッ

ルトは、真っ黒い扉に吸い込まれていってしまった。


「そ…そんな…な、なんで?

このドアは絶対に、」


「勝手には開かないはずなのに…!」


#3




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