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崩壊

「ぬぅ…朝か…」


私、何してたんだっけ…あ、琉兎たちを…

って探さなきゃ!

私は身支度を早々に済ませ森に行こうと思った。

その時、


「うわぁぁぁあ!」

「ん?なんか聞こえたような…」


ガシャァァァン


「!?!?!?」

「琉兎!逃さんぞ…!」

「っ…!ってこるね?!待って今__

「死ねぇ…!」

「くっ…!」


え、待ってどうゆうことなんか窓から

琉兎と知らん人入ってきたんだけど…

てか琉兎襲われてるよなこれ…


「こるね!とりあえずここから逃げて!」

「待ってその人は何なの?!」

「その話は…あとで!っ!」

「よそ見をする時間があるなら戦え…!」


逃げてって言われたけど無理だよそんなの…

琉兎がまた死んでしまう…

なら…


「「ウェンテェボイル」!」

「なっ…魔法か?」

「待ってこれって…!」


ドカァァン



「吹っ飛ぶやつじゃねぇかぁ!!」

「くっ…琉兎!お前は絶対に逃がさん!

覚えてろ!」

「何とか吹っ飛んで逃げれたけど…

これ着地どうするの…?こるね!」

「っ…!琉兎!」

「これ!着地!どうするの!??」

「…考えてなぁい!!」

「はぁぁぁ?!?!」


このままじゃまた死ぬぞこれ…


「ルトさん!!!!聞こえますかー!!」

「っ!ルナの声!」

「どこだぁ!!!」

「ここでーす!!!」


ちょうど着地しそうなところにルナが

水玉を作っていた。


「これに着地できますかー?!」

「わからないけどやってみる!」

「琉兎!低重力の魔法かけるよ!

「ローグラビティ」!」

「「ぬぉぉぉ!!!」」


バッシャァァン


「っ!生きてる!」

「よかったぁ…!ルトさん、コルネさんも!

無事でよかった!」

「てか…かなりの距離飛んだな…家見えないぞ…」

「いや…家が見えないのは家ごと吹っ飛ばしたからだね…」


その後、ルナも合流し俺はこるねたちに

状況を伝え、日本が危ないということを

第一にして考えた。


「え、じゃあ今すぐにでもミュラを見つけて

守らないといけないってこと?」

「そうゆうこと。だけど、今探したら魔王に見つかってしまう可能性がある。だから俺は考えたんだ。

一度世界を旅して強くなってから安全に

探す方がいい。」

「え?!ってことはミュラさんは…」

「言い方悪いけど…一回見捨てる。」

「そんなの最悪じゃないの…」

「でも、俺らが今探してもあいつ…魔王に

殺されるだけだ。」

「ぐぬぬ…」



俺たちはあの場所を離れ、旅に出た。

次に向かう先は、倭の国「ジャパル」だ。

ジャパルは日本と少し似ている…

というよりほぼ同じと言った方がいいほど

和感がすごいらしい。


そして俺たちは2週間後、馬車に乗っていた時に

衝撃の事件が起こった。


「今日の新聞だ。」

「ありがとうございます!」

「さてさてぇージャパルについてでも

調べますかぁー……」

「…?どうしたこるね?」

「待って嘘でしょ…琉兎、ルナ、これみて…」

「「??」」


【ヘルタ王国崩壊。魔王による仕業か】


「…え?」

「魔王…?なんで魔王が…?」

「えっと…【黒い鎧に仮面をした男が

城内に侵入して、王族を皆殺しにした模様】…」


ヘルタ王国崩壊…その時にはまだ信じられない

言葉だった。


#22


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― 新着の感想 ―
いきなり国が滅びましたね。 う〜ん。 悠長に世界を旅している場合では無い感じかな……と。 (・–・;)ゞ
ついに魔王の手がヘルタにまで行くなんて
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