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「今から作戦会議を始めまする」

「うぇい」「は、はい!」


「まず、ひとつ。これからどうする…?」


今、俺たちはめちゃくちゃ困ってた。

なぜなら、やることがないからだ。

このままこの世界、国でのんびり過ごすのも

いいのかもしれない…しかし、正直に言うと、

ギルドメイトも集まってるし、旅に出たい…

けど、旅に出ても目的がないと迷走してしまうかも

しれない。だから作戦会議を開いたのだ。


「いや旅に出るでしょ」

「でも、旅に出たとして、その旅になにを求めるの?」

「うーん…財宝とか…?」

「いや全てをそこに置いてきた人も

いねぇだろうし…」

「あ、あの…ひとつ提案があるんですけど…」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ


「「「ん?」」」


家の中にいるのにもかかわらず、

ものすごい轟音が聞こえた。何が起こってるんだ?

その時__


「ぬわぁぁぁぁあ!?!?」


バキバキバキ


「いってて…って家が!?」

「私の家がぁぁぁ?!」

「えっええぇ??」


家の天井を突き破ってなにかが落ちて来たのだ。


「あぁ…私の家…って、あっ魔法…

「ビルド」。」

「え…何その魔法…って家が戻ってる!」

「す…すごい…そんな魔法もあるんですね!」

「てか、なにが落ちて来たんだ?」

「さっき変なぬわぁぁって言う声が…って…」


そこには、ピンク色のモモンガがいた。

…おいこいつ…なんか見たことあるぞ…?


「って、ミュラ?!?!?!えっ気絶してる?

やばいやばい」

「ちょっと琉兎!ミュラって誰??この

ピンクの名前?」

「そうだけどその前に回復魔法誰か…」

「わ、私やります!」



「いやぁ…助かりました…」

「よかった…って違う違う。

ミュラ…さん?なんであなたは上から落ちて来たの…?」

「それそれ!それなんですけどやばいんです!

あの、ルトさんならわかると思うんだけだど、

ドリームホームにこの世界の魔王が攻め込んできたんです!!」

「「「魔王?!?!」」」

「はい!それで、自分一応神なんだけど、

魔王に脅されてこの世界に落とされちゃったん

だよ!!」

「ってことは魔王の仕業?ってこと?」

「そうゆうことです!」

「え、ミュラさん。その、ドリームホーム?

ってとこはどうゆうところなの?」

「いろんな人の夢を管理してるところって

感じですね…」

「え?待ってミュラ、それさ、魔王の手に

いろんな人の夢が乗っ取られたみたいな

感じにならない?」

「そうなんです!から一刻も早く戻らないと

いけないんですけど、僕はこの世界に来たことが

なかったので、帰る方法がわからないんです!」

「え、じゃあとにかくやばいってことでオッケー?」

「はい!、けどみなさん何してるんですか?」

「出かける用意だよ。ドリームホームに

に戻る方法を探す。そして魔王をぶっ倒す」

「いい目標になったね」

「ちょっと長い旅になりそうな気がしますけど…」

「けど、そのくらいが面白い!」


「さて、ミュラ。いくぞ!」

「えっえぇ…!?」


ここからが俺…いや、俺たちのこの世界での

非日常の道の本番だ!


#16


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― 新着の感想 ―
夢の世界だったのか……。 言われてみれば確かに。 (´・ω・`) なんだか俺たたEND風な締めですけれど、続きも楽しみですw
ついに魔王の進撃で波乱とか面白くて読みたくさせる工夫があっていい
めっちゃオモロイ!続き楽しみにしています!
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