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役立たず

「はぁぁぁ…?!?!

え、これ使えないの?!?!」

「あぁ…色々理由はあるが、お前の場合、魔素不足だな。」

「えぇ…」


魔導書をゲットしたあと、俺はクレイの

武器屋にきて自慢しようと思ったんだが、

俺の階級じゃまともに使えないらしい…

役立たずじゃん…これ…


「だか…かなりいい魔法が揃ってるな。

これ売ったらどうだ?」

「売る。か…」


正直売ってもいいんだが、初期の初期に手に入れた

魔導書だ。なにか大切な意味があるに違いない…!

(アニメにはあった…)


「いや、持っておこうかな。いい値段

するなら持ってたほうがいいし。」

「わかった…って、ちょっとおい藍沢、

この魔法見たことあるか?」

「ん?え、なにこれ…えっと?

『魔素で作られたカメラを生み出す」?」

「…は?」


カメラ…俺の前世の持ち武器(笑)…

ついに来たのか…俺の時代が…!

…前回も見たなこの状況…



「えっと?これをこうして、こう書いて、

ん?なんかちがう…あ、ここか?おぉ…で次が…」


今何をしているのかって?

それはな…魔法陣だよ。

魔導書を使うには杖で空中に魔法陣を

書かないといけないらしく、その練習を

いましていたんだ。けど、

魔導書が使えないから意味が無いって?

それがね…


「カメラ…?日本のやつじゃん…なんであんの?」

「おい藍沢、カメラってなんだ?」

「この世には存在しないものだよ」

「ん?」

「えっと…魔素消費量…3…?え、3?」

「なっ、3って今言ったか?」

「たったの3…なにこれ…?」



という出来事があり、なんとこの魔法だけ使える

という。さすがやなこの魔導書わかってるわ。


「来た!現れろ…!「メイクシング」!」


ばっ


「きた!まじできた!」

「ん、ってえ?!すご!一発成功…?!」

「待って早速撮っていい?」

「いいよってかせっかくなら私撮って」

「イエスイエス」


パシャ


「すげぇ…上から出てきた…」

「あ…あの…琉兎…」

「ん?」


「動けない…」


#13

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― 新着の感想 ―
この世界にカメラが無いのかな? だとしたら色んな使い道があるし、アコギな金儲けが出来そうですねぇ〜。フッフッフ。 (´ε`)
普通のカメラじゃなくて能力持ちのカメラとか面白い
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