設定資料集(という名目の、作者が設定を確認する為の落書き)
オホーツクたんちょう鉄道株式会社
営業区間は釧別〜愛走169.1km
※JR花咲線(釧別~根室)は、並行高速道路が整備されたことにより、利用者減少に歯止めがかからず廃止された。
これはオホ鉄開業後のこと。以前は釧別〜東釧別間は書類上は花咲線(根室本線)で、オホ鉄は当区間の列車直通に際して線路使用料を払っていたが、花咲線廃止に伴い同区間はオホ鉄に移管されたため、この関係も解消されている。
2020年代に3セク転換した。
とにかく路線が長大(第三セクター鉄道会社では日本最長の営業距離を誇る)で、旅客収入が極めて貧弱なため、線路設備を自治体が保有する上下分離方式が採られている。
北海道釧別支庁およびオホーツク支庁が資本金の過半を出資し、沿線自治体と民間団体で残りを折半している。
普通列車は全てワンマン運転となる。基本的に単行だが、一部列車は2両編成で運転される。
車両は全て、3セク転換時にJRから購入したキハ54系500番台を使用。
元は非冷房車だったが、譲渡の際に全車両に機関直結型冷房が追設されている。
他の非電化3セク鉄道と比較し、保守費用が高いのがネック。
このほか、観光列車用にDE15形機関車1両、14系客車3両および50系51形トロッコ客車2両を保有。
トロッコ客車は検査切れのため本線走行不能で、釧別車両所に放置されている。
14系は検査期限までまだ余裕があるが、搭載する発電用エンジンの故障が頻発しており、また車体の内外装についても老朽化が著しい。
いずれも大規模修繕が必要だが、その費用の捻出が現状の財務状況では難しいとの判断。
このため、客車観光列車は運行が休止されている。
観光列車は、JRのクルーズトレイン乗り入れのほか、快速「湿原(夏季運転、旧湿原トロッコ)」「たんちょう・流氷(冬季運転、旧たんちょうトロッコ、流氷トロッコ)」号をキハ54系2両での運転に切り替えることでやむなしとされている。前者は線路使用料を受け取っている。
DE15は秋の「砂撒き列車」仕業に使用される。
また、除雪モーターカーは三セク転換時にJRから購入している。
列車の運行管理は自社で行っている。自動特殊閉塞式を引き続き使用。
列車は全て自社車両で運転される。
車両検修に関しては、全般検査・重要部検査をJRに委託している。
仕業検査、交番検査および清掃・給油に関しては社員がJR釧別運輸車両所の施設を借りて実施している。
また、釧別・網寄駅では窓口・改札業務をJRに委託している。
保線業務に関しても、JRに委託している。
運賃はJR時代より平均1.4倍の値上げとなった。他方、定期利用者に関しては平均0.8割に値下げしている。