【夏を待つ少女】
とある異世界の魔王様は世界征服を果たし、人間と魔物の共存を実現させた。
異世界は栄、戦争がない豊かな世界へ向かっていた。
魔王はつぶやく 「戦いてぇ。」
長年戦いを嫌いながらも避けれない運命にあったが、
いざ平和になってみると 破壊欲が収まらず 日々ソワソワ。
だからといってやっと手に入れた平和を壊すわけにもいかず。
ふ、と思う 「そうだ、新しい異世界を攻略すればいいじゃないか!」
とある地球【α】 ゲートは開かれ 魔王は宣戦布告した。
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それからしばらくたった 地球【α】○○○○年。
とある魔物は地球αに観光に来ていた。
~夏を待つ少女~
○○○○年。世界のヒエラルキーのトップから人類は外されてしまったらしい。
今は魔王様のご慈悲により、島国で保護されながら暮らしているとか
いないとか。 見たことないから知らないけど、一度は見てみたいもんだ。
今僕がいるのは、昔 国だった場所 今はほとんどの土地が廃墟と化している。
季節は四季あるうちの 冬後半。
僕は観光に来ていた。 なんでも、魔王軍幹部が一人 氷結の○○様が
和風の城を氷樹で 氷漬けにしてしまったとか。
それはそれは大迫力がどうのこうのと 旅の人に聞いたので。
○○大ファンの僕は 「見に行くしかない!」 とこの辺境に足を運んだというわけです。
ビルが折れたり傾いたりしていて、下の方は海(淡水)ができていて
魚や水草 水の生き物が綺麗に生態系を作り出している。
が、この冬の時期は水面が凍り付いて歩ける状態。 そして魚たちは冬眠してる様子。
植物も眠りについているのか 静かに雪に積もられている。
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昼間だというのに 薄暗い。
少々傾いてはいるが 入ってキャンプするのには問題なさそうな小さなビルに
入り キャンプの支度をする。
「休憩したい。」
雪が降り始めて何日たったろう。 休みなく降り続いている。
ボタン雪がずっと降ってる。つもり過ぎ。やばたにえん。
と愚痴りながら僕はアイテムボックスから薪を取り魔法で火をつけて暖をとる。
「ファイヤ!」
それでも寒いので 火系の結界を張る。 「寒ぅ寒ぅ~~;」
「フレイムバリア」
「…お腹減った」 ので何か食べることにした。
カバンをあさっていると かわいらしい声の髪も肌も服も真っ白な
女の子が声をかけてきた。 「こんにちは」
いきなり声をかけられたので びっくりしながら「こっ、こんにちは;」
と返事を返した。
女の子は続けて、 「寒いねぇ~ ずっと雪降ってるよね。 いつ、やむかなぁ」
僕のほうに歩いてくる 結界を通り抜け近づいてくる。
不思議と警戒しなくてもいいと思った。
証拠に結界が敵いあるものを拒まなかった。
つまり、この少女には敵意がないということ。
彼女はただいるだけ。旅人と合うなんてよくあること。
(スンスン、あれ。雪のにおいがする。) 僕は彼女の香りを嗅いで直感的に思った。
だからと言って何もないのだが。 寒いね といってる割りに
彼女の格好は裸足にワンピース もろ夏服である。
(いったい何者なんだろ。)
そう思いながらも 僕は彼女に声をかけた
「なにか飲む? おいしいミートパイもあるよ!」
黒剣と申します!
前書きって何ぞやぁ…書くこと間違ってたらごめんなさい。
小説初心者で国語力がなく…。練習がてら投稿していくと思われ…。
たりない表現力、説明力で読みにくいかもしれませんが
何卒温かい心で読んでいただけると幸いです。
(これって読んでもらう前に言うことじゃね?すまぬ。)