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爆縮と体温の機知(5)

顔面の形

らしく在ることが

否定されたら

らしく在りたい人は

結局

前の誰かと同じ姿になる

同時に存在させることが

出来ないならば

いつまで経っても続く

シーソー遊びさ

それは傷つけ合う遊びなんだ


古いも新しいも

混在するってことは

頗る面倒くさい話で

だけども

その裏には

万人受けした後に続く

笑顔があったりする

役割分担をしているから

素晴らしいという評価も

役割分担をしているのだ

必要なのは

それであって

誰かの感情のまま

社会を動かすことじゃない


差があるのが当然で

全てが違う人間の譲り合いは

人間が本来持つ

傲慢さや乱暴さを

ひた隠しにするツールだ

それすら隠れなくなったら

僕等は獣になる

我慢しなくちゃいけないのは

人間を捨てるということだ


斜に構えようと

そんなことは

どうだっていいのだ

あなたの傷を癒すのは

人間であって

獣に任せてはいけない

傷の痛みを

見せびらかすのではなくて

我慢しながら

酷い時に訴えれば良いだけ

基準が分からないなら

自分で自分を見ればいい

全ては顔に出ている

獣の顔として

人間の顔として


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