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頭を撫でてもいいですか?  作者: 凪と玄
第一章 零れ落ちゆく一粒の雫
2/7


 ひょんなことから小説作家になりたいと思った。


「なんでさ?」


 きっかけはとある恋。


「不純だね」


 動機なんてそんなもん。


「適当だねぇ」


 始まりなんてそんなもん。


「で、どんな恋さ?」


 それはそれはまさに青春。だけど、切ない。そんな恋だった。


「辛かった?」


 うん。辛いし、苦しかった。でも、


「何か気持ちの変化でもあったのかい?」


 そんなところ。聞いてみるかい?


「へぇ? 僕だって一応文学少年だよ? その僕を満足させられるのかな?」


 できるさ。もちろん。

 だって、――――――君の物語なんだから。




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