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うさぎに騙され異世界へ  作者: 桜田 律 
2章 異世界生活スタート
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25.遠のくスローライフ

少し空きました。

来週になれば、少しは落ち着くので更新ペース増やせるかな?

予定は未定ですが。

朝目覚めると久しぶりに頭がズキズキして、身体が重い。

魔力がまだほとんど戻っていないようで、枯渇状態だ。


「タケルに怒られるな〜」

「わかっているじゃないか」

こっそりとこちらを窺っていたのか、不意にドアが開いた。

心臓に悪いから、止めてくれる?なんて今の状況で言えるわけがない。言い訳を並べる。


「だってレベル上がったし、イメージである程度は出来るって」

「で、魔力枯渇起こして、さらにあの子の呪い一部受けただろ」

「あの、バッチってやつ?」

まあ、むきになりましたよね。だって挑戦は受けて立たないといけないし、腹が立ったし?

それでも体調不良ぐらいで、この子が助かるなら儲けものでしょ。

ルプスが言うように、ここ100年シャーマンが居ないなら、現在に救いがどこにもないということ。それで迫害され続けたら、誰の心も救えない。

ここにいる誰も正解が分からないなら、やってみる価値はあると思う。本当にやってダメなことは、何となくだけど魔法の魔の字もなく発動しない気がするんだよね。

管理者の加護なのかどうかわからないけど。…というか、試されてる気がするのは、勘ぐりすぎ?

でもこれ、当たってる気がするんだよね。

『治癒』が生えてきた時点で、確定って感じ。


「分かってるなら、」

「でも、止めなかったよね?止められなかった?が正解?」

タケル、最近表情が隠せなくなってね。可愛い奴。

「そんな気がしてたから、いいよ」


「…お人好し過ぎるのも、どうなんだ?」

「現実世界では、こんなことないから大丈夫だよ」

「こっちの世界だからこそ、気をつけろよ。良いようにされているのは、気に食わない」


(タケル私には、初回の黒ウサギ設定がどこにもないのが、不思議だよ)

口に出しそうになって、止めた。折角タケルが可愛いのだ、拗ねて何処かに行かれても困るし。

「まあね。その分それ相応の代価を貰うよ。欲しいものは、どんどんリストに入れてもらうし、我儘も言う」

「そう言いながら、目の前に誰かが困ってたら、手を差し伸べるんだろう?」

「出来ることならね。出来ないことまではしないよ。蘇生とか」

いやいや、タケル君。

あんたがあの子を連れてきたこと、忘れてませんかね?

一番のお人好しはあんただけど。

「あんなものは、絶対にするなよ!理から外れたものをしたら、何かしらの反動がある!」

「それは分かってるよ。今回で嫌というほどわかりました。呪い一つでこれだからね、やらないよ」


とりあえず、この子のステータス確認



【 名 前 】     (12才)

【 種 族 】  人族 (奴隷)

【レ ベ ル】   2

【 体 力 】  45

【 魔 力 】  12

【攻 撃 力】  62

【防 御 力】  45


【ス キ ル】  数奇な運命(変動)

【固有スキル】  戦士(呪解中)


数値が全体的に上がってるし、不運から数奇に変わった。しかも呪解中ってなったから、私がレベル上げて力任せに浄化を頑張るか、治癒のレベル上げるかだ。

治癒のレベル上げるのがいいのだけど、ここに居るもの誰も怪我しないし、どうやって上げるべきなのか。

ここはやっぱり街に行って、流離の商人か薬屋で行くのがいいかな。誰か一人は小さいけがでもしているだろうし。この子が落ち着いたら行くべきだろう。

って、この件何度繰り返したのだろうか。

私の決心を試すような事項ばかり起きないでほしい。

ただ、この子をここに置いてタケルと私、ジュニア辺りで街に行こうと思うけれど、誰が世話できるのだろうか。ノームでも気立ての優しいグリーンたちなら、ご飯も作れるしお願いできるかな。


「分かってるならいい。今日は動けないだろうから、ノーム達に何か作ってもらうように頼んでみる」

「ん、お願い。そして可能性として近々街に出るから、お世話をお願いするかもという根回しよろしくね」

「わかった。今日はおとなしくしておけ」

タケルが出ていった後、自分のステータスも確認した。


【 名 前 】 アヤコ (25才)

【 種 族 】  人 族

【レ ベ ル】   62

【 職 業 】 テイマー・魔術師

【 体 力 】   153

【 魔 力 】   320

【攻 撃 力】   351

【防 御 力】   654


【ス キ ル】 水魔法 5/5 土魔法 2/5 火魔法 2/5 生活魔法 3/5

無属性魔法 2/5(意味とイメージが固定されれば、攻撃魔法でない限り可)

例)スリープ・解除・結界・気配察知・探索・地図作成等

         テイム 5/5 錬金 1/5  鑑定 1/5 治癒 1/5

【 従 魔 】 タケル(キングラビット) メル(ハニー・ベア) レオ(グリフォン)  

        ルプス(フェンリル王) ルプスジュニア(フェンリル)

はっちゃん(ハニー・ビー)

【固有スキル】 ポイント獲得1.5倍  アイテムボックス  残りポイント 77777P

【 加 護 】 管理者の加護(言語翻訳・頑健・即死回避)


ああ、初期のころのようなステータスだ。それよりも疲れたように感じるのは、呪いの反動なのか今の体での体力低下が原因なのかわからないけど、大人しくした方がいいのはわかった。

水魔法も上がってる。これは無理やり使ってたから力技で上がった気がする。生活魔法は絶対にクリーンだろな。

そしてあれだけ欲しいと思って手に入れた錬金、いつ使うのだろう。これは流離の薬屋をするときに頑張ろう。アクセサリーとかノームが作ってくれるし。

えーと、ポイントは完全にふざけたものになっている。ポイント獲得1・5倍で増えたといっても、そんなピッタリにはならないでしょう!

ファーマが消え、魔術師になったところに絶対に含み持たせてるし。

確かに!野菜とかノームがやってくれるから、最近しなくなったけど!

どんどんとスローライフから遠のいてるよ。魔術師とか、私に何させるつもりなのか。

あの子を抱えた時点である程度は覚悟したけれども、まざまざと現実を突きつけられると、溜息しか出てこない。

治癒が5になったら、きっと職業もまた変わるんだろうな。

…これが今の子が言うフラグとかいうやつ?

疲れている時に考えるのは、止めよう!

うん、それがいい。


無理やり意識を変えて、レオもジュニアもここに来ないところを見ると、タケルが言い聞かせてくれているのだろう。

あの二人が大人しくしているわけがない。チラッと様子を見ると、…食べ物、肉で釣っていた。

タケル、出来る子。


食事しているのを見たら、お腹空いた。

ご飯待つ間、ちょっと昨日のパンでも食べてようかな。


アイテムボックスから出して、ハチミツをだした途端に声が聞こえた。

「ままー、まんま」

メアが匂いにつられて起きてきた。


うん。メアのご飯だ。

椅子に座らせてハチミツつけたパンを渡すと、しっかりと手に持ち食べ始めた。

えらい、えらい。


更に、お腹が空いた。

私のご飯、いつになるかなー。

ルプス、いい加減お代わり止めてくれる?


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