13 ポイント交換と食事
さて、約束しちゃったしポイント交換でポーション作るための道具買わないとね。
恐いけど、ステータス
【 名 前 】 アヤコ (25才)
【 種 族 】 人 族
【レ ベ ル】 56
【 職 業 】 ファーマー・テイマー
【 体 力 】 890
【 魔 力 】 2570
【攻 撃 力】 325
【防 御 力】 535
【ス キ ル】 水魔法 3/5 土魔法 2/5 火魔法 2/5
生活魔法 2/5 テイム 5/5 錬金 1/5 鑑定 1/5
【 従 魔 】 タケル(キングラビット) メル(ハニー・ベア) タマゴ
ルプス(フェンリル王) ルプスジュニア(フェンリル)
【固有スキル】 ポイント獲得1.5倍 アイテムボックス 残りポイント 1236P
【 加 護 】 管理者の加護(言語翻訳・頑健・即死回避)
ポイントリスト
30P
魔力増加 攻撃力増加 防御力増加 限界値突破 身体強化
光魔法 闇魔法 風魔法 木魔法 聖魔法 付与魔法 念話
鉄の短剣
50P
魔道具作成 地図作成 鉄の長剣 魔法の杖(樫) 錬金道具(初心者用)
100P
空間魔法
300P
時空魔法
凄い数字が並んだのはわかった。うん。比較する人がいなくて自分がどの位置にいるのか、全くわからない。ただ分かるのは、下手すると危険人物確定だろうなということだけ。フェンリルの王って…。
ルプスだけでも、やばいよ。
これは出来るだけ、自分の立ち位置を知るべきだ。謎の商人として色んな場所に現れるのか、テイマーとして早々に認められるか。ここの領主・王次第。戦争とかに借り出されるとか冗談じゃないからね。
最悪魔の森の魔女とかもあり?
まあ、後で考えるとして、付与魔法30P・聖魔法30P・・念話30P・錬金道具50P・魔道具作成50P・地図作成50P 残り1026P
町へ行くのに、何も持ってないのはおかしいよね。
魔法の杖 50Pで残976P
とりあえず、こんなものかな。あとはノームたちが引っ越してきた時に考える。
これって、あ…ポイントというところを触れば項目が出るのね。便利。
さくっと交換。
あ、管理者さーん。偽装っていうスキルをあとで足しておいてください。ステータスみられて困るようなら隠すし。
お、タケルとルプスがどうやら帰ってきたみたい。
ポイントで交換したものはアイテムボックスにしまって、家の外に出た。
「おかえ…クリーン!クリーン!!」
悪臭放つフェンリルとか、威厳ないどころか狼のグールかと間違えるほど、神々しい銀がヘドロ色とか…。ダメだ一瞬にして鼻に付いた。
一体どこでこんなのつけてきたのさ。
「助かった」
「どうしてこんなことに?」
「ああ、俺はノームの住む場所がメインだったし、アイテム拾ってただけだから大丈夫だったんだけど」
「ルプス?」
「我の住んでいた場所が、あんなにも酷く変わるとは…。ダンジョンは出来たばかりで浅かったのだが、1番下5階層が沼になっておった」
「手前はただヘドロのようなただの沼なのだが、奥は毒沼のようだ」
「いやいや、ただの沼がそんなに臭いわけ無いでしょ。なんか変な魔物が住んでんじゃないの?」
「生まれる前かもしれん。奥はまだ広がる気配があった」
「まあ、無事とはいえない感じもあるけど、怪我なくて良かったよ。お疲れ様。ご飯食べる?」
「ああ、食うぞ!それを楽しみに頑張ったのだ」
ノームの為じゃなかったっけ?という疑問はおいておいた。お腹が空いているには違いないだろうから。私もお腹空いたよ。
じゃあ、食べようか。
「タケル、お肉余ってる?」
「ああ、2羽ほどなら」
「それも竈で焼いちゃうから、出して」
竈の上に鉄板らしきものを作る。
クリエイト
残り火に薪を付け足して、板が焼けるのを待ちましょう。
どうせなら外で食べることにして、クリエイト。
簡易のテーブルと椅子二つ。
テーブルの上には私とタケルの肉じゃがを持って、フェンリル達には下のお椀に盛り上げた。
何故かジュニアまでがみんなに習って、並んでいる。
まあ、いいか。食べ過ぎてお腹壊したら次からダメだって言えるし。
「どうぞ」
ルプスの皿は一分も立たないうちに、無くなった。
「はい、はい」
私が一口も食べぬまま、何回も繰り返し寸胴鍋半分残っていた肉じゃがは、すべてルプスの中に入った。もう一つあるけれど今日は頑張ったから特別だ。
タケルが出してくれたお肉も厚めにざっくり切る。
もう板も焼けているだろう。
上に乗せるとすぐに香ばしい肉の焼けるにおいがした。塩コショウだけでまず一羽分。
焼ける間に、自分の肉じゃがを駆け込む。
思ったより肉の臭みもなくて、食べやすかった。お肉はまあ、ちょっと固いかな。
あ、裏返さないと。
固くなるお肉ならさっと焼くぐらいがいいだろう。今まで生で食べていた子達だし。
焼けたよ。
言う前に空いたお皿を加えて、待っていた。
そんなの君達どこで覚えるわけ?
「熱いから気をつけてよ」
大・中・中・極少とお肉を切り分けて乗せた。
「タケルも食べる?」
「そうだな。折角だから食べてみる」
「じゃあ、はい」
「どう?」
「こういう食べ方もいいな」
ルプスは?と聞くまでもなく、お肉の無くなった皿を見て悲しそうに俯いていた。
これは早く町に行ってお肉裁いてもらわないと、一角ウサギがこの辺りから絶滅するんじゃないだろうか。なんせタケルが捌けるのがそれくらいなのだ。
小屋から屋敷に変貌した家を見て、ため息を付いた。
行きますよ、行けばいいんでしょ。
町に行ってお肉捌いてと言えるのが私しか居ないからね。
メルもお肉には反応していたが、流石にまだダメだと言い聞かせて。昼間焼いたホットケーキをアイテムボックスからだして、千切ってハチミツをつけたのを食べさせた。
「まま、ままー、おいち」
その声にいち早く反応したルプスは期待した目で私を見る。
「これは、私とメルの」
あ、またシュンとした。
仕方ない。残りのホットケーキ3枚だすか。
ルプスに一枚、兄達に半分ずつ、タケルに半分、残り半分はって?多分その半分はジュニアが食べるから、残りは私が食べるのだ。
これぐらい、ゆっくり食べたい。
「おお!なんだこれは!!うまいぞ。食べたことがない味だ」
食べたことがあったらびっくりだよ。
でも、美味しかったなら良かった。
「メルはもう少し食べる?」
「あい」
「ジュニア!それ以上はダメ!食べすぎ」
私の足を伝ってテーブルの上に上ろうとしているのを、止める。
「行儀が悪い。テーブルに乗る子には、あげません」
がーん。と漫画で縦筋が入っているのが見えるような気がするほど、絶望的な顔をした。
ジュニアの前世は人間だと言われても、納得しそうだ。
メルの食事も終わり、自分のご飯として残りを食べる。
うん、美味しいから食べたいのはわかるね。こっちの世界では甘いものは少なそうだし、そうそうにサトウキビを手に入れないと、5年は持ちそうにない。
それも町で調査してみないとね。
メルがうとうとしてきたので、家の中に入ることにした。
「ルプスは洞窟に帰る?それとも今日はここで寝る?」
「一度洞窟に帰って、明日から少しずつノームをつれて来る」
「わかった。その後のことは要相談ってことで」
ジュニアを残し、三匹は走り去っていった。
「タケル、後片付けは明日でもいいから。お風呂は入って寝よう」
その後はぎゃあぎゃあいうタケルをシャワーで洗って、私も久々にしっかりと洗い流すことが出来て満足だ。ジュニア・メアは何故か二人用と思われる桶があったので、簡単にシャワーで流すとそれにお湯を入れてあげて、堪能させた。
中々気持ち良さそうだ。
一番お湯で叫んでいたタケルもこの良さがわかったのか、満足げだ。
明日から忙しくなるからね。
お風呂から出てそれぞれに水を渡して飲ませたら、さあ寝るよ!
今日は皆でベッドに仲良く並んで、寝ます。
「おやすみー」
あ、タマゴに魔力忘れた。
起き出してタマゴを探す。
ベッドの反対側にどん!と鎮座してあった。
ごめんね。忘れていたわけじゃないのよ?そのー存在感がでかいのが多くてー。
もう寝るだけだけだら、たくさんあげる!
早く生まれてきてね!
今度こそ、おやすみー。
次回『焦るタマゴとポイント交換』




