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うさぎに騙され異世界へ  作者: 桜田 律 
2章 異世界生活スタート
17/46

13 ポイント交換と食事

さて、約束しちゃったしポイント交換でポーション作るための道具買わないとね。

恐いけど、ステータス


【 名 前 】 アヤコ (25才)

【 種 族 】  人 族

【レ ベ ル】   56

【 職 業 】 ファーマー・テイマー

【 体 力 】   890

【 魔 力 】  2570

【攻 撃 力】   325

【防 御 力】   535


【ス キ ル】 水魔法 3/5 土魔法 2/5 火魔法 2/5 

        生活魔法 2/5 テイム 5/5 錬金 1/5  鑑定 1/5

【 従 魔 】 タケル(キングラビット) メル(ハニー・ベア) タマゴ  

        ルプス(フェンリル王) ルプスジュニア(フェンリル)


【固有スキル】 ポイント獲得1.5倍  アイテムボックス  残りポイント 1236P

【 加 護 】 管理者の加護(言語翻訳・頑健・即死回避)


ポイントリスト


30P

 魔力増加 攻撃力増加 防御力増加 限界値突破 身体強化

 光魔法 闇魔法 風魔法 木魔法 聖魔法 付与魔法 念話

 鉄の短剣

50P

 魔道具作成  地図作成 鉄の長剣  魔法の杖(樫) 錬金道具(初心者用)

100P

 空間魔法 

300P

 時空魔法


凄い数字が並んだのはわかった。うん。比較する人がいなくて自分がどの位置にいるのか、全くわからない。ただ分かるのは、下手すると危険人物確定だろうなということだけ。フェンリルの王って…。

ルプスだけでも、やばいよ。


これは出来るだけ、自分の立ち位置を知るべきだ。謎の商人として色んな場所に現れるのか、テイマーとして早々に認められるか。ここの領主・王次第。戦争とかに借り出されるとか冗談じゃないからね。

最悪魔の森の魔女とかもあり?


まあ、後で考えるとして、付与魔法30P・聖魔法30P・・念話30P・錬金道具50P・魔道具作成50P・地図作成50P 残り1026P 

町へ行くのに、何も持ってないのはおかしいよね。

魔法の杖 50Pで残976P

とりあえず、こんなものかな。あとはノームたちが引っ越してきた時に考える。

 

これって、あ…ポイントというところを触れば項目が出るのね。便利。

さくっと交換。


あ、管理者さーん。偽装っていうスキルをあとで足しておいてください。ステータスみられて困るようなら隠すし。


お、タケルとルプスがどうやら帰ってきたみたい。

ポイントで交換したものはアイテムボックスにしまって、家の外に出た。


「おかえ…クリーン!クリーン!!」

悪臭放つフェンリルとか、威厳ないどころか狼のグールかと間違えるほど、神々しい銀がヘドロ色とか…。ダメだ一瞬にして鼻に付いた。

一体どこでこんなのつけてきたのさ。

「助かった」

「どうしてこんなことに?」

「ああ、俺はノームの住む場所がメインだったし、アイテム拾ってただけだから大丈夫だったんだけど」

「ルプス?」

「我の住んでいた場所が、あんなにも酷く変わるとは…。ダンジョンは出来たばかりで浅かったのだが、1番下5階層が沼になっておった」

「手前はただヘドロのようなただの沼なのだが、奥は毒沼のようだ」

「いやいや、ただの沼がそんなに臭いわけ無いでしょ。なんか変な魔物が住んでんじゃないの?」

「生まれる前かもしれん。奥はまだ広がる気配があった」

「まあ、無事とはいえない感じもあるけど、怪我なくて良かったよ。お疲れ様。ご飯食べる?」

「ああ、食うぞ!それを楽しみに頑張ったのだ」


ノームの為じゃなかったっけ?という疑問はおいておいた。お腹が空いているには違いないだろうから。私もお腹空いたよ。

じゃあ、食べようか。

「タケル、お肉余ってる?」

「ああ、2羽ほどなら」

「それも竈で焼いちゃうから、出して」


竈の上に鉄板らしきものを作る。

クリエイト

残り火に薪を付け足して、板が焼けるのを待ちましょう。

どうせなら外で食べることにして、クリエイト。

簡易のテーブルと椅子二つ。

テーブルの上には私とタケルの肉じゃがを持って、フェンリル達には下のお椀に盛り上げた。

何故かジュニアまでがみんなに習って、並んでいる。

まあ、いいか。食べ過ぎてお腹壊したら次からダメだって言えるし。

「どうぞ」


ルプスの皿は一分も立たないうちに、無くなった。

「はい、はい」

私が一口も食べぬまま、何回も繰り返し寸胴鍋半分残っていた肉じゃがは、すべてルプスの中に入った。もう一つあるけれど今日は頑張ったから特別だ。

タケルが出してくれたお肉も厚めにざっくり切る。

もう板も焼けているだろう。

上に乗せるとすぐに香ばしい肉の焼けるにおいがした。塩コショウだけでまず一羽分。

焼ける間に、自分の肉じゃがを駆け込む。

思ったより肉の臭みもなくて、食べやすかった。お肉はまあ、ちょっと固いかな。


あ、裏返さないと。

固くなるお肉ならさっと焼くぐらいがいいだろう。今まで生で食べていた子達だし。

焼けたよ。

言う前に空いたお皿を加えて、待っていた。

そんなの君達どこで覚えるわけ?

「熱いから気をつけてよ」

大・中・中・極少とお肉を切り分けて乗せた。

「タケルも食べる?」

「そうだな。折角だから食べてみる」

「じゃあ、はい」

「どう?」

「こういう食べ方もいいな」

ルプスは?と聞くまでもなく、お肉の無くなった皿を見て悲しそうに俯いていた。

これは早く町に行ってお肉裁いてもらわないと、一角ウサギがこの辺りから絶滅するんじゃないだろうか。なんせタケルが捌けるのがそれくらいなのだ。

小屋から屋敷に変貌した家を見て、ため息を付いた。

行きますよ、行けばいいんでしょ。

町に行ってお肉捌いてと言えるのが私しか居ないからね。


メルもお肉には反応していたが、流石にまだダメだと言い聞かせて。昼間焼いたホットケーキをアイテムボックスからだして、千切ってハチミツをつけたのを食べさせた。

「まま、ままー、おいち」

その声にいち早く反応したルプスは期待した目で私を見る。

「これは、私とメルの」

あ、またシュンとした。

仕方ない。残りのホットケーキ3枚だすか。

ルプスに一枚、兄達に半分ずつ、タケルに半分、残り半分はって?多分その半分はジュニアが食べるから、残りは私が食べるのだ。

これぐらい、ゆっくり食べたい。

「おお!なんだこれは!!うまいぞ。食べたことがない味だ」

食べたことがあったらびっくりだよ。

でも、美味しかったなら良かった。

「メルはもう少し食べる?」

「あい」

「ジュニア!それ以上はダメ!食べすぎ」

私の足を伝ってテーブルの上に上ろうとしているのを、止める。

「行儀が悪い。テーブルに乗る子には、あげません」

がーん。と漫画で縦筋が入っているのが見えるような気がするほど、絶望的な顔をした。

ジュニアの前世は人間だと言われても、納得しそうだ。

メルの食事も終わり、自分のご飯として残りを食べる。

うん、美味しいから食べたいのはわかるね。こっちの世界では甘いものは少なそうだし、そうそうにサトウキビを手に入れないと、5年は持ちそうにない。

それも町で調査してみないとね。

メルがうとうとしてきたので、家の中に入ることにした。


「ルプスは洞窟に帰る?それとも今日はここで寝る?」

「一度洞窟に帰って、明日から少しずつノームをつれて来る」

「わかった。その後のことは要相談ってことで」


ジュニアを残し、三匹は走り去っていった。

「タケル、後片付けは明日でもいいから。お風呂は入って寝よう」

その後はぎゃあぎゃあいうタケルをシャワーで洗って、私も久々にしっかりと洗い流すことが出来て満足だ。ジュニア・メアは何故か二人用と思われる桶があったので、簡単にシャワーで流すとそれにお湯を入れてあげて、堪能させた。

中々気持ち良さそうだ。

一番お湯で叫んでいたタケルもこの良さがわかったのか、満足げだ。


明日から忙しくなるからね。


お風呂から出てそれぞれに水を渡して飲ませたら、さあ寝るよ!

今日は皆でベッドに仲良く並んで、寝ます。

「おやすみー」


あ、タマゴに魔力忘れた。

起き出してタマゴを探す。

ベッドの反対側にどん!と鎮座してあった。

ごめんね。忘れていたわけじゃないのよ?そのー存在感がでかいのが多くてー。

もう寝るだけだけだら、たくさんあげる!

早く生まれてきてね!

今度こそ、おやすみー。

次回『焦るタマゴとポイント交換』

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