大目に見てあげましょう
今から40年近く前のこと。
それまで福岡にありましたチームが埼玉に移転した際、
当時。その球団のオーナーのかたが
選手に対し支払われている給料の安さにビックリされ、
たしか全ての選手の年俸をアップした。
と言う話があったと記憶しているのでありますが
その対価として選手に対し提示したのが
副業禁止
と言うモノでありました。
逆に言いますと
それ以前は
副業
と言うモノを行わないと
生活することが大変であった。と……。
昔、聴いたラジオ番組の中で
オールスターの賞金の使い道について尋ねられました
球界を代表される名プレーヤーのかたが仰られた言葉は
どのようなものであったのか?
と申しますと
(……貯金に回すので精一杯でした。)
と言うモノでありました。
プロ野球選手。
その中で
試合に必要とされる
一軍に登録される選手のほぼ全員が
当たり前のように3000万円以上の年俸が提示されるようになりましたのは
ここ15年前後の出来事でありまして
今では億単位の年俸の評価を受けているポジションの1つ。
9回のマウンドの役割を担われ、
2年連続でタイトルを獲得されました投手。
しかもその当時は下手しますと6回から9回まで投げることもザラであった時代。
3年で使い捨て
と称されていましたクローザ-のかたに対し、
2000万円にも満たない金額が示され、
先発転向を直訴した。
と言う出来事があったのが
今から25年前(下手すると今よりも物価の高かったバブル期)の話であります。
では当時のかたがたは足りない分をどこで補っていたのか?
となりますと……。
の1つが
お得意様。
ここしばらく
とあるかたに関する報道を見る機会がございますが
今の選手の給料を考えますと。
ではありますが
個人的な感想を述べさせて頂きますと
(……大目に見てあげて良いと思います……。)
支援する立場のかたの
本業に対するモチベーションの1つにもなりますし。
自由に使うことの出来るお金を産み出すために
「支払い」
のリスクを背負ってでも
自営で仕事をされているのでありますから。
あとは個人的な付き合いで本業が……。
と言われないように
選手は結果を残しさえすれば。
……なのではありますが
(……これが一番難しいんですよね……。)