本日の天気です『シオリマタハアキナ』でしょう。
お姉さんと話している内に仲良く成り、私からは‥‥
「詩織ちゃん」
お姉さんからは‥‥
「舞お姉様」
と呼び‥‥
「姉貴の名前は明菜ッスよ‥‥」
その度にポチが力なくつっこむ。
「ちょっとポチッ!そんなツッコミで新人賞を取れるとでも?」
まったく、ノリが悪い人はこれだから‥‥
「ねぇ、詩織ちゃん」
「はい、舞お姉様」
見詰めれば見詰め返してくれる‥‥ノリいいねぇ〜
「はぁ〜、姐さん何回これを繰り返すんスか?」
「奴の首を取れる迄に決まってんでしょ!」
「話が変わってるんスけどッ!」
‥‥あれ?
「まぁまぁ、舞お姉様もポチも落ち着いて、ねっ♪」
「姉貴は俺の事、名前で呼んでくれよ‥‥」
間に入ってきた詩織ちゃんが落ち着いけって言うんだけど
私は、落ち着いてるのよねぇ
まっ、ここは黙って頷きますかね。
「それじゃあ話すわねぇ、まず舞お姉様のお話しによると、
学校にいたのは恋人を奪った宿敵をヤるためよね?」
「うむ、その通り」
「ポチが舞お姉様を連れてきたのは、
ソバットを極められて惚れちゃうドMちゃんだからよね?」
「ちげぇーよ!空腹で倒れたからだ!」
驚きだねぇ、ポチが助けてくれたんだ!
「礼は言わないよ」
「そんなの、期待してねぇっスよ」
悟った顔をして遠くを見詰めるポチ‥‥若いのに苦労してんのね、アンタ
「コホン‥続けるわよぉ~?」
「「どぞっ!」」
一度、咳払いをして話を中断した私達に笑顔で聞いたけど‥‥笑顔こええぇ!!
「舞お姉様に提案です!」
「提案?」
「はい、わたし明菜がお手伝いをしますね♪」
えっ!ちょっと待ってよ‥‥
「詩織ちゃんじゃ無いの!?」
「ツッコミ処はそこっスか!?」