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サトシ先生は美しき十代の乙女に手を出さない  作者: 白神ブナ
第二章 一年二学期

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第47話 学年会議

 夏休み明け前、職員室では学年会議が行われていた。


学年主任の藤原先生から、一年生の担任教員を集めて二学期の行事についての説明があった。

まずは、防災訓練について。


「では、夏休み明けの行事から説明していきたいと思います。まずは避難訓練ですね。九月一日が防災の日になりますので避難訓練があります。これは全校生徒対象ですから、詳しくは教務の五十嵐先生から伝達があると思います。防災ヘルメットの点検を今一度しておいてください」


防災ヘルメットの点検も教師の仕事だ。

サトシは、こういう細かい作業は嫌いではない。



次に体育祭について。


「次はですね、夏休み明けから体育祭に向けて練習が始まります。担任は特に指導の必要はありません。体育の授業時間を使いますのでね。ただ、応援合戦はクラスごとに生徒たちが考えるものになります。応援合戦についてホームルームをお願いしまーす。体育祭当日は、教員は全員、早朝出勤です。がんばりましょう」


早朝出勤という言葉で、藤原先生は少し笑った。

ここは笑っていいところかなと思って、サトシも笑ってみた。

すると、藤原先生に睨まれた。


(なんだよ。うけ狙いじゃなかったのかよ)


次は文化祭について。


「そして、いよいよビッグイベント。白金祭ですね。で、こちらの出し物ですね。各クラスでジャンル分けして被らないようにしたいのでね、気をつけてくださーい」


文化祭を白金祭ということを初めて知ったサトシにとって、白金女子学園の文化祭のやり方がわからない。

さきほど、藤原先生に睨まれたばかりだ。

ここは名誉挽回で、質問を投げかけてみた。


「ジャンル分けは、決まりがあるんですか?」


「特に決まりはありません」


(おい、おい、もうちょっと答えに具体性を持たせてほしい)


「生徒たちから自由に企画を出してもらって、クラスごとに複数のアイディアを教務に提出してください。その中から、教務のほうでジャンルが被らないように許可を出します」


「すみません。よくわからないので、白金祭りの過去のイベント資料などがあったら、見せて欲しいのですが」


「そうですね。サトシ先生は、ここは初めてだから、工藤せんせ……は育休か。じゃ、古松川先生、サトシ先生に教えてもらっていいですか?」


「わかりました」



最後は学業について。


「一年の二学期は、授業に付いて来れる生徒と、付いて来れなくなる生徒の二極化が始まる時期です。ここで苦手意識を持ってしまうと、なかなか上にいけません。生徒たちの様子のよく注意して、指導をよろしくお願いしまーす」


ここは教師の腕の見せどことだ。

サトシは英語の授業で付いて来るのが大変そうな生徒に対し、早めの対応をしようと決めた。

さらに、藤原先生は続ける。


「学期末には、三者面談で文系か理系かの希望を聞いてください。それを参考にして、二年生は文理でクラス分けですからね。保護者の方と生徒の希望を聞いて、わたしら教員はしっかり進路指導しましょう」


二学期は教科でも重要な項目が多いうえに、学校の行事も多い。

サトシにとって、忙しい二学期になりそうだ。



いかがでしたでしょうか。


「面白い! サトシ先生が気になる」

「この続きはどうなるの? この先の美柑を読みたい!」

「サトシ先生、更新したら通知が欲しいです!」

「先生、応援の仕方を教えてください」


「では、先生から応援する方法を教えましょう。

面白いなぁと思った生徒は、こんな方法があるからよく聞くように。

ブックマークや、『☆』を『★★★★★』に評価して下さると作者のモチベーションアップに繋がります。はい、ここ重要ですからね。テストに出まーす!わかりましたかー?」


「はーい」


「よろしく頼みますよ、みなさん」




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