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で?祝福はどうした?

 なんか気が合うかも?な王様と

 なぜか家族で一緒にお茶してます。


 王様に久しぶりに会いたい!と乞われて、両祖父母も兄たちも姉も勢揃い!


 素晴らしいスピードで全員が登城したのにビックリな私でしたが、聞いたら王家だけが使える特別な転移門を使ったらしいです……。


 おまけに王様もご家族を呼んでくれて、王妃さまに王子さまや王女さまにまでお会いすることができました。


 親戚だとわかっていても緊張するなぁ。


「おば上は孫だと言うのにライネリアに精霊の話をしなかったんですか?」


 かなり気になっていたのか?挨拶が終わったタイミングでいきなりこの質問ですか!?

 まぁ私も気になる。


「ネリはまだ小さいから早いかと思ったのよ?まさかネリが契約したのが精霊だなんてわたくしも聞いてなかったわよハイネン?」


 えっ?とうさま、話してなかったの?


 この場にいた全員の視線が父の方に向けられている。

 父は焦ったように汗を拭うふりをして誤魔化そうと頑張ったが、母がバン!と背中を叩いたために前のめりにソファーから落ちてしまった。


「いやぁそのぅ。ネリが可愛くて毎日見てるだけで癒されて、つい話すの忘れてた。母上、怒らないでくれ…。」


「まったく困った子ね。ネリもごめんなさいね、聞いていたらもっと神官たちにも対処できたのに、かわいそうに大変だったでしょう?」


 フィーリアおばあさまが心配そうにそう言うけれど、私は楽しかったし大丈夫と答えた。

 フィルネおばあさまは私の返事にクスッと小さく笑ってくれた。


「フィーリアも精霊と契約したせいで大変だったわよね?神官たちに追いかけ回されて激怒して、結局神官たちに精霊をけしかけて追い払ったのよね!あのときは楽しかったわ♪」


「もう!笑い事じゃないのよフィルネ!それにけしかけてなんかないわ。ルイスが怒っちゃったのよ!」


「ルイス?おばあさまの守護精霊ですか?」


 楽しそうに話すおばあさま達につい口を挟んでしまって、あわてて謝る。


「良いのよ。気になるわよね?私の守護精霊はルイスよ。私もネリの精霊たちに会わせてもらえるかしら?」


 そう言って、フィーリアおばあさまは影に向かってルイスと呼びかける。

 すると、影からふわっと白い毛玉が躍り出た。


「わぁ!ふわふわのねこちゃんだぁ!かわいい♪」


 ラグドールのような大型でふわふわもふもふの猫だった。


 私も負けじとリリとロロを呼ぶ。

 ふたりは嬉しそうに出てきてくれた。


「まぁ。綺麗な青い鳥に強そうなわんちゃんね♪」


 おばあさまたちが感心したかのように声をかけてくれる。


「リリとロロだよ!わたしの守護精霊です。契約したときは妖精だったんだけど、いまは精霊なんだって。」


 リリとロロはルイスを知ってるみたいでお互いにちょっとあいさつしてた。


「ルイスも最初は妖精だったのよ?知らない間に精霊になってたの。不思議よね?」


 なんておばあさまと話したり、王様たちも契約妖精を見せてくれたんだよ!

 王様のはでっかい金色のライオンだった!カッコいいなぁ♪


 みんなと一緒の初めてのお茶会はとっても楽しかったけれど、お開きになってみんなで帰ろうってなった時に、ふっと思い出しちゃったんだよね…。


「わたしのしゅくふくは、しなくていいの?」


「「「あぁぁ!!」」」


 ってことで、急遽、私と父だけが王城に残って、翌日改めて王城にある神殿で祝福を授かることになりました。


 ちょっと不安でさみしいけど、家族が王城の特別な転移門で帰っていくのを見送り、その夜はとうさまとおっきなベッドで寝ました。


 とうさま。

 筋肉固すぎて腕枕がちょっと辛い。


 こっそり離れて胸もとにくっついて寝ました。


 明日は平和だといいなぁ。

 あと、早く家に帰りたい。

読んでいただけて

ありがとうございます。

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