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3才になりました。

あけましておめでとうございます。

元旦からの地震にかなり驚きました。被災地のみなさまのご無事と復興を願っております。

 知恵熱で寝込んで3日。

 回復しても赤ちゃんだから寝てるしかないままに一週間くらい?


 私はひたすらにいきなり脳内に注入されたかのような膨大な知識を消費し続けていた。


 精霊のリリとロロと契約したことで、与えられた祝福のほんの一部らしいのだが、生後3ヶ月ほどの赤ちゃんに理解しきれる量ではないと思う。


 そこをふたりに追求したら、あるじは普通の赤子ではないから大丈夫と言われ、さらにまだ一部なんだが?なに言ってんの?な視線を浴びてしまった。


 ちょっと凹む。

 確かに地球の記憶持ちではあるが、この世界ではまだ赤ちゃんなんだよ!

 もぅちょっと優しさをぷりーず♪


 とにかく、ふたりのおかげで何となくだがこの世界や国での処世術的なものや、簡単な常識までは理解した。

 その他の詳細な知識は一端頭の中の引き出し的なものに詰めてみた。

 想像したら本当に引き出しが山ほどある棚が目の前に現れてびっくりしたが、リリによるとこれは私独自の魔法だろうとのことだ。

 たぶんだけど、マジックバック的な?異空間収納的なものを私が応用して作り出したらしい?


 まぁ便利だし良いかな。

 異世界だなぁ~うん。異世界だからなぁ~仕方ない。


 キャパオーバーで寝込みつつも私は頑張ったのよ!と思うしかない。


 何やかんやで時は過ぎ、私は普通に順調に育っていった。

 時々庭でリリとロロ以外の妖精たちと遊んだり、こっそり魔法を習ったりしながら、ちょっと過保護な兄姉たちと両親と屋敷の使用人や騎士たちに愛されて過ごす日々は、私が生き直すなかで最高に幸せな日々だった。


 そして、私は今日3才になった。


 この国では3才になると王都の神殿に日本で言う戸籍的なやつを登録して祝福を受ける行事があるらしく、私も両親と一緒に王都に行くことになった。

 兄たちと姉が自分も行きたい!と喚いていたが、父が隙を見て私と母だけを連れて馬車を出してしまった。


 王都までは辺境地からは3日ほどかかるので、今回は隣の領地にある転移門を使うのだと聞いた。


 初めての馬車、初めての景色に大興奮な私はあっという間に隣の領地に着いたことにちょっと不満だったが。


 いかにも異世界な転移門にも感動し、初めての転移にちょっと気分を悪くしつつも、なんとか無事に王都にたどり着いたのだった。


 王都はとてもにぎやかで人が多くてびっくりである。

 ここがこの国の中心地。

 国王さまが住むお城も見える。


 現在の国王は15年前に即位したまだ若い王さまらしい。

 名前はアーネストさま。

 守護妖精は獅子。


 この知識もリリとロロに貰ったものだが、まぁ関わる事は無いだろうと、この時は楽観的になっていたのを、のちほど嫌と言うほど後悔する私だった。



「さぁ、神殿に行くぞ!さくっと終わらせてとっとと帰ろう。辺境と違って騒がしすぎて好かん。」


 どうやら父は王都が嫌いなようだ。

 転移門の近くで待っていた我が家の紋章付き馬車に早々に乗り込んでしまった。


 私はもう少し街並みを見たかったが仕方ない。


 馬車はしばらく走るとすぐに止まった。


 先に降りた父の腕に母から移動しながら見上げたのは、真っ白な教会風な建物。


 これが目的の神殿?

 もっとギリシャ的なやつかと思ってました。

 まぁ確かにデカイし神殿と言われたらそうなんだろうけど、まだまだ異世界は慣れないなぁ。



読んでいただけて

ありがとうございます。

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